古代史マニアとしては、九州の装飾古墳はいつか制覇したいと思っています。
今回は装飾古墳ではないけど、唐津に行くので古代史関連の遺跡はないか調べていたら見つけました。
アクセス
山本駅から徒歩13分。(電車の本数が少ないので要確認)
ですが、伊万里駅の観光案内所で聞いたら「伊万里駅から路線バスを乗り継いで、古墳の目の前まで行ける」とのこと。
8:20「伊万里駅」前発(昭和バス・唐津大手口行)で、「徳須恵」で乗換(待ち合わせは10分弱)
9:01「徳須恵」発(こちらも昭和バス・大手口行)で「つつじケ丘団地」9:13着で目の前にどーーんと古墳。
帰りは、10時台のバスがなく、山本駅まで歩いて10:35の西唐津行で唐津へ行きました。
時間があえば古墳の前から唐津まで行けます。
古墳の概要
昭和56年に宅地造成事業に伴い、前方後円墳であることが確認され、調査研究が行われ保存され、現在は公園として整備されています。
全長108.5m、後円部経62.2m、前方部42.8m(高さの記述を見つけられず)
4世紀前半に築盛。
「墳丘築成は後円部と前方下半部が地山削り出しで、前方部上半部は盛土の自然地形を利用した特異なもの」と説明書きにありました。
けっこう写真を撮ったのですが、見直すとどれも同じに見えるので厳選しました。
地図を見ると前方後円墳とわかりますが、登ってみると「とにかく高くて、円部と方部もよくわからない」というのが本音です。
なかなかに高いし、急斜面で段ボールで草滑りしたら楽しそうな斜面です。
石室レプリカは修復中
本来はここに石室のレプリカがあるのですが、現在は修復中のようです。
公園として整備され、トイレ、ベンチもあり、ライトアップもされるみたいです。
副葬品として、後漢の「盤龍鏡」「菅玉」「刀子」が見つかっています。
後漢の鏡を副葬するくらいだから、相当な位の人だったのかな?
(解説板などには被葬者の説明無し)
平安時代の経塚も
古墳の石室の真上に、平安時代の経塚が作られていました。
11世紀末と九州でも最古式だそうです。
唐津には末盧国の遺跡と考えられている菜畑遺跡があり、この他にも周囲には古墳も多いのですが、移動手段が公共交通機関だけでは全部を周るのは難しいです。
でも、できたら行ってみて、どんな地形・場所にあるのかを見て知って、被葬者はどんな人だったのだろうか?などを空想してみたいのです。
山本駅で見た列車
山本駅は何とコラボしているのでしょう?私が知らないだけだと思いますが。
ちょうど西唐津行と佐賀行が同時に来たのですが、佐賀の列車って派手ですねー。
この後は唐津へ向かいます。