朝早くから有田を観光し、11時の松浦鉄道で伊万里へ移動しました。
伊万里市内観光
まずお昼。
駅前の通りに「風の丘」というレストランがあり、伊万里牛を使ったハンバーグが二個も入った「コロコロ伊万か里ー(いまりかりー)」(2012年にさがん飯コンテストで優勝)1400円を頂く。
ボリューム満点で美味しかったです。
器も素敵で、珈琲カップを撮ろうと苦心しました。
食後はご利益のある3つの橋を順に渡る。
相生橋(好きな人と渡ると仲睦まじくなる)、
延命橋(健康を祈願しながら渡るといい)にいた二人の唐子像はどちらもひょうきんな顔をしていて、
「瓢箪鯰」は「とらえどころのないさまの例え」らしいのですが、目が合うと笑ってしまいます。
幸橋を渡って伊萬里神社へ参拝しました。
この順に橋を渡って伊萬里神社へ参拝するとご利益あるそうです。
伊萬里神社
昭和37年に香橘神社、戸渡嶋神社、岩栗神社が合祀され現在の伊萬里神社となりました。
垂仁天皇の御代にご祭神になっている田道間守命が常世の国から不老長寿の薬とされた非時香菓(ときじくのかぐのこの実、橘のこと)を持ち帰ったところとされているのでお菓子の神社(中嶋神社)もありました。
古伊万里からくり時計「万里音」
鳩がきれいに並んでいて笑える。
13時になったのでカラクリ時計を見守っていたけど、雪やこんこの音楽が流れただけで特に時計は動かず。。。あれ?
強風で寒くて見守るのをやめてしまいました。
大川内山へのバスが14時発だったので、伊万里駅2階の伊万里・鍋島ギャラリーを見学。素敵な皿が多いのにこちらも無料。
こちらのギャラリーいいですよー!
大川内山散策
大川内山は佐賀鍋島藩が御用窯を置き、徹底した管理を行い色鍋島、鍋島染付、鍋島青磁など高級品を生産していました。秘窯の里と呼ばれています。
晴れたかと思うと雪が舞うような不安定な天気でした。
まず関所を超えて、めおとしの塔へ。
橋を越えると「きんきん」という可愛らしい澄んだ音で風鈴が鳴ります。
そして、唐臼小屋(藩窯時代から陶石を砕くための臼)の横の道を川沿いに進みます。
陶工の墓を過ぎて川のぶつかるところがなんだかおしゃれ。
このあたりは、私は全く知らないのですが「ゾンビランドサガ」というアニメに出ていたようです。
アニメで舞台となると一気に観光客が増えるようですね。
この日は聖地巡礼者はいませんでしたが。
地図を見ると広場や展望台などがあるのでとりあえず行ってみることに。
焼き物広場、大壁画、うーん。
頑張って登ったけど、絶対に見た方がいいという感じでもないです。
桜の頃は登った方がいいと思いますが。
この後は、青山窯など窯のお店を見て歩く。
この日は平日で天気も悪かったので、ほとんど観光客に出会わず。
虎仙窯、畑萬窯、鸞山窯など好みの焼物はあるけれど、「わあ、素敵」から「欲しい」に繋がらない。
色も綺麗で素敵だと思いますよ。
買えなくはないのに、必要かどうかと思うとそうでも無いので。
今あるマグカップとお皿で十分なのです。
たくさん見ましたよー。素敵なものを。
素敵な食器が好きな人だったら2時間じゃ足りないかも。
そのうちに雪が激しくなってきて、伊万里鍋島焼会館のカフェで休憩。
寒かったので美味しくて体も温まりありがたかったです。
器は鍋島焼なのかしら。
帰りは16:33のバスで伊万里駅へ
これで今日の観光はおしまい。
今日の宿もセントラルホテル、武雄温泉と同じ系列のホテルでした。
温泉大浴場と朝食がついていて、ベッドは西川のマットレス。
お部屋は広くは無いけど、快適でした。
温泉で暖まったら寒いから夜ご飯を食べに行くのが面倒になり、ホテルのそばのマックスバリューでお弁当を買ってきて部屋でのんびり過ごしました。
たくさん素敵なお皿を見たので、寝る前に柄や色を思い出しながら眠りにつきました。