しゃおれんの旅日記

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西国巡礼その4ー③姫路・26番一乗寺・27番圓教寺

朝食はアーモンドバタートースト

姫路名物を調べていたら、アーモンドバタートーストを発見。

駅に近い「はまもと」という雰囲気の素敵なカフェでいただきました。

店内はレトロ感ありとっても素敵。お客が多かったので撮影せず

アーモンドバタートーストと珈琲とモーニング

朝はコーヒーを頼むとモーニングとしてトーストとゆで卵がつくのでした。

多いかなと思ったけど美味しく完食。食べきれる自分が怖い。

アーモンドバタートーストは甘くてナッツの香ばしさもあり美味しかったです。

コーヒーは豆から選べるのですが、詳しくないのでブレンドにしました。

神姫バス一日券がお得!

姫路駅北口からバスが出ています。

同日に一乗寺圓教寺に行くなら、神姫バス一日券1300円が絶対にお得です。

一乗寺まで片道660円。圓教寺まで片道280円なので、その他にも市内観光もできます。北口のバスロータリーにある神姫バス案内所で一日券とバスの時刻表をもらいましょう)

圓教寺にはバスのあと、ロープウェイ(往復1000円)に乗ります。

 

法華山一乗寺

姫路駅北口14番乗り場から9:00ちょうどに71番のバスに乗り法華山一乗寺(9:45着)で向かいます。

バスが遅れたのか着いたのが予定時刻より遅くて焦りました。

帰りのバスが10:08だったので時間が足りないかも!?

その次は11:33なのでかなり大慌てでした。

法華山一乗寺 162段の石段がそびえます

これくらいの石段なら駆けあがります。

というのも、同じバスで来た5人と同じバスで帰ることになると思われ、時間が少ないので納経印をもらうのに待ちたくなかったのです。

みんなご年配だったので、私が本堂へ一番乗り。

本堂

蝋燭とお線香をあげて、納札を納めて、十句観音経を読んでお参りをすませる。

納経印一番乗りを狙うけどお参りをちゃんとしないと本末転倒なので。

 

ご本尊 聖観世音菩薩(御開帳 不定期)

春は花 夏は橘 秋は菊 いつも妙なる 法の華

 

花山院、播州清水寺と同じ法道仙人が開基。その神通力が都でも評判となり、孝徳天皇の病気治癒祈願を行い、その功績により大化5(649)年にこの寺を創建したとされる。

納経印

舞台造りの本殿(重文)

 

天井に納札

天井は模様のように見えますが、大量の木の納札が打ち付けられているのです。江戸時代はこのようにしていたみたいです。

国宝三重塔(1171年の造営)

三重塔

重文 護法堂(室町時代造営)

こちらの石段に紅葉の素敵なじゅうたんがきれいでした。

燃えるような赤

時間ギリギリにみんなバス停に戻ってきて、無事に姫路駅まで戻れました。

 

10:08一乗寺発のバスが駅に着いたのは10:54。

書写山圓教寺ロープウェイ乗り場行き路線バスの発車時刻は10:55。

バスが乗り場にいるのが見えます。

先ほどのバスで一緒だったご婦人が「あのバス、乗れるかしら」というので「乗れます!私、走るので来てください!」とバス停まで走り「もう一人乗りまーす」と。

ご婦人に「ありがとう、あなた、若いわー」と褒められたのでした(笑)

おだてられると張り切るタイプ。

 

その方は関西在住で、この日圓教寺にお参りすれば、後はもう33番札所の谷汲山を残すのみとか。

「もう結願ですね~。おめでとうございます」とバスに間に合った高揚感で和気あいあいと話していました。

書写山圓教寺

こちらは紅葉の名所だけあって、観光客がたくさんいました。

ロープウエイは4分ほど。この日はとても天気がよく見晴らしが良くて良かったです。

ロープウエイが混んでいたので降りてから撮りました

上記写真の左端にある最近はやりの「写真撮影用の出っ張り」ですが、高い所がやや苦手な私はあそこまで行けません。

青空に映える鉄人28号くん

なので、すごく手前で記念撮影。

圓教寺へは、ロープウエイを降りた後ゆるゆる坂道を登って15分ほどでつきますが、入山料こみ1000円を支払うとマイクロバスに乗ることもできます。

(私は仁王門を通りたかったので帰りだけ歩きました。)

平安時代造営の摩尼殿(重文)

ご本尊 六臂如意輪観世音(御開帳 1月18日)

はるばると のぼれば書写の 山おろし 松のひびきも 御法なるらん

 

「西の比叡山」ともいわれ天台宗の別格本山。康保3(966)年、性空上人が霊地を求めてこの山に入り草庵を開いたのが始まり。こちらの本堂も清水寺のような舞台造り。

 

納経印

摩尼殿の参拝を終えて、重要な三つのお堂へ向かいます。

摩尼殿から徒歩5分くらい歩きます

ここも紅葉がきれいでした

(右)大講堂・(左)食堂

常行堂

この三つの大きなお堂はどれも重文。大講堂は学問と修行の場、食堂は後白河法皇の勅願による修行僧の寝食のための建物、常行堂は修行場です。

 

ここは、映画「ラストサムライ」や大河ドラマ黒田官兵衛」のロケ地としても使われたそうです。

 

さらに10分ほど進むと、奥の院があります。

開祖性空上人を祀る開山堂などがあります。

(左奥)開山堂(中)護法堂(右)不動堂

参拝を終えて、帰りはロープウエイまで歩いて下りました。

仁王門

仁王門からロープウエイまでは三十三観音様が

歩いてくだるのは楽ですが、登るとなると運動不足の人には厳しい距離だと思います。

 

お参りの所要時間

姫路駅発のバス10:55、上りのロープウエイが11:30、マイクロバス11:38。そこから見学を開始して、奥の院まで行き、歩いてブラブラ戻ってきて、下りのロープウエイは13:00でした。姫路駅行のバスは13:09に乗りました。

割と速足の私ですが、書写山は大きいお寺なので時間をしっかり取ったほうがいいと思います。

 

帰りに紅葉の名所の好古園に寄ろうと思っていたのに、バスから見たら入場券を買うのに長蛇の列。

寺で紅葉をたくさん見たので良しとしました。

城下町ドッグ

チーズかまぼこを揚げた城下町ドッグは美味しかったです。

これだけ買うつもりが美味しそうだったので他にも練り物を買いました。

お店の前の大通りはテーブルが出ていて思わずパクリ。

食べてから写真を撮ることを思い出しました。

駅前の通りにある「やまさ」という蒲鉾屋さんは美味しかったですよ。

 

この後は、京都へ移動。友人と合流です。