しゃおれんの旅日記

インフラ等は記事を書いた時点のものです。現在の状況はご確認お願いします。

鹿児島旅行③霧島神宮へ参拝

鹿児島旅行二日目もやっぱり天気が悪い。

バス停前に荷物預かりあり

5時起きで朝風呂に入り、朝食をお腹いっぱい食べて、霧の中を散策してから出発。

硫黄谷9:38発、霧島神宮9:58着のバスに乗りました。

バス停付近は閑散とした門前町

バスで来る人は少ないのかも。神宮境内に大きな駐車場がありました。

かつては飲食店だったお店で、荷物を預かってもらい参拝しました。

コインロッカーはあるけど使われていない感じ。

スーツケースも預かってもらえましたが、一ついくらだったか忘れてしまいました。

すみません。

バス停から神宮の二の鳥居までは5分ほど。

一の鳥居はバス停の先にあり、二の鳥居からスタートしました。

ご祭神

霧島神宮は、天孫ニニギノミコト主祭神

薩摩川内市の御陵に行くのは今回は諦めたので、せめて神社には行きたい。

バス停から橋を渡ると見える階段

二の鳥居

たいてい参道って玉砂利なのに、こちらは舗装されています。

バリアフリー

ちなみに一の鳥居はバスロータリーのそばです。

神聖降臨之詩碑

徳富蘇峰の詩「神聖降臨地 乾坤定位時 煌々至霊気 萬世護皇基」

徳富蘇峰が、卒寿を迎えた昭和27年に詠詩揮毫し、照国海運の社長親子が奉納したとのことです。

三の鳥居の奥に本殿が見えます

拝殿

ご祭神 天孫瓊瓊杵尊ニニギノミコト

相殿 

木花開耶姫尊(ニニギノミコトの嫡后)

 

彦火火出見尊ニニギノミコトの子)

豊玉姫尊(彦火火出見尊の嫡后)

こちらの夫妻は鹿児島神宮に祀られています

 

鵜萱草葺不合尊(ニニギノミコトの孫)

玉依姫尊(鵜萱草葺不合尊の嫡后)

こちらは鵜戸神宮に祀られています。

 

神武天皇ニニギノミコトの曽孫)

 

本来は、高千穂峰とお鉢の間に本殿があったのですが、お鉢の噴火により焼失して、昨日行った古宮址の場所に移され、さらに江戸時代にこちらに移されました。

古宮址は、天孫降臨神籬斎場(てんそんこうりんひもろぎさいじょう)として霧島神宮の祭事が行われています。

正徳5(1715)年、島津第21代藩主吉貴公が本殿等を造営寄進して、重文指定されていましたが、令和4年に国宝に指定されました。

結局、この日も高千穂峰を拝むことはできず。

山神社

鹿児島出身のお姉さまが本殿のお参りの後で案内してくれたパワースポット。

山の神様の大山津見尊(木花開耶姫尊のお父さん)を祀っています。

本殿に向かって左の道を5分ほど進みます。

知る人ぞ知ると言った感じで、全く人がいないわけではないけどすいています。

木の鳥居

山神社

天気のせいもあり、なにやら神域に入り込んだかのような雰囲気です。

杉林

御神木

本殿の前にある御神木

本殿に戻り、御神木を見て、柵の外へ出て周りこむと、お姉さまが指をさしてます。

何に見えますか?

説明書きがあります

装束を着けた人が参拝している姿に見えるそうです。

 

晴れていたら、高千穂峰が拝めて素晴らしかったと思うけど、雨の中のかすんだ雰囲気も素敵でした。

ニニギノミコトが降りてきた「高千穂の峰」はこちらなのかしら。

峰というからには山がないと。

宮崎の高千穂峡は有名だけど、渓谷だから違和感があったんですよね。

でも、去年行った高千穂峡には天岩戸があったりして、どちらも甲乙つけがたい。

神話の地めぐりしてみたい。

走って特急に間に合いました

ここまで周って、売店を覗いて(お姉さま方は必ず売店をのぞく)戻りました。

荷物を受け取り、11:18の霧島神宮駅行のバスに乗ります。

乗車時間は15分弱。

できれば、11:38発の特急きりしまに乗って鹿児島中央駅に行きたい。

(乗り遅れると13:42発になるので)

スーツケースを引いているお姉さま方を先に行かせ、窓口で三人分の切符を買い、
窓口の職員さんも私たちが同じグループと知って、切符を買っている最中なのに「入っていいですよ、どうぞー」と言ってくれました。

ボストンバッグだけの私が階段を駆け上ると、まだ列車は到着前でした。

もし、バスの料金を払うのに両替していたり、切符を買う順番が後の方だったら、あの特急に乗れなかったかも。

天気の悪い平日だったためか自由席でも座れました。

 

公共交通機関しか使わない旅行で、この時だけが唯一ハラハラの乗り継ぎでした。

他は時間がありすぎるほどゆったり。

午後は、もう一人のお姉さまも合流して、島津家別邸の仙厳園を見学予定です。