埼玉の友人の家に泊まった翌日、12番札所慈恩寺にお参りしました。
東武アーバンパークライン(どうしても野田線と言いたくなる)の豊春駅から、徒歩片道30分です。
慈恩寺
824年(天長元年)に、慈覚大師(円仁)によって開かれたお寺で、大師が唐に留学した長安の大慈恩寺にちなんで、慈恩寺と名付けられました。
最盛期には、多くのお堂があったのですが、幾たびかの災厄で焼失し、現在に至っています。
お堂の中に目を凝らすと、御前立の仏像と二十八部衆が見えます。
チラシの下のほうにいらっしゃる二十八部衆は、お堂の中にいるので見えますが、来年特別展示があるようです。
玄奘塔
境内の案内板に、慈恩寺から10分ほどのところに玄奘塔があるという。
玄奘は、インドから経典を持ち帰り翻訳したすごいお坊さん。(西遊記の師匠です)
その御霊骨が長らく行方不明だったのが、昭和17年日本軍が南京郊外で発見して、盛大に奉安式を行い、一部が日本にも贈与されたそうです。
(なんとなく、胡散臭く思ってしまうのは私だけ?)
慈恩寺の由来により、昭和25年にこの地に奉安されたと頂いたパンフレットにありました。
弘法大師さまかと思ってしまいましたが、こちらは玄奘法師です。