しゃおれんの旅日記

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魏志倭人伝の旅その9-九州国立博物館「伽耶」展

午前中に吉野ケ里遺跡を堪能して、福岡空港を19:20に発つ予定なので、午後は福岡に戻って九州国立博物館を見学。

伽耶展(トーハクには来ない)

伽耶」展をやっていたので気になって。

(この頃、韓流ドラマ「帝王の娘スベクヒャン」を見ていて、百済伽耶が気になっていた)

九州国立博物館は空いているし、建物がコンパクトで見やすくていいですよね。

 

金官伽耶の短甲(4世紀)

「着用する人の体形に合わせ、縦に長い鉄の板を革ひもや鋲でつないで、渦巻きの文様で装飾している」

縦に長い板をつなぐより、横板を繋ぐほうがいいのではないかと思う。

と、思っていたら後から出てきました。

帯金式甲冑(5世紀)

伽耶の甲冑というけれど、日本の古墳時代の甲冑に似ていますね。

 

この展示、写真撮影はOKだし色々なものが展示してあって良かったのですが、材質とか用途とかいまいち説明が不十分な感じでした。

雰囲気を楽しむだけになっていました。

図録を買って勉強しなさいということだったのかしら。

鴨形土器(4世紀)

「鳥の頭の上に、ぐったりした人の姿がある。弁韓伽耶の前身)以来、鳥は死者の魂を運ぶと考えられていた」

という説明書きはあるものの、ではこの土器は葬礼の祭祀に使ったのかとかはない・・・

 

金製耳飾り(大伽耶・小伽耶5-6世紀)

金銅冠(大伽耶6世紀)

素環頭大刀(大伽耶5-6世紀)

ガラス容器(5世紀大伽耶

キラキラしたお宝が続きます。

渡来人として日本に渡ってきた彼らの影響をうけたものとして埴輪の展示もありました。

渡来人形埴輪(千葉6世紀)

倭人の埴輪はみずらを結っていることが多いけど、千葉県にいた渡来人はとんがり帽子。以前見た埴輪は髭を生やしていました。

船型埴輪(レプリカ)

甑(こしき)

この展示の仕方、かわいいですよね。学芸員さんのセンス抜群♪

甑とはお米を蒸す土器

埴輪の牧も好み

白馬なのは白い土だから?

それぞれの説明書きあり

 

伽耶展のあとは、常設展も見学。

土偶の展示

裏側も見られていいですね

私は土偶より埴輪派です。

 

九州国立博物館も満喫しました。

太宰府天満宮に寄ったら、本殿が修復中というのでお参りせずに参道をブラブラします。

 

この日の朝食はホテルで食べ過ぎて昼食を食べてなかったけど、そろそろ何かつまみたい。

今回の宿は天神にある「ブレックファーストホテル天神」という名前からして朝食に力を入れていることが分かるホテル。

チョップドサラダとスムージーのコーナー

おかずももりだくさん

朝からカスタマイズピザ

若い頃は、もっと食べられたはずなのに・・・まだまだ食べたいモノがあったのにもう入らなかったのが残念です。

 

参道には観光客も多くて、結局空港に早く入りお茶しました。

今回の二泊三日の旅行は、日本史関連の場所ばかりで大満足です。

つきあってくれて車を出してくれた友人にも感謝です。

 

さて、こうして旅行記をまとめて復習も終わったし、次はどこへ行こう。

計画と予習をしなくちゃ。