しゃおれんの旅日記

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世界遺産と乗りもの九州旅9-祐徳稲荷神社

今年の一月の佐賀旅行で行きたかった祐徳稲荷神社

その時は最強寒波到来中で気持ちがなえて行かなかったのでした。

佐賀に来ることはそうそうない気がして今回こそはと行きました。

アクセス

肥前鹿島駅前の鹿島バスセンターからバスが出ています。

私は、武雄温泉に泊まったので、武雄温泉駅前から7:48発(950円)8:35祐徳神社前着で行きました。

帰りは、9:58発祐徳神社前10:12鹿島バスセンター着 

ここから午後の観光予定の佐賀までは肥前鹿島駅から電車で行きました(約30分)。

祐徳神社前バス停には待合室・トイレ・コインロッカーがあります(両替機はないので、小銭は自販機でジュースを買って作りました)。

バス停から祐徳神社までの参道にはお店が並んでいるので、待合室ではなくそちらで休憩してもいいと思います。

祐徳神社前バスはここから発着

祐徳稲荷神社までバス停から約5分

まだ朝早くて参道のお店は開いていませんでした。

雨も降り始めて風情がありました。

 

祐徳稲荷神社の鳥居から楼門

江戸時代に藩主鍋島直朝公の夫人花山院萬子媛が、調停の勅願所であった稲荷大神の御分霊を勧進された稲荷神社で、深く信仰を集めています(HPより引用)

日本三大稲荷とも言われているようですが、京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷は必ず入っているのですが、茨城の笠間稲荷と熾烈な三番手争いがあるようです。

 

「鎮西日光」とも言われるくらい豪華絢爛で、タイの映画のロケ地になったことから近年タイ人観光客が増えているとのことです。

九州では太宰府天満宮の次に参拝者数が多いのですが、平日の朝早くだったので人気も少なくゆっくりお参り出来ました。

石の鳥居

稲穂をくわえ子狐と一緒

お狐さま

伏見稲荷大社をお参りした時はお狐様だらけに感じましたが、こちらはそんな感じがしませんでした。

日光東照宮みたい・・・という印象です。

夜はライトアップもされるそうで、きっと豪華絢爛だと思います。

派手な清水の舞台みたいな本殿

楼門

楼門にいる随神は有田焼

有田焼随神


本殿にお参り

楼門を過ぎて境内に入ると、豪華絢爛な清水の舞台みたいな本殿が見えます。

しかし、私は神楽殿を本殿だと思ってしまい、神楽殿からお参りしました。

楽殿

階段を上って本殿にお参りします。

上り階段

本殿にお参り

神社仏閣ではいつも夫さんのことを思うのですが、お稲荷さんだけは別。

私の物件がいつまでも問題なく満室経営が続きますようにと煩悩丸出しで祈ります。

格天井には花の絵

鳳凰の絵

今の入居者さんたちはみんないい人たちばかりなので、このまま退去せずにずっと住んでいてほしいーー。

さて、本堂の横に奥の院へ続く道が見えます。

 

奥の院

石壁社

奥の院に向かう前に萬子媛を祀った石壁社があります。

その後奥の院へ向かうのですが、石段が急な部分があるので、雨の日や暗い時は気を付けてくださいね。

奥の院へ続く鳥居

木の杖の貸し出しがあります。

ここから少しだけ石段が急です

奥の院命婦社に着きました

左手奥にも社があります

振り返ると絶景・・・

絶景と言いたいところですが、この日は雨で遠くまでは見ることができませんでした。

 

山頂にお社を作るというのは、神様に絶景を見てもらいたいからなのかしらと思います。

山を信仰の対象にする日本人だけど、人々が見上げるだけでなく、神様が山から見守ってくれると思うのもいいかもしれない(私の勝手な妄想です)

帰るルート

「この先難所あり」の看板がありますが、登りより安全です。すべらないように気を付けましょう。

 

苔むした大きな石

いつもながら、大きな石ってそれだけで神様が宿っているように思う。

本殿の横に出て下り参道を降ります

 

この後、ゆっくり参道を歩いて、途中のお店でまるぼうろを買ってお茶をいただいて少し休憩しても、一時間半程度でした。

ただし、日本庭園や宝物館に寄ったら、バスに間に合わないかもしれません。

お店の人に「武雄温泉からバスで来た」と伝えたら妙に感心されました。

「こっちの人はみんな車で来るから、バスで来る人は珍しい」と。だんだんとバス路線が減っていくから、今のうちに行きたいところに行っておかないとと思ったのでした。

 

祐徳稲荷神社はキラキラとしていて、いかにも商売繁盛しそうな神社なのでお薦めです。行けて良かった。

茨城の笠間稲荷神社にも行ってみようかしら。