朝8時にホテルにお迎えが来て、車ですぐのシーギリヤロックに向かいます。
午後は激暑いため朝のうちに観光しておきたいのです。
8時15分ごろ、国歌が流れたためガイドさんたちは起立して待ちます。私たちも。
その後さらに現地のガイドさん(私たちのガイドさんはちょっぴりおじいちゃんのため省エネのためかたまに外注に出します)を紹介され、いったん別行動。
シーギリヤ博物館
この博物館は日本の援助で作られたそうで、今では撮影禁止になったシーギリヤレデイの壁画のレプリカがあるので、撮影したい場合はこちらなら撮れます。
後で本物を見ましたが、本当にこんな感じです。
よく見ると右側の女性の手が二つあるのがわかりますか?実際の絵も下書きがうっすら見えます。リアル再現。
ガイドさんが「バストトップが3つある」と熱心に教えてくれる(笑)ガイドさんってこういうの好きよねぇ。
師匠(夫さん)は「顔が怖いから体だけ見るようにする」などと言っていました。
実際にシーギリヤレデイに会うには階段をかなり登らないと行けないので、
この博物館で我慢する方もいるようです。
他にも全体の模型や復元図などがあって登る前にイメージがわかってよかったです。
ざっくりシーギリヤロックについて
ご紹介が遅れましたが、シーギリヤロックは、5世紀後半にシンハラ朝のカッサバ王子が王位継承のために父王を殺害し、弟から王位を奪い、弟からの攻撃に備え東西約100m、高さ約200mの岩の頂上に王宮を建てたものです。父王の供養もあったとか。
ライオンを象っていたので「シーハ(ライオン)ギリ(山)」から「シーギリヤ」と呼ばれるようになりました。
495年カッサバ王子は弟の反撃に遭い自決。ジャングルに埋もれていたのを1875年にイギリス人に発見されたそうです。
当初は数百体描かれていたシーギリヤレデイも今は22体のみ確認できるとのこと。
いざ入場。城壁・宮殿跡
さて、いよいよメインゲートから入っていきます。(トイレはこの前に済ませましょう)
古代の城壁。二重の城壁に守られていました。
当時、内堀にはワニと毒蛇が放たれていたとかで、侵入者は落ちたら助かりません。
夏の宮殿跡。
夏の宮殿のそばには水の庭。沐浴場や蓮の池などが左右対称に配置されています。
ガイドさんが何やら指さして写真を撮れと言います。「ココ」の↓部分。
ワニです!ズームして撮っちゃいました(好きじゃないのに)。
するとガイドさん「プラスチック」って。なんだーと笑う私たちに、「ジョーダンネー」と。
冗談がうまく決まって大満足のガイドさんなのでした。
(ワニは本物です)
水の庭から見ても、まだまだ遠いシーギリヤロック。どんだけ大きいんでしょう。
師匠(夫さん)は「ピラミッドを初めて見た時より感動する」と言っていました。
私も想像以上に大きいので(確かに高さ200mって相当ですよね)圧倒されます。
僧たちの修行の場。ここにもレディの壁画があったそうですが、修行の邪魔になると消されたそうです。
第一の門(象の門)
巨岩の多い石の庭を通り抜け、巨岩が組み合ってできた第一の門(ガイドさんは象の門と言っていた)を通ります。
ハチの巣があるみたいです。
こんな感じで登っていきます。まだまだレディにも会っていないし、頂上は遠いです。
後編に続きます。