韓国旅行は2019年6月以来4年ぶり。
成田空港第三ターミナルから、チェジュ航空でソウルに飛ぶ友人と、釜山へ飛ぶ私の飛行機はほんの5分差でゲートも隣。
出発寸前までしゃべり倒す。
「じゃ、明後日ソウルでー」と別れて、それぞれ乗り込む。
釜山は12年ぶり2度目。
前回は東方神起ファンの友人と、ヨンファのバラエティ番組のロケ地やTVXQのドラマのロケ地巡りのために、釜山、全州、ソウルとあれこれ回ったのでした。
釜山についてのは夕方16時半ごろ。
飛行機が集中したのか、出国審査が混んで45分もかかったのには驚いた。
前回はあっという間に空港を出たイメージだったから。
今回の釜山は2泊、超マニアックな場所を満喫してきましたよ。
WOW PASSはソウル向き?
WOW PASSというものができていました。
WOW PASSはプリペイドカードのようなイメージ。
日本円でそのままチャージして(レートもそれほど悪くない)、キャッシュバックはあるし、アプリで使用履歴もわかるし、韓国は国際カードが使えないところもある割りに、キャッシュレス社会なので便利でした。
TMONEYカード(交通カード)も付いているので(チャージは別にする必要あり)、これ一枚でほぼ大丈夫と友人は言う。
もうお釣りが邪魔になることはありません。
だけど、釜山はチャージの機械がソウルに比べて圧倒的に少ない。(2023年10月現在)
空港では空港セット(SIMカードなどとセットになっている)ものしかなくて、私は前回の旅行で残ったウォンとTMONEY(交通)カードで、市内に入りました。
釜山駅の近くの「東横イン釜山中央駅」に泊まったので、そこにはwow PASSのチャージ機械があったけど、チャージの機械がもう少し増えないとお薦めしづらいかも。
今回は、公州という地方の街にも行ったけど、WOW PASSの認知度が低いのか、タクシーに乗ったときに、クレカとして使ってほしかったのに、T-MONEYカードのほうで決済されてしまいました。
このせいで、T-MONEYカードのチャージをするはめに。
使ったことない人には、何がなにやらな文章ですが(自分で書いていて思う)、
ソウルに行く人には便利ですが、ソウル以外ではもう少し時間がかかりそうということです。
釜山最初の観光はフィヨン文化村
CNBLUEのメンバーはドラマもよく出ているのですが、ドラムのミニョクが出ていたドラマ「タンタラ」(2016年)では、ミニョク演じるハヌルは釜山出身の設定。
ハヌルが姉のグリン(私の好きなヘリちゃん)と住んでいる家がフィヨン文化村にあるので行ってみました。
多くの映画のロケ地でもあり観光地なのですが、「タンタラ」は古いドラマだし、それほどヒットしてないからもう残っていないかもーと心配しながら。
ホテルの前の大通りから85番のバスに乗るも、3つくらい進んで反対方向かも、と気づく。運転手さんに確認したら 逆向きの82番に乗るといいよと教えてくれる。
車の車線が日本と反対なので、勘違いしてしまいました。でも、車内放送と停留所名を読んで、すぐに気づけてよかった。
フィヨン文化村の停留所で降りた時はすでに夜の7時半。
82番のバス停の通りから坂を下って大通りに出る。
観光客など全くいないし、お店も空いていません。
ハヌルとグリンの家はどこかなーと、とりあえず階段を下りてみると、海沿いに割とすぐにあって良かったー。
そうそう、嫌がらせの落書きを、こうやってヨンス兄ちゃんたちがイラストで塗り直してくれたんだよねーと、思いながら見る。
昼間はこんなに明るいのに、夜は怖い。
夜景がきれいだなーと思いながらも、怖いくらい人気がないのですぐにバス通りに戻りました。
ドラマでも夜のシーンあったけど、もっと明るかったんですけどね。
CCTVは稼働していますが、夜に行くものではない感じ。
ケミチプでナッチボックム
バスで南浦洞まで戻り、夕食は調べておいた「ケミチプ」で。
釜山のナッチポックム(タコ炒め)は、ソウルと違って汁多めというので、食べてみたかったのです。
こちらは一人用からあるので便利(韓国では、二人分からの鍋料理とか多い)
注文はタッチパネル形式で、会計もテーブルで済ませます。
wow passでサクッと済ませました。
おひとり様女子がいたので驚き。韓国人は一人ご飯をするのが苦手と聞いていたので。
タコだけでなく、タコとエビ炒めにしました。
普通とマイルドと辛めがあって、辛いものが嫌いではないので、ベストとあったし普通にしてみたら、結構辛かったです。でも美味しかったですよー。
手前の田造りみたいな小魚が辛味を緩和してくれました。
「美味しいのに辛かったです、韓国人の普通は日本人には辛いです」とお店のおじさんに言ったら笑っていました。
通じたから笑ってくれたのか、通じてなくてとりあえず愛想笑いだったのか?
お店に日本人アラサー女子二人がいたのですが、
彼女たちが、今後の不安をぐちっていました(結婚とか出産とか仕事とかについて)。アラサーあるあるだなあと思いながら聞いてました。
多分向こうは私が日本人だと気づいていない。
「50にもなってこのままだったら終わってるよねー」と言っていたけど、
色々あって50すぎて一人で釜山で鍋つついてても終わってないよーと。
ていうか「終わってる」てどういう状態?とか思う。
国際市場は夜は閑散としていたのでホテルへ戻ります。チャガルチ市場とかなら賑わっていたのかな。
釜山タワーを見ながら、うっすら暗い通りを抜ける。
金曜の夜、盛り上がっているのは西面とかなのかな?
四十階段
その後、ホテルに歩いて戻る途中に四十階段へ寄る。
もともとここは、朝鮮戦争の時の避難民が暮らしたり、救援物資を貰ったり、離散家族の集合場所でした。
(1953年の火事で焼けて、移転して今の場所になったそうです)
実はこの場所、「タンタラ」のロケ地。
私が行った時は、一階の居酒屋からトロット(韓国の演歌)が流れていたけど、ドラマではここはハヌルが歌うヨンド学院のCMソングが流れていました。
その歌を聞いて、スカウトするところからドラマが進んでいきます。
ダウンロードしたシーンを見てしばし堪能。
ドラマと違って、全く人がいない。
「♪ヨンド学院~」と歌ってても不審者に思われないくらい一人。
この近所は、昔懐かしい感じの銅像が多い。でも、人がいない。
初日の観光はこれでおしまい。