しゃおれんの旅日記

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御陵印を頂きに参りました

御朱印や御城印などお参りの記念になるスタンプが流行っていますが(お城は参るものかはさておき)、
古代史好きな私が見つけたのは「御陵印」

 御陵印とは

天皇陵にはそれぞれ御陵印があるのです。

平安時代以降合祀されているものについては一代一つの印ではないので、

歴代124代のうち天皇の御陵印は93、神武天皇以前の神代3代とあわせて96印あります。

これらが、96印をそれぞれ周って集めるとなると大変ですが、なんと全国5か所の陵墓監区事務所に伺うだけで揃うのですから、ぜひとも集めたい!

これまで知らなかったのですが、戦前から存在していて集めている人も実は多いようです。

応神天皇陵(誉田御廟山古墳)などこれまでいくつか御陵をお参りしてきましたが、今回は特に御陵印を頂くことをメインテーマに旅行をすることにしました。

 

※ざっくり解説すると、

古墳:古代に造られた墳丘墓。日本各地、中国や朝鮮半島にもある。豪族の墓なども含む。

御陵:歴代の天皇や皇后、太皇太后、皇太后が祀られている所を御陵または陵という。宮内庁が管理しています。

陵墓:そのほかの皇族の墓と御陵を合わせて陵墓といい、宮内庁が管理している。

考古学的に、〇〇古墳が本当に○○天皇陵かどうかという問題は今回は考えず、陵墓監区事務所に御陵印を頂いてきました。

 

あると便利なもの

御陵印は無料でいただけます。

が、御陵印は専用の御陵印帳に押したほうが便利です。

どんな紙に押印してもいいのですが、自分で第何代・〇〇陵などを整理しておくのは結構大変です。

5ヶ所の陵墓監区事務所は即位順の区切りではないため、専用の御陵印帳があったほうが便利だと思います。

ネットで見たら、豪華な装丁の御陵印帳や、布に押印したものを掛け軸に仕立てたものなどもあって、熱量の差を感じます。

そして、事務所には紙や朱肉など一切無く、販売もしていないので、自分で必ず用意してください。

 

私は、簡単なガイドブック付きのこちらを購入。

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御陵印帳は蛇腹式です

 

朱肉とウエットティッシュと当て紙は必須

ガイドブックにありましたが、監区事務所の朱肉の状態が悪いこともあるそうで、そうなるとせっかく来たのに押印できないということもあるため。

私は朱肉が薄いところは、印泥を使い押すことが出来ましたが、慣れなくて綺麗に押せなかったので、マイ朱肉を持って行った方がいいです。

 

また朱肉で周囲を汚さないためのウエットティッシュや、御陵印を押印した後は当て紙があったほうが絶対にいいです。

慣れないためか、結構手に着きました。御陵印帳もちょっと汚れてしまったし。

 

あったほうがいいもの歯ブラシとか楊枝とか

それと印影が埋まっていてはっきりしないところもあるので、歯ブラシや楊枝とかあった方がいいかも。

私は事務所の方に必要なく遠慮して、早く終えなければ、と思ってどんどん押していましたが、

待っている人がいなければ丁寧に印泥の繊維とか取れば良かったと後悔しています。

 

もう一つ後悔しているのは、試し押し用の紙があったら良かったです。

持っていた要らない紙に試し押しをしていましたが、コピー用紙と御陵印帳の紙質が違うので、押してみて力加減が違った!ということがあります。

それと、失敗した時に押す白紙があれば良かったなぁと。

 

私は御陵印帳の余白ページに押しましたが、ちょっと後悔しています。

 

参考図書

史学科卒業、教員免許を所持しているとはいえ、古代史以外の天皇については有名な方しか分かりません。後醍醐天皇後水尾天皇とか孝明天皇とか。

なので、移動中など予習・復習をしていました。

検索すればいいじゃないかと思いますが、やっぱり系統だって調べてから行ったほうが何倍も面白いと思います。

 

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本はお好みで

 

今回2泊3日の旅で奈良・京都の4ヶ所の陵墓監区事務所を周ることができました。

事務所に直行するのではなく、陵墓にお参りすることもお忘れなく。

それぞれの旅についてはこれから書いていきたいと思います。

 

後は、東京で大正天皇昭和天皇の御陵に参拝してから印をいただけば完成です。