しゃおれんの旅日記

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西国巡礼その1京都①18番頂法寺(六角堂)19番行願寺(革堂)

亡き夫さんと自分の「極楽往生」を祈願して西国三十三か所めぐりをすることにしました。

 

18番頂法寺(六角堂)

今回のホテルは京都の市営地下鉄四条駅そばの「ダイワロイネットホテル四条烏丸」。

6:42発ののぞみ201号で東京を出て、京都に8:51に着き、ホテルに荷物を預け9時過ぎにはスタートしました。

9月初旬でまだまだ暑い!

ホテルから徒歩10分ほどで頂法寺に着きました。(最寄り駅は地下鉄烏丸御池駅

聖徳太子創建とされる古刹

町中のこぢんまりとした寺院です

本堂は六角形で隣のWEST18ビルからその形が見られるのですが、以前見た事があるので(実はこちらにお参りするのは二度目)今回は割愛。

お参りして蝋燭とお線香を献納して、納札納札入れに入れて、札所で納経印を頂きます。

(参拝の作法を見たら、先にお線香や蝋燭を献納して、「観音経」や「十句観音経などの経本、御詠歌などを詠唱するとのこと。)

私は普通にお参りしていました。

18番頂法寺(六角堂)縁起など

 

納経帖には右頁に寺院の縁起と御詠歌が載っている

ご本尊 如意輪観世音菩薩(御開帳は不定期)

「わが思う 心のうちは六の角 ただ円かれと 祈るなりけり」

縁起 聖徳太子四天王寺建立の用材を探してこの地を訪れた際に念持仏の観音様を木にかけて沐浴していたら観音様が木から離れなくなってしまったのでこの地に観音像を祀るお堂を建てたのが始まり。観音信仰、太子信仰により発展。

小野妹子はご本尊に花を供えることを務めとして、池のほとりに住まいを構えてそこは「池坊」と呼ばれるようになり、代々の住職は花を供える役目を受け継ぎ、そこから華道が興ったとありました。

 

御朱印ブームで並んだりするかと心配でしたが、待つことなく目の前で書いていただきました。今回はどの寺院も待たずに書いていただけました。

19番行願寺(革堂)

六角堂から歩いて20分ほど。まだ早い時間なのでお店が空いていないため寄り道の誘惑に打ち克ちます。さすが京都、なかなか素敵なお店が多いですね。

革堂の愛称で呼ばれている西国札所唯一の尼寺

蓮の鉢がたくさん

本堂は京都市指定文化財

19番革堂の縁起など

革堂の納経印

 

 


ご本尊 千手観世音菩薩(御開帳1月17,18日)

「花を見て いまは望みも 革堂の 庭の千草も 盛りなるらん」

縁起 一条天皇の頃、狩猟の好きだった行円は身ごもった鹿を射止め小鹿も共に死んだことを見て殺生を悔い仏門に入った。その母鹿の革を衣にして千手陀羅尼を唱え人々の救済にあたったので「革聖」と呼ばれたとのこと。一条、後一条天皇の勅願で創建。