一週間雨が続いた後の日曜に甲武信岳に登ってきました。
登ってみた印象は「この山って女子にお薦めなんじゃないかなー」です。
その理由として、キツイ坂(急登)が無い
(全く無いわけじゃないけど、山頂までのほんの一瞬程度)、
千曲川沿いをなだらかに登っていくのでハイキング気分です。
沢の音と森の中を歩くのは森林浴ということでマイナスイオン満載なのではないでしょうか。
途中の橋もちょっとドキドキで吊り橋効果が望めそうです
(女子だけで来ては効果無し)。
尾根歩きはないので見晴らしは山頂からしか望めませんが、
山頂からは富士山や八ヶ岳が見えてとてもきれいです。
何より、登山口の毛木場駐車場と甲武信小屋のトイレは水洗できれいです!
写真を撮ってきたので、振り返りつつご案内します。
一週前に登った友人は早朝都内を出発したものの渋滞で時間が足りなくて
水源地標までしか行けなかったそうなので、
私たちは前日夜登山口の毛木場駐車場で車中泊。
20台くらいの車が止まっていました。
灯りが全く無いところってあまり経験したことないので少し怖くもあり、
星空がきれいで月明りが意外と明るいことにも驚く。
(なんだかんだ言って東京出身なもので)
翌朝5時に起き、師匠がコーヒーを淹れてくれて暖かい朝食を食べ6時出発。
遊歩道といった感じのスタートです。
前日まで雨が続いたのでいたるところから水が流れてきます。
千曲川も激流。いつもこんなに激しいのでしょうか?
珍しく両側の緑がせりだしている道。
ほとんどが遊歩道のように広いか沢沿いの道でした。
よく整備されていて、木の階段やハシゴ、橋なども安心な感じ。
ただ、やはり雨のせいか水が多く、石を渡らないといけない場所が多かったです。
そうこうするうちに滑滝に到着。コースタイムは1時間45分ですが、私たちは写真を撮りながら来て1時間30分。
緩やかな滑滝がかすむほど、沢や他のところから
小さい滝のようなものがあった今回のコース。
キノコや苔もたくさん生えていて、苔好きとしてはたまりません。
橋が何回かあったのですが、ここ↓は怖かったです。
滑ったら下の激流に落ちそうで、
右の低いほうの古い橋を渡りたかった。(腐ってるから無理だけど)
↓帰りもやっぱり慣れず、腰が引けまくりでした。
↓こんな標識があちこちにあって不安を解消してくれます。
コップが鎖でつながれていました。
登山口からのコースタイムは3時間5分。
私たちも3時間かかりました。朝9時に到着。
水源地標を過ぎると一瞬キツイ登りとなります。
ここから山頂までは1時間とあります。
登り終えると尾根に出たようです。
尾根を少し行くと岩場。でも、もう山頂はすぐです。
10時に山頂に着きましたー。休憩込みで4時間かかりました。
コースタイムは休憩なしで4時間とあります。
山頂からは富士山が見えます。
山頂では多くの登山客の方がカップラーメンを食べていました。
そういうものなのでしょうか?
甲武信岳のピンバッチを買うため、そしてトイレに行きたくて甲武信小屋へ行きます。
下り15分、登り20分とありますが、私は下り10分弱、登り10分で行けました。
ここのトイレはきれいで嬉しかったです。小屋の裏手に荒川水源の碑が。
(実際の水源は離れているそうです)
小屋から登ってきたら山頂は霧に包まれて何も見えず。
ほんの30分くらいの差でこんなに変わるのですねー。
山の天気は変わりやすいとは聞いていましたがビックリ。
お昼は山頂でパンを食べる程度。少し休憩して11時下山開始です。
行きは師匠に合わせてゆっくりペースで上りましたが、
帰りはサクサク降りていったので、
11時30分水源地標、滑滝12時15分、1時25分には登山口の駐車場に着きました。
コースタイムでは3時間20分ですが、2時間半程度で降りてきました。
ちょうど、団体客も十文字峠コースから降りてくるのを見たので、トイレに先に入りたくて団体さんの前をダッシュ。
(ダッシュできるほどの余力が残るコースで良かったー。シニアの皆様に「若いわねー」と褒められる。それとも、よほどトイレに間に合わないと思われたかも)
気持ちの良いコースなのでお薦めしたいのですが、唯一心配なのが、
このコース、けっこう長いです。ピストンで7時間半。
次の日私は筋肉痛にならなかったので、それほどキツイコースではないですが体力無いと厳しいかな?
さて、登山の後のお楽しみは温泉。今回は清里アクアリゾートの天女の湯へ。
すいていてゆったりできました。ここからも富士山が見えましたよー。
この後、須玉ICから千葉まで帰るのですが、3時半に温泉を出て小仏トンネルの大渋滞にハマり、家に着いたら9時。中央道ってどうしてこんなにいつも混むのかなー。山から千葉は遠いよー。