しゃおれんの旅日記

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北海道登山だけでなく観光もしました

先月の北海道登山遠征では、登山だけでなく観光もしました。

斜里岳雌阿寒岳と二日続けて登って一日休みにした清里町と、
大雪山十勝岳と二日続けて登ってその後ニセコに移動する間に余市に寄ったりと。

その中で、印象に残っているところをお届けします!

師匠(夫さん)がこの旅行で一番印象に残っているのが、きよさと町にある「さくらの滝」だそうです。
ヤマメが海に出て大きくなって戻ってくると「サクラマス」というのだそうですが、
そのさくらますが6~8月にかけて産卵のために遡上してこの滝を越えていくのが見られるのです。
泊ったロッジのオーナーさんに寄れば「1割くらいは超える」というのですが・・・

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何度も何度も、何匹も何匹もジャンプして滝にあたってはね返されるのを見ていました。
でも、この日は雨が強くて水量が多いのか、滝の勢いが強くて一匹も超えるのを見ることはできませんでした。
初めは、応援していたのですが、だんだんせつなくなってしまい、みていられなくなってしまいました。

動画も撮ったのに、アップの仕方がわからないーーー。

ぜひ、自分の目で超えるところを見てください!



それと、師匠が気に入ったのが秘境の露天風呂「川北温泉」です。
ここも清里町のロッジのオーナーさんに教えてもらったのですが、
すれ違いも難しいくらいの林道を5キロほど進むとあります。まさに秘境。

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かつては旅館があったそうですが、旅館が撤退してお風呂だけ残されて無料で入れるとか。
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↓こちらは女風呂。硫黄が強いのにかけ湯が出来なそうだったので、私は入らず。

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誰もいなかったので、師匠がぱぱっと入るというので男湯に行って見ていました。
いきなり、手桶でざばっと大事なところにお湯をかけて「熱っーーー!」と言うのを見てビックリ。
普通、手か足で温度確かめてからかけないの?「大変なことになるところだった」と言ってたけど。
そばにホースがあって、川の水をひいているらしくホースを入れてぬるくしながら浸かっていました。
お湯は良かったらしいです。
自分のことを「慎重なA型」といい、私のことを「適当なO型」と言うけどどうなんでしょう。



私が今回の旅行で一番良かったのは旭川「上野ファーム」です。
十勝ガーデン街道のどこかに行きたかったのに、途中で計画を変えて旭川泊にしたので十勝には寄らず。
でも、旭川市内にあるこちらの庭園はまさにイングリッシュガーデン!と言った感じでとても素敵でした。
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園内のお店には花の名前が写真付きでずらーーと紹介されていましたが、それ以外は雰囲気を壊さないためか園内に植物の名前は掲示されていません。関東では見たこと無いような植物も多く、北海道の気候にあう植物なのか、輸入の園芸品種なのか、珍しいものも多く、きれいに手入れされているし、「やっぱり園芸品種は高山植物よりも華やか」と思ってしまう。

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もっとたくさん写真を撮ったのですが、きりがないのでこれくらいで。本当に素敵でした。
また残りの百名山を登りに北海道に行くので、次は紫竹ガーデンに行きたいな。



ニセコへの移動の途中で、師匠がもう一度余市ニッカウヰスキーの工場に寄りたいと言う。
以前、友人たちと見学したときは途中から吹雪になり、ゆっくり見学できなかったので。
売店でお土産を選んだ後に、工場の出口まで車で送ってくださったほどの吹雪だった)
今回は自由見学にしたので、ゆっくり見られて、ウィスキーも選べたようでご満悦。
私はお酒飲めない人なのに、つきあってあげてできた妻だわ(笑)

少しだけどお酒も飲んでしまったので、運転する前にお酒を抜かなくては、と昼食と温泉に行くことに。
(ここまでは実は前置き)

余市で温泉、ということで調べていたら見つけたのが「余市川温泉」
宇宙飛行士になった毛利衛さんのご両親が温泉をやっていて、その後毛利さんが宇宙飛行士になってから、
「宇宙の湯」に名前を変えたそうです。

1000円で、入浴料と海鮮丼とソーダがついてくるお得なセットがあると聞いていったのですが、
この日はたまたま団体さんが入っていたのか食堂が休みでランチはできないと断られてしまいました。
(入浴は440円でできました)

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スペースシャトルが今にも飛び立ちそうで思わず写真を。
お風呂は温泉と、日替わりでワイン風呂や漢方風呂などのお風呂と、超音波風呂、露天風呂、サウナとごく普通で宇宙観は特になく、安定したお風呂でした。


でも、お昼が食べられなかったので、お昼を食べるために余市駅前に。
以前来た時は、帰り吹雪でニッカの工場から駅までがすごく遠く感じましたが、見たらほんの一瞬。
中島みゆきの朝ドラの歌が流れていて、それだけが少し残念。

そして、入ったのが「はまカフェ」


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ランチプレート。このボリュームで800円。手作りのお惣菜で美味しかったそうです。
私ははまカフェうどん(500円)にしました。


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後方羊蹄山に登った次の日は札幌へ移動。その途中で「ふきだし公園」に寄りました。
羊蹄山からの湧水がふきだしているところで、冷たい水が大量に出ているからか
その公園の周りは涼しい風が吹いていて爽やかでした。
道の駅もあるので、団体さんが多かったです。みな湧水を飲む用に紙コップを持っていた。
私たちはペットボトルに汲んでおいしく飲みました。

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札幌では「サッポロビール博物館」でまたも工場見学もしました。開拓時代のビール作りって大変そう。
そして、初期のビールの高価なこと、驚きです。
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札幌では電車移動なので、安心して試飲できます。

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開拓ビールが一番おいしかったそうです。私は左端のリボンナボリンです。そういえば、関東ではリボンシトロンってもう見ない・・・懐かしく感じる。

夕食は定番のジンギスカン。食後のお楽しみに友人たちの話題に上っていた「ミルク村」というお店へ。
ここはソフトクリームにウィスキーやリキュールをかけて食べる少し変わったカフェ。


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お酒が飲めない私はほんの一滴くらいで、あとは師匠に。ソフトクリームが美味しかったです。


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それと、札幌のホテルにチェックインするときに「ハネムーンと聞いていますので、スィートルームをお取りしました」と言われる。誰がハネムーン?そういえば、JTBで予約するときに「7月は名前変わっているから新しい名前で予約しないとね」的な話はしたっけねぇ。でも、勤続30年のご褒美旅行券を使うおじさんに「ハネムーン」という言葉は似あわない。ロビーには他に中国人の方しかいなかったから良かったけど恥ずかしかったです。フロントの人も中年夫婦に驚いたのでは。
スィートルームに入ってみれば、食堂とリビングと内階段のぼって寝室と浴室が上。
リビングでテレビ見て上に登るのが面倒で「普通の部屋でいいよねー」「どっかの知事みたいに誰かと会議することないしねー」と思う。マッサージチェアを満喫したあたり小市民ぽい。

北海道は景色がきれいで、食事も美味しいし、(初日と二日目以外は)涼しくて良かったです。
今まで行ったことの無い場所にも行けて良かったです。
登山がらみで旅行することが増えてきたけど、登山も楽しみつつこうして観光もしたいものです。

とは、いうもののなかなか登山も旅行もとなると財政的に厳しいものが・・・
美術館や遺跡めぐりの海外旅行にもまだまだ行きたい私なので、やっぱり節約しないとダメですね。