しゃおれんの旅日記

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「徳川美術館」でお雛様に感動

名古屋マラソンに出場するため名古屋を訪れたとき、
ちょうど徳川美術館で「尾張徳川家の雛まつり」展が開催されていました。
4月5日まで開催されています。
その後は「国宝初音の調度―日本一の嫁入り道具」展が開催されるようです。
予告の写真だけでキラキラに魅了されます。
 
姫君たちのための雛人形やお雛道具が揃っていて、もう本当にうっとりでした。
(写真撮影不可なので、画像一切無しなのが淋しいですが)
お内裏様とお雛様だけでなく、三人官女や左右大臣、お道具などをずらりとそろえるような形になったのは
江戸時代の頃からで、それでも初期の頃は段飾りではなく平たく並べていたとか。
 
志村家旧蔵の御殿飾りは、寝殿造りのような建物で、その内装もものすごーく手が込んでる。
福君さま(五摂家筆頭近衛家から尾張徳川家にお輿入れ)の「菊折枝蒔絵雛道具」の鏡台なんて、
隣に並んでいた本物の鏡台のそっくりそのまま小さくしたみたい。
筝の琴、お着物、輿等々細かいモノもすごく丁寧。
 
師匠は飽きたらしくさっさと見ていたけれど、私はうっとり。
 
こういうのって、職人の誇りとか意地なのかしら。
前に新宿の文化服装学院の美術館でもお雛様を見たけど、
やはり超絶技巧に感動しました。
お雛様の道具なんて、実用性皆無で道楽のものなのにここまで極めるって・・・
 
この徳川美術館は、お雛様だけでなく
徳川家由来の品々が他にもたくさんあります。
弓の名手に家康が「天下一」と書いた矢入れの蓋とか甲冑とか、
お茶道具、青磁の香炉などなど・・・
源氏物語絵巻」は国宝なので、印刷されたレプリカが見られます。ぷぷっ
大満足でしたーーー。
 
この徳川美術館のあと、名古屋ドームまでゼッケンを受け取りに行こうとしたのですが、
歩けなくもないけど疲れるのが嫌でタクシーに乗ったら、
タクシーの運転手さんが、「明日はマラソンのせいで商売ができない」とお怒り気味。
私がゼッケン受け取りに行くって浮かれて言ったからなのかなんとなーく遠回りされたかも?