せっかく神戸まで来たから、関西でまだ行ってないところに行こうと竹田城へ行くことにしました。
神戸からは特急はまかぜと天空バスで
車の運転ができない私は、電車とバスで行くしかない。
神戸駅8:16発特急はまかぜ1号 竹田駅9:56着 (全席指定・乗車券込4700円)
JR西日本のサイトに会員登録までして予約したけど、当日でも全然大丈夫そうでした。
竹田駅から竹田城まで「天空バス」が季節限定で運行しています。
(全但バス株式会社 竹田城跡周遊バス「天空バス」で検索してください。
2023年度は運行終了。
春夏ダイヤ:3/1から8/31。秋ダイヤ:9/1から11/30秋祭りの日以外は毎日運行)
この日、はまかぜが10分ほど遅れましたが、バスは駅で待ってくれていました。
ちなみに車で山頂まで行くことはできず、「山城の郷」の駐車場に停めて歩いて上るか(竹田城跡バス停よりも15分ほど下にあるので歩く距離が長い)、城下の「まちなか駐車場」に停めて、竹田駅からバスで登るしかないです。
このような雲海に浮かぶ竹田城跡を見るには、秋の早朝に行かないといけません。
よく見ると、後ろの山の山頂のほうに石垣が見えます。
50分くらいかかるそうです。
ここから、20分ほど登ります。
トイレは竹田城跡にもありますが、自販機はこれより上にはありません。夏はここで必ず水分を補給してください。
ゆるゆると登ります。
落ちそうで落ちないので、合格祈願に来る学生さんがいるとか。
観覧料大人500円。
竹田城は南北400m、東西100mにおよび、現存する石垣遺構としては全国屈指のものとパンフレットにありました。日本百名城に選定されています。
15C中旬に山名持豊が完成させ、太田垣光景を初代城主としました。
その後、秀吉の但馬侵攻にあい陥落。太田垣氏に代わり、赤松氏が竹田城主になりました。
赤松広秀は、関ケ原では西軍に属し、関ケ原の敗戦後、鳥取城攻めに加わり、城下の大火の責任を問われ、自刃して竹田城は廃城となりました。
北千畳
観覧料を払って、ワクワクと登っていくと広い所に出ます。
三の丸
竹田城跡には、この時、同じバスで乗ってきた観光客の方たちと、ガイドさんに案内を受けているツアー団体客の人がいました。
映らないように写真を撮るのはなかなか大変。
写真を撮りながら、説明を盗み聞き。
ガイドさんたちは、やたら高倉健さんの出た映画の話をしていました。(「高倉健さんは普段は決して座らないのに、このベンチに座っていた」とか)
上から見るとYの字のような城跡。三の丸と二の丸は北千畳から天守台に行く間の細くなっているところです。
順路の通りに歩きながら写真を撮ったのですが、建物がないので同じような写真になってしまい、思い出すのに四苦八苦です。
天守台
三の丸、二の丸と高くなり、さらに高くなっているのが本丸で、その中に天守台があります。
高低差があって、かっこいいです。住みにくそうですが。
「城を見るなら石垣」派なので、竹田城はかっこいいのですが、ぴっちりした石垣が好きなので、この野面積みの石垣はちょっと・・・
山頂の石垣遺構なので、「日本のマチュピチュ」なんて呼ばれているようですね。
(私は14年前にマチュピチュに行ったことがあります。インカ帝国の石垣はそれはもう本当にぴっちりと「剃刀の刃さえ入らない」と言われるほどなので、とても好みです)
南千畳
山頂にあるので、見晴らしがよくて、竹田城下の街も見えてとてもきれいでした。
帰りは12:15のバスで
来る時は10:30過ぎにバス停について(10:25着予定ですが、しゅっぱつが遅れたため)、ゆるゆると見学して、バス停に戻ったのが12時少し前。
バス停は吹き曝しなので、待っている間が寒かったです。
(急に小雨も降ったので、余計に切なくなる)
竹田駅には12時半ごろに着きました。
12:46竹田駅発のJR播但線に乗って、寺前駅で乗換、姫路に行きました。(姫路14:17着)
途中に、「生野」という地名を見て、「生野の道の遠ければ」の生野?と思うも、関東出身の私には、どうも丹後、丹波、但馬あたりはよくわからない。
天橋立に行くのに、京都からここを通るの?
まだまだ勉強が足りないです。
午後は姫路城を見学して、新神戸から帰りました。
これまで、行きたいけど、ちょっと遠くて後まわしにしていた竹田城に行くことができて良かったです。