今回の旅行はお姉さま方と一緒だったので、私にしては良い宿に泊まりました。
お食事もゴージャス。朝食もしっかり食べたので昼を抜いても平気なくらい。
一人でコースの食事付きの宿に泊まるのは抵抗あるけど、みんなでわいわい言いながらだと楽しい。
これまでコスパ重視の旅行ばかりだったけど、こういうのもいいなと思ったのでした。
なかなか染みついた経済観念をあらためることは難しいですけど。
霧島ホテルは、硫黄谷のバス停から急坂を上るのですが、バス停のそばに待合所があり送迎してくれます。
硫黄谷温泉は、坂本龍馬が新婚旅行で来たり、与謝野晶子・鉄幹夫妻も訪れたようです。
霧島ホテルには、歌碑や龍馬関連の資料も展示してありました。(幕末にあまり興味がないので、展示はろくに見ず)
大浴場は、女性専用エリアと庭園大浴場(混浴エリア)があり、その混浴エリアはプールのように広くて深くて、大人は立ったまま歩き回れるし、子供だったら泳いでしまいたいくらい。(混浴の時間には行かず、レディースタイムに入浴しました)
上の待合所の写真が庭園大浴場。
女性専用エリアも十分広いけど、やっぱり庭園大浴場も行ってみたい。
レディースタイム(21:00~22:30)は全部の部分が解放されるので、満喫してきましたよ。
大小いくつかの、硫黄泉、ミョウバン泉、鉄泉など色々な種類の温泉があり、あちこち移動する。
がんの手術後しばらく大浴場が苦手だったけど、温泉に浸かってしまえば分からないし、そもそも他人の身体なんか見ないということに気づいて安心しました。
次の日、肌がすべすべになっていたけど、どの湯が効いていたのかは不明。
お食事も良かったですよ。思わず写真を撮ってしまった。
黒豚のしゃぶしゃぶもあったけど、写真を撮る前に食べてしまった。
奥にあるパイの中身は黒豚の焼酎煮。お酒の飲めない私は焼酎の風味満点のこれが食べられず。
食前酒の梅酒も飲めないので、お姉さまにあげる。
大学時代は飲んだりもしたけど(当時は新入生は一気飲みとかさせられた。弱いので気持ち悪くなったり吐いたりしたっけ)、最近はそうまでして飲みたいものではないので飲みません。
ホテルの隣に百年杉というきれいに整備された杉林があり、夜はライトアップされていました。
平日の夜のためか、ラウンジが解放され、珈琲と紅茶を飲み、クラシックを聞きながら杉林を見ました。そして、延々とたわいもない話をする。
日頃、人と話さない生活を送っているのでなかなかに楽しい。
他の客も来たけど、私たちがうるさかったのか早々に帰っていってしまった(風呂上りに熱い飲み物しかなかったからかも)
翌朝もすごい霧の中、杉林を散策。
幻想的な景色にうっとりとしながらも、旅行中はずっと天気が悪い予報にしょんぼりする。雨には雨の情緒があるけど、鹿児島に来て桜島が見られないのはちょっと悲しい。
チェックアウト後は霧島神宮に参拝です。