唐津観光の最大の目的「末盧館」の見学をあっさり終えて、後は普通に観光を楽しみます。
唐津観光はレンタサイクルで
おそらく歩いても周れるのですが、自転車だと楽です。
駅に近い京町商店街にあるおしゃれなお店「KARAE」にレンタサイクルがあります。
3時間500円、1日1000円。3時間をオーバーするときは1日になるというので1日で借りました。
自転車を借りてから末盧館に行きました。
寒いけど、やっとこの日はたまに日が差すようになりました。
旧唐津銀行
レトロな窓口カウンターが再現されていたり、2階には辰野金吾の設計した各地の建物のミニチュアがあって楽しかったです。
(私はミニチュアとかジオラマが好き)
唐津神社
お参りした後で本殿の隣に唐津くんちの曳山の描かれた絵馬がありました。
王道の観光ルートなら曳山の展示館に行きますが、私は行かないので絵馬を堪能。
帰宅後、ネットで見たら曳山は14台あるのでした。11-14番の絵馬はどこにあったのかしら・・・
河村美術館
唐津神社から唐津城へ向かう途中に青木繁の作品が常設展示されている河村美術館がありました。
日本画や洋画、青木繁の作品、そしてビアマグのコレクションがありました。
有名な「海の幸」の緞帳をの一部が展示してありました。
この緞帳は、もとは久留米市民会館の舞台にかかっていました。1969年の市民会館開館に合わせて、京都の綴錦織業者に依頼して製作。
2016年に久留米市民会館が閉館し新しい施設ではサイズが合わず、老朽化も進んでいたので保存活動がおこり、佐賀大生らが修復して一部をこうして残しているそうです。
旧高取邸
国指定重要文化財の高取家住宅は、杵島炭鉱などの炭鉱主の高取伊好の邸宅で、和洋折衷の豪華な邸宅でした。
内部の撮影はできませんが、ボランティアガイドの方が丁寧に説明してくれてわかりやすく、明治の炭鉱王のお屋敷を堪能しました。
欄間からもれる光が壁に絵を描く工夫や杉板に書かれた絵は素晴らしいです。
二階からは海が見えて絶景だし、能舞台は床に顔が映りそうなくらい光っていて、松の絵のふすまが映えます。
大隈重信がたった2時間宴会に参加するというので、(その当時大隈重信は足が悪かったので)宴会の場のそばにトイレをわざわざ作ったという話に驚き。
ただ、昔の家なのでとても寒くて、靴をぬいで室内を見学するのは足が冷えます。
ところどころに、ホットカーペットがあるのが本当にありがたかったです。
入場料は520円です。
唐津城
少し前になりますが、唐津を舞台にした「ユーリ!!ON ICE」というフィギュアスケートのアニメが大好きでした。
なので、アニメにも出てくる唐津城には必ず行かねばと。
(友人はアニメに出てくる健康ランドにも行っていたが、少し駅から遠いので私はパスしました。時短営業でカツ丼が食べられないせいでもあった)
石段の下に自転車を止めて登って行きました。
ここはアニメに出てきた階段だわとか思いながら観光する。
その後豊臣秀吉の家臣寺沢広高が1602年から7年の歳月をかけて城を完成させました。
大久保、松平、土井、水野、小笠原と藩主はけっこう変わっています。
展示は分かりやすく見ごたえありましたよ。
サインも残っていましたよ。
アニメでは主人公がランニングする橋。
おぉーっと思う。
まあこれだけ見られたら良しでしょう。
唐津観光はこれでおしまい。自転車を返して、博多へ向かいます。
時間があったので、駅でラーメン食べました。美味しかったです。