しゃおれんの旅日記

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寒波の中で佐賀旅行①武雄温泉

最強寒波の底を打った木曜、ANAのキャンペーンで片道7000円で福岡空港へ飛び立ちました。

これが水曜発なら欠航もあったりして諦めもできたけど、木曜は運航状況を見ると福岡空港はちゃんと飛んでる。

週間天気予報を見ても、九州は北陸や東北ほどの激しい雪はなさそう。

でも厳しい寒さと山間部は雪というから観光できるかなあ。。。

まあ、いざとなったら働いていない私は延泊して振り替えてもらって帰って来ればいいんだしと思って出発。

 

石橋を叩いても渡らないくらい慎重な夫さんなら多分止めたと思うけど、私は怖がりなくせに向こうみずなので・・・

リレーかもめ号で武雄温泉へ

前から気になっていた祐徳稲荷神社のライトアップを見てから、武雄温泉に泊まる予定でした。

でも、福岡空港に着いたのが夕方4時(機材変更で少し遅れた)で、すごく寒かったので気持ちが萎えてそのまま武雄温泉に向かうことに。

博多駅からリレーかもめ45号で武雄温泉へ。

 

リレーかもめは座席がゆったりしていてシートごとに模様も違っていておしゃれ。

シートピッチが広い

九州の電車っておしゃれな気がする

約1時間の列車の旅ですが、車窓から見る外の景色はだんだんと暗く、寂しくなっていくので武雄温泉に直接行くようにして良かったと思いました。

武雄温泉駅では新幹線のかもめとリレーかもめ号が同じホームに並んでいてテンション上がりました。

乗換可能でした

リレーかもめ45号

顔はずんぐり

西九州新幹線もやっぱり鼻が長いのね

開業したばかりの西九州新幹線

いつか乗ってみたいものです。
計画しているのは、吉野ケ里遺跡→祐徳稲荷神社嬉野温泉→新幹線で長崎かな。

 

温泉街には遠いけど駅前で便利です

この日の宿は駅前のセントラルホテル武雄温泉。

温泉大浴場付き、朝食ブッフェも付いてセミダブルベッドで6800円はコスパがいいのでは。

 

武雄温泉のお目当ては市立図書館

backに見える猫耳のような山が御船山

スタバと本屋も併設されたスタイリッシュな図書館。

館内撮影不可

壁一面に本って実用的ではないけどかっこいいと思う

興味のある歴史書のコーナーに行きましたが、日本古代史は九州関連の本が多くて、邪馬台国九州説・九州王朝信じる派の私には読みたい本がたくさんありました。

これまで、旅行先で図書館に行くことはなかったので初めて知ったのですが、蔵書にも地方色って強く出るのですね。

これからは機会があったら図書館にも寄ってみよう。

年中無休で夜も9時までやっているなんて、我が家の近所の図書館分館の蔵書の頼りなさと比べても、本当にこの図書館は魅力的でした。

我が家の近所にもこの規模の図書館が欲しい!

隣にこども図書館もありました。こちらもおしゃれ。

 

図書館の近くの武雄神社には大楠があるとガイドブックで見ていたので気になっていましたが、ホテルでもらった地図には冬季はライトアップはないようなことが書いてあったので神社は諦めて、武雄温泉街に向かいます。

図書館から温泉街まで1.8km、寒くて自然と早歩きになったからか意外と近かったです。

 

道は広いのですが、人も車も少なく、街灯も暗くてなんとなく寂しい。

強烈な寒さがよりいっそう寂しさを強めます。

 

武雄温泉街

楼門

竜宮城のような楼門が見えてきました。建物は重要文化財に指定されています。

 

楼門の向こうには資料館と温泉があります。

重文の建物(資料館)

本当は温泉に入る予定でここまで来たのに、風呂上がりにホテルまで15分以上歩いていたら湯冷めして風邪引くかもと思い諦めました。

大衆浴場と貸し切りお風呂があります

大衆浴場の元湯は450円

こちらの人はみんな車なんだなーと思います。

温泉も、さっきの図書館も駐車場は車がいっぱいでした。

 

温泉はホテルの大浴場でゆっくり浸かってきました。

せっかく有名な温泉地に来たのに、ホテルの大浴場に2度入っただけ。

 

これまで真冬に国内旅行をすることってなかったけど、寒いと動く気にならないし、天候が心配になるからあんまり良くないなと思ったのでした。

雪を見たことがない東南アジアの人ではないので、旅行中に小雪が舞って憂鬱でした。

 

思えば昔、真冬に北海道に行った時も、飛行機が飛ぶかどうかでハラハラしたのでした。

私たち夫婦と友人家族は先に現地入りし、小樽や余市を観光していたら吹雪になり、仕事終わりに合流するはずだった友人の一人は来れず。

もう一人は「空港から市内までの列車が動いてないかもしれないけどそれでもいいなら乗ってください」と言われて、飛行機乗って来た。彼女が合流した時は夜中で、私と別の友人家族で待っていて(夫さんは寝ていたけど)夫さん提供の余市ウヰスキーでお迎えしたのですごく感謝されたのでした。余市の原酒なんて最近では手に入りにくくなっているので、あの夜のことは今でもたまに話題になります。

夫さんはウィスキーに凝っていたなあと思い出しては切なくなります。

 

 

今回の旅行は色々私らしくない趣向を試して見ました。

続きます