今年の8月は雨が多かったですね。
そんな中先日友人たちが米沢観光の企画を立ててくれて、、
その前後に近隣の百名山を2つ登ってしまおうということで行ってきました。
金曜の朝5時に出た時は雨。
西吾妻スカイバレーはくねくねとして酔いそうです。
ロープウエイの白布湯元駅についたのは10時40分頃。
朝まで豪雨だったこともあり、下りもロープウエイとリフト3つを使うことにして(これで登山と言えるのか?)
チケットは往復3500円。(モンベルクラブの特典で3150円に割引)
師匠はチケットを買うときに「午前中に雨がすごかったので、登山道は川ですがいいですか?払い戻しはできませんが」と念を押されたそうです。
雪がないときのリフトは高さがあって怖くて一人じゃ乗れない。隣に師匠に乗ってもらうビビりな私。
リフトから見える花々にはプレートで名前がついています。
ロープウエイとリフト3つを乗り継ぐとなんと50分近くかかります。
雪がないときのリフトは急いで避けます。(係の人が減速してくれるから安全なのですが)
最後のリフトを下りると最短登山口。(11:48)
「トレッキング」登山案内とあるように、このルートは木道も多くてのんびり楽しめそうです。
が、下りのリフトは16時最終なのでのんびりしすぎるのは危険かも。
リフトの終点北望台から登山道はすぐ。
チケット売り場で言われたように「登山道は川」でした(笑)
プリトヴィッチェみたいーと気分が上がる。
今回は浅いので滑っても滑落の危険はないので怖くない。
至る所から水があふれてる。苔もあって好きな山。
開けたと思ったら木道。歩きやすいです。
登山道も整備されていて登りやすいです。
でも、木道以外8割がた「川」でした。
ロープはありますが、使わなくても大丈夫。急登はここくらいかな。
石の急登で水が流れていると滑りそうでちょっと怖かったけど、一瞬なので大丈夫。
また視界が開けたと思ったら木道が長く続いて池もあって明るい感じ。
早くここを歩きたくて階段を急いで降りる。
木道の後の道はやっぱり「川」
大きめの石も少しはあります。
きれいに整備された階段もこの日は「川」
もちろん「川」じゃないところもあります。
梵天岩
吾妻山神社。登山の無事を祈願。
白布温泉からは私たちが使ったロープウエイのコースだけでなく、若女平を通って山頂を目指すコースもあります。トレッキングコースでさえ、十分川だったので、普通に降りる若女平のコースはこの日は無理だったのではないでしょうか。
無人の避難小屋、西吾妻小屋で休憩。トイレもありますが、ハエが多くて引き気味。若いころ中国一人旅ではこれくらいきれいな方だったのに弱くなったな、私。
西吾妻小屋からは10分ほどで山頂です。
ここで転んだらキツイなーと心して進む。
やっと梵天岩まで戻ってきました(1:54)
行きは写真を撮らなかった大凹の水場(2:20)
この日はいろんなところが水場でした(笑)
リフト乗り場に戻ってきたのは2:53.休憩込みで約3時間。
怖い思いもしないし、ロープウエイとリフトで楽々で、木道を暢気に歩いてほんと楽しかったです。
こんなに水がなければ小学生でも安心かも。
体力はあるけど、やっぱりまだ技術的に簡単な山のほうが楽しいのかもしれません。
やっぱり、天気が良いって登山の基本かも。
道がレキレキしていないのも高ポイント。
水がたくさんあるのも私には好印象。
帰りはリフト乗り場にあった「安全の鐘」「希望の鐘」「幸福の鐘」を鳴らして帰る。
3つ鳴らすといいことあるそうです。
親切に「あそこに子ザルがいますよ」なんて教えてくれるけれど、動物嫌いな私は無反応。ごめんなさい。
ロープウエイの車掌さんが「この間も猿がロープウエイに乗りに来てねー、チケット無いからダメって言ったんですよ」なんていう冗談を言っていた。かなり頑張って言っているように見えて好印象(笑)
この日、ロープウエイと山で会ったのは私たち以外で3組くらい。
もっと早くに降りた人もいるとは思うけど、ロープウエイとリフトは赤字ではないかしらと心配してしまう。
この後、車で5分とかからない白布温泉不動閣にこの日は宿泊。
お部屋も温泉もお食事も良かったです。