しゃおれんの旅日記

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スリランカ旅行記その3ローズクォーツマウンテン

我が家の海外旅行はたいがい元社会科教員の私が行き先の選定をします。

師匠(夫さん)は「スリランカに行きたい」というだけで、

どの遺跡が含まれているかを考えてコースを選択するのは私。

ただし今回だけは「スリランカローズクォーツでできた山があるってネットで見たんだけど」というので、

コースには含まれていないけどもし行けたらいいなあと下調べだけはしておきました。

位置としてはタンブッラとシーギリヤの間くらいです。

アヌラーダプラの観光の帰りなら寄ってくれるかも?

 

 

スリランカに着いたら、私たちだけの専用車だったので早速2日目の朝に「ローズクォーツマウンテンに行きたいのですが」と要望を出すと、アヌラーダプラの観光を早めに切り上げ、シーギリヤに移動の途中でちょっと寄り道してくれました。

 

ネット情報ではタンブッラからスリーウィラー(三輪タクシー)をチャーターして2,000Rs~3,000Rs(1400円から2100円)のようですが、私たちは追加のガソリン代と入場料一人5ドルを込みで二人分で5,200Rs払いました。値段が適正かどうかはわかりませんが、エアコンの効いた車で快適だったし、なにより交渉しないですんでゆっくり待ってもらえたので良かったです。

ガイドさんはちょっとおじいちゃんだったので車で待っていることになったので。

ただし、ガイドさんから旅行会社に出す旅行後のアンケートにはローズクォーツマウンテンに行ったことは内緒にしてと言われましたが。

 

ローズクォーツマウンテンは「Jathika Na Mal Uyan」といって、ローズクォーツでできています。

ローズクォーツは女子力が上がる石のため恋愛運が向上するとかで女子に人気で日本人も来るようですが、

私たちが行ったときは日本人には会いませんでした。

 

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入口にある大きな看板

看板ではけっこうピンクですが、近年はそれほどピンクではないとか。

 

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一人5ドルのチケットを買ってもらって(自分たちで買えるけど、ガイドさんが買ってくれた)この入口から進みます。

 

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始めの15分くらいはこんな感じでジャングルの中の整備された道を行きます。途中に巨大な蟻塚があります。

 

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師匠が早くローズクォーツを見たくて飛ぶように進む。

それくらい早く歩けるなら登山のときも早く歩けばいいのに。

奥に見えるおじさまはサロンと呼ばれる布を腰に巻いています。

ミャンマーのロンジーに似てますね。

下着をつけてないと聞いていたので、たまに膝丈で巻いているおじさまがいるとぎょっとします。

 

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その後開けたところに出るとローズクォーツの山です!

さらに15分くらい登ると頂上に仏像がいらっしゃいます。

 

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ネットでは「全然ピンクじゃない」とか「ローズじゃない」とか言われていましたが、期待値が低かったからか私たちにはかなりピンクに見えました。老眼だから?

 

 

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仏様にスリランカに来れたことを感謝して旅の安全を祈願します。

 

私たちは30分弱で頂上まで着きましたが、歩きやすい靴でももう少し時間を見たほうが安全かも。

地元の人はビーサンやはだしで歩いていましたが、岩場なのでサンダルや裸足は絶対に無理です。

 

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見晴らしがとてもいいです。

湖の向こうに見える石を観光客のみなさんが「シーギリヤ?」と言っていたけど、違います。

 

すれちがう子供が外国人が珍しいのか声をかけてきます。「ハイ」とか「ハロー」とか。

私が合掌して「アーユーボアン(スリランカのおはようからこんばんわまで使える万能のあいさつ)」と答えるとすっごいかわいい笑顔で喜んでくれる。

 

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大汗かきながらきれいな結晶を持ち帰れないか狙う師匠。意外と剥がれそうでしっかりしている山。

鉱物を日本に持ち込んではダメですから!

 

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さざれ石がピンクできれい。

 

ローズクォーツの山で長々楽しんでいたので、車に戻ったのは1時間半くらいかかりました。

師匠は大満足。私も不思議な光景で想像以上に楽しかったです。

もし、行けるのであればおすすめです。

 

その後、師匠(夫さん)の鉱物ブームはひと段落したので、スリランカの宝石の話は全くしなくなりました。