先週末、ミネラルフェアに参加した師匠は戦利品を飲み会の席で友人たちに披露。
「これ、温石?」とか「あ、川で投げる石でしょ」などと散々な言われよう(笑)
たしかに、ラブラドライトというその石はストーンマッサージにぴったりの形状。
全く興味ない妻でももう少し暖かい反応してあげてるのに、世の中の反応はそんなものかも。
その昼間ミネラルフェアにお供せず、私は東京国立博物館の常設展をじっくり。
先日の群馬の古墳群に感動してから、埴輪づいていたので国宝の武人埴輪を見に行ったのに、
上野にいると思ったのにいなかったー!群馬に里帰りしてたのかな?
久しぶりに古代史の本などを読み返していたら、
久しぶりすぎて私の学生時代の頃の古代史と大きく変わっていました。
春頃、山川の日本史教科書を読んで高校日本史の違いは分かったけど。
テレビを見ていたら、鎖国はしておらず、ペリーは開国ではなく開港を要求していたというネタをやっていた。
幕府の対応は恫喝に屈して開港したものではなかったとも。それは明治政府による歴史の操作でした。
明治維新神話のせいで、江戸時代と幕府が不当に落とされている気がしていたから溜飲がさがる。
そうそう、歴史って後からいくらでも評価はかわる。事件も見方によっては逆の顔を見せる。
日本書記をざーっと読んで、その後適当に図書館で古代史の本を借りてみる。
それらがたまたま極端だったのか、なんだかわけがわからなくなってしまいました。
○○は✖✖だったとか、□□は架空の存在とか。
越王朝がヤマト王朝を倒したとしているものや、
先日読んだ日本書記で欽明朝(継体の息子)がやけに百済と交渉ばかりしてることを不思議に思ったけど、
って読んでしまうとなるほどねぇーと思ったりして。
素人ながら古代史をかじっていると、半島との関係って無視できない。
途中で王朝交代もあったんじゃないかな。
歴史書って、後代の為政者に都合よく書かれていて真実を反映しているわけではないし。
現時点での定説って何を読めばわかるのかしら。
最新の通史を借りてこなくちゃ。
まず、今の通説、定説を抑えてから、新説や異説を読まないと順序が逆になってしまったので、
なんだか混乱しています。
ネットで検索するとすごーく真面目に調べた方々が色々なことを書いていて余計混乱してしまいました。
まあ、試験に出るわけじゃないから、私がこの説が好みだ!と思ったものを支持していればすむのだけど。
一応、常識としての定説は知っておきたい。