鹿児島旅行二日目もやっぱり天気が悪い。
バス停前に荷物預かりあり
5時起きで朝風呂に入り、朝食をお腹いっぱい食べて、霧の中を散策してから出発。
硫黄谷9:38発、霧島神宮9:58着のバスに乗りました。
バス停付近は閑散とした門前町。
バスで来る人は少ないのかも。神宮境内に大きな駐車場がありました。
かつては飲食店だったお店で、荷物を預かってもらい参拝しました。
コインロッカーはあるけど使われていない感じ。
スーツケースも預かってもらえましたが、一ついくらだったか忘れてしまいました。
すみません。
バス停から神宮の二の鳥居までは5分ほど。
一の鳥居はバス停の先にあり、二の鳥居からスタートしました。
ご祭神
薩摩川内市の御陵に行くのは今回は諦めたので、せめて神社には行きたい。
たいてい参道って玉砂利なのに、こちらは舗装されています。
ちなみに一の鳥居はバスロータリーのそばです。
徳富蘇峰の詩「神聖降臨地 乾坤定位時 煌々至霊気 萬世護皇基」
徳富蘇峰が、卒寿を迎えた昭和27年に詠詩揮毫し、照国海運の社長親子が奉納したとのことです。
相殿
こちらの夫妻は鹿児島神宮に祀られています
鵜萱草葺不合尊(ニニギノミコトの孫)
玉依姫尊(鵜萱草葺不合尊の嫡后)
こちらは鵜戸神宮に祀られています。
本来は、高千穂峰とお鉢の間に本殿があったのですが、お鉢の噴火により焼失して、昨日行った古宮址の場所に移され、さらに江戸時代にこちらに移されました。
古宮址は、天孫降臨神籬斎場(てんそんこうりんひもろぎさいじょう)として霧島神宮の祭事が行われています。
正徳5(1715)年、島津第21代藩主吉貴公が本殿等を造営寄進して、重文指定されていましたが、令和4年に国宝に指定されました。
結局、この日も高千穂峰を拝むことはできず。
山神社
鹿児島出身のお姉さまが本殿のお参りの後で案内してくれたパワースポット。
山の神様の大山津見尊(木花開耶姫尊のお父さん)を祀っています。
本殿に向かって左の道を5分ほど進みます。
知る人ぞ知ると言った感じで、全く人がいないわけではないけどすいています。
天気のせいもあり、なにやら神域に入り込んだかのような雰囲気です。
御神木
本殿に戻り、御神木を見て、柵の外へ出て周りこむと、お姉さまが指をさしてます。
装束を着けた人が参拝している姿に見えるそうです。
晴れていたら、高千穂峰が拝めて素晴らしかったと思うけど、雨の中のかすんだ雰囲気も素敵でした。
ニニギノミコトが降りてきた「高千穂の峰」はこちらなのかしら。
峰というからには山がないと。
宮崎の高千穂峡は有名だけど、渓谷だから違和感があったんですよね。
でも、去年行った高千穂峡には天岩戸があったりして、どちらも甲乙つけがたい。
神話の地めぐりしてみたい。
走って特急に間に合いました
ここまで周って、売店を覗いて(お姉さま方は必ず売店をのぞく)戻りました。
荷物を受け取り、11:18の霧島神宮駅行のバスに乗ります。
乗車時間は15分弱。
できれば、11:38発の特急きりしまに乗って鹿児島中央駅に行きたい。
(乗り遅れると13:42発になるので)
スーツケースを引いているお姉さま方を先に行かせ、窓口で三人分の切符を買い、
窓口の職員さんも私たちが同じグループと知って、切符を買っている最中なのに「入っていいですよ、どうぞー」と言ってくれました。
ボストンバッグだけの私が階段を駆け上ると、まだ列車は到着前でした。
もし、バスの料金を払うのに両替していたり、切符を買う順番が後の方だったら、あの特急に乗れなかったかも。
天気の悪い平日だったためか自由席でも座れました。
公共交通機関しか使わない旅行で、この時だけが唯一ハラハラの乗り継ぎでした。
他は時間がありすぎるほどゆったり。
午後は、もう一人のお姉さまも合流して、島津家別邸の仙厳園を見学予定です。