しゃおれんの旅日記

インフラ等は記事を書いた時点のものです。現在の状況はご確認お願いします。

杜の都仙台に来たよー

青森の後は秋田に抜けるはずが、リゾートしらかみが運休中なので金木も含めて次回に延期。仙台に戻ってきました。

実は仙台に降りるのって初めて。

青森から来たら、仙台ってものすっごく都会。

地元愛あふれる羽生選手 和服の演出いいわー

駅の観光案内所に入ったら羽生結弦くんのパネルがあって「仙台だわ」と思う。

 

 

観光の前にホテルに荷物を預け観光開始です。

今回はモンテエルマーナ仙台ホテル。

女性専用フロアで、ルームキーがないとフロアに入れません。

大浴場もあってよかったです。

それにしても、人が多い。駅も大きいからバス停を探すのも大変。

るーぷる仙台一日券は要注意

仙台で見たいところは、周遊バスのるーぷる仙台で行けるので、まず西口バスターミナル16番に向かいます。

一日券620円、地下鉄共通一日券は920円。

割引もありますが、それほど乗らないならその都度260円払ってもいいと思います。

私は地下鉄も乗るからなーと、地下鉄共通券を買いましたが、割引もあってなんとか損しなかった程度でした。

仙台城を16:26発(仙台駅着17:10)が最終なので午後から観光始めた人は一日券は損かも?

 

でも、たんなる周遊バスかと思っていたらたまたま私が乗ったバスがそうなのか運転手さんが色々と雑談をしてくれて面白かったです。

「カラスは賢いので、くるみをバスに割らせようと、バスが通るところにくるみを置く。

だけど、素直に踏んでやったら癪なので避けたらそっちにもくるみが置いてあった。
さすが東北大に住むカラスだけある」てな感じで。

オチ付きの話が続いて混んでいるバスも楽しかったです。

運転手さんが話をしない時も車内放送で車窓からの見える建物について説明が流れます。

瑞鳳殿

瑞鳳殿(伊達家三代の廟)

仙台市内を一方通行に周遊するので、まず瑞鳳殿から観光しました。

長い登坂

るーぷる仙台バス停からは急な坂道を登っていきます。

るーぷる仙台の一日券を見せると110円割引になりました。(570円→460円)

瑞鳳殿は、藩祖政宗、二代忠宗、三綱宗の廟。

桃山時代風の豪華な廟で、戦前は国宝でしたが戦災で消失し、昭和54年に復元したそうです。

涅槃門

牡丹に唐獅子の装飾

涅槃門も、樹齢数百年の青森ヒバを用いて焼失前と同様に復元しました。

瑞鳳殿政宗の御霊屋

この漆に金色という色の組み合わせは映えますね。

戊辰戦争弔魂碑

感仙殿:二代藩主忠宗の霊屋

こちらも昭和20年の戦災で焼失するも、昭和60年に再建されました。

善応殿:三代藩主綱宗の霊屋

感仙殿と同様に焼失、再建されました。
綱宗公は、芸術的な才能があり隠居後は書画を楽しみ、その作品は高い評価を得ていました。

 

仙台城

るーぷる仙台バスに乗って、次は仙台城跡へ。

仙台城跡で降りた時に、うっかり仙台城資料館という私設の博物館みたいなところに入ってしまった。

るーぷる仙台の一日券のおかげで200円割引で500円になったけど、

展示品は政宗の直筆書状や具足類、宇和島伊達家の嫁入り道具などと、アニメで仙台城を紹介するもので、うーん、どうして入ってしまったんだろう?

仙台は元は「千代」だったのが「仙人が住む高台」という意味から仙台に変えたということを知りました。

本丸跡

その後、VRカメラを無料で借りられたので本丸跡など行って、VRカメラで見る。

そもそも本丸跡などを辿るのが今回の目的でした。

このポールが立っている場所でVRカメラを装着

カメラを当てて無理やり撮影(笑)

上段の間の格子天井の様子がわかります。

実際の様子とVRを見比べる。説明も聞けたし無料だからいいか。

360度ぐるりと見ることができて面白いけど、

一番最初の上空から仙台城を見るというのは酔いそうでした。

歳のせいかしら。

有名な伊達政宗像は修復中で見ることができず残念でした。

石垣の見本

本丸跡の横に新旧の石垣の組み方の見本がありました。

パネルで丁寧に説明あり

17世紀後半から四代藩主の頃の石垣の見本

 

古いほうの石垣の組み方の説明

後ろからの方がわかりやすいかと

 

昔は日本のお城の石垣もエジプトのピラミッドのように中身も全部石なのかと思ったけど、割と表面だけが石だということがわかりました。

しかし、そうはいっても、土を固めて石を崩れないように組んで(積んで)いくのは相当な技術が必要ですよね。

護国神社

 

城内に靖国神社あり

鯛みくじ

厄除け瓢箪

身体の中の悪いものをひょうたんに閉じ込めて納めて帰るといいとのこと。

夫さんが逝ってしまってからの悲しい思いも瓢箪に入れて納めることができるならやるけど・・・

ひょうたんがぶら下がっています、なんか可愛らしい

以前はおみくじもよく引いたけど、自分が病気したり、夫さんが亡くなってからはおみくじは怖くてひけなくなりました。

 

国際センター駅で意外な出会い

るーぷる仙台バスは終わってしまったので、地下鉄で帰ることにする。

角の算木がきっちりとした好みの石垣

初期の頃の石垣

東日本大震災で石垣が緩んだところは補修したとパネルがありました。

屋外の池でスケートとは

国際センター駅まで歩いていくと、スケート発祥の地五色沼がありました。

ヘェーと思いさらに駅に行くと、荒川静香さんと羽生結弦くんのパネルが!

仙台が誇るフィギュアスケートの金メダリスト

知らなかったので嬉しく写真を撮る。

私はフィギュアスケートはかなり好きです。

 

東照宮

すでに日も暮れ始めて観光も終わりかな。

ただ、気になっていた東照宮に行ってみたい。

仙台にも東照宮があったんだ・・・政宗はどれだけ徳川家と親密だったのかしらと思いながら。

地下鉄で仙台駅に戻り、仙山線で一駅、東照宮駅で降りたらすぐでした。

暗ーい、怖ーい

夕暮れの中、ライトアップなどはされていなくて、街灯だけで薄暗い中見てきました。

拝殿も薄暗い(写真は補正しました)

暗くてよく見えなかったから、無理に行かなくてもよかったかな。

金網の向こうの本殿(写真補正)

 

つい、そうそう来れないし、と思うと無理矢理観光してしまいます。

 

牛タンは全国旅行支援割のクーポンで

この日の観光はこれで終わり。

駅で菊水庵のずんだシェイクを飲んで、部屋でコンビニご飯でダラダラ休みました。

わらび餅入りずんだシェイク

瓢箪揚げは完売で食べられなかったし、駅の牛タン屋さんは時間がちょうど食事時で軒並みすごい列で、疲れてたので並ぶ気にならず。

 

翌日、並んで全国旅行支援割のクーポンで牛タン定食食べました。

牛タンだけでなくタンシチューも付いたたんのうセット2233円

平日で3000円のクーポンもらっていたので、ここで2000円分利用。

たんシチューも食べたくて欲張りなセットにしました。

少しずつ色々な味があるので大満足です。美味しかったです。

締めはずんだ茶寮のずんだシェイク

仙台は食べ物屋さんもお土産屋さんもたくさんあって大都会で、旅行に来たというより、普通に東京のような都会に来たという感覚でした。

古代史関連旅も西国巡礼も基本人があまりいない所ばかりだし、

東京近郊に住んで、日ごろ家の近所しか周っていないと都会で人込みにワタワタします。

全国旅行支援割の間はこれからしばらく混むのかしら。