しゃおれんの旅日記

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御陵印を頂きに参りました②畝傍御陵と畝傍陵墓監区事務所

御陵印を頂くことをテーマに旅行してきました。

 

xiaorentraveldiary.hatenablog.com

 

 大和八木のゲストハウスに2泊して、大阪・奈良・京都の4つの監区事務所を周り2日で94印の印を集めました。

2日目は午前中に、唐古・鍵遺跡に行った後、畝傍陵墓監区事務所に行き、

午後に桃山と月輪に行くというフル回転。

東京から次はいつ来れるか分からないのと、何度も京都や奈良には来ていることから、集中して周りましたが、あまりこの行程はお薦めしません。

残り2印は東京の多摩陵墓監区事務所にあります。

 畝傍御陵

大和八木からレンタサイクルで畝傍御陵を目指します!

 しかし、この日は曇り時々雨という最悪のコンディション。

朝いちばんで唐古・鍵遺跡に行ってきましたが、畝傍御陵に行く頃にはしとしとと優しい雨が降り続いていました。

レンタサイクルを借りてしまったので強行しましたが、普通に畝傍御陵前駅から歩いて10分強で行けます。

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畝傍山東北陵(神武天皇陵)

砂利道を進んでいくと、広大な拝礼所が見えてきました。

駅名など畝傍御陵ですが、正式には畝傍山東北陵です。

神武天皇は紀元前660年に即位したそうですが、その陵は中世には所在が不明になり、江戸時代から所在地の研究が始まりいくつかの候補地の中からこの地が選ばれ、明治時代に皇国史観の高まりとともに修復され、現在に至るそうです。

ざっくり言うと、こちらが本当に神武天皇陵かどうか、そもそも神武天皇が実在の天皇かどうかもかなり怪しいと思われます。

が、今回の御陵印をいただく旅については気にしません!

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拝礼所から

 

畝傍陵墓監区事務所

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畝傍御陵の隣です

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入口入ってすぐの所にセットしてありました

こちらの事務所には30印。一番多くの印があります。

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圧巻の30印。96代後醍醐天皇がいるのが驚き

朱肉が薄かったので、印泥に挑戦しましたが慣れていなくて大苦戦。

やっぱりマイ朱肉を持参すべきでした。

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神武天皇(右上)と綏靖天皇(右下)はどう見ても失敗?

試し押しをしていましたが、要らないコピー用紙の裏と御陵印帳の紙質が違うため、神武天皇の印は力加減が合わず失敗。

綏靖天皇印は真ん中が薄い・・・

こんな時に、白紙の画用紙があれば押し直してここに貼れたのに・・・・

 

御陵印帳の後ろのほうに余白頁があったのでそちらに押しました。

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上が神武天皇、下が綏靖天皇です

綏靖天皇印は真ん中が摩耗しているみたい。

 

ちなみにこちらの事務所でいただく印の中には個人的に好きな天皇の印があります。

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天武天皇持統天皇陵印

私は天武天皇が好きなのですが、皇后の持統天皇との合葬されている檜前大内陵の印が畝傍陵墓監区事務所でいただけました。

この次の日には明日香村に行って、檜前大内陵や文武天皇陵も行ってますよ♪

欽明天皇くらいから桓武天皇くらいまでなら、后や皇子皇女も含めて家系図が書けるくらいこの時代は好き。

といっても、学術的にというより、マンガや小説で勝手にイメージを仮託して好きと言っているだけですが。

 

とにかく御陵印をただ集めるだけでなく、なるべく御陵には行ったほうがいいと私は思います。

橿原神宮

畝傍御陵に行くなら橿原神宮にも行かないと。

ただ、前日は近くまでいっていたのに雨のせいで心が折れゲストハウスに戻ってしまったので、

次の日に明日香村に行く前に橿原神宮を参拝しました。

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ご祭神は神武天皇

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橿原神宮

朝の清々しい空気、静謐な境内と書きたいところですが、写真ではわかりませんが、朝の清掃中で、しかも落ち葉を大轟音で吹き寄せていました。

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朝早くからお参りする方多数(散歩の途中?)

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私欲にまみれた私でも神社に来ると心が落ちつくのは、日本の神様の寛容さのおかげ?

深い森と余分な装飾のない神社で、日ごろの感謝を述べるだけでなく、つい「これからもお願いします」と願ってしまう。

 

前回来た時には回廊に神武東征の物語が飾られていてとても面白く読んだのに、今回はなかったのでがっかり。

 菊花展があったのでそちらを見て心を癒し、橿原神宮前でレンタサイクルを借りて、次の日も力いっぱい観光しました。