しゃおれんの旅日記

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電車とバスで行く栃木旅①宇都宮観光

今年の夏はコロナ禍のせいでどこにも旅行してない!

気を付けていれば都民が都外に行ってもいいのでは?と1泊2日の旅行してきました。

東武沿線に住んでいるので、東武線を使って目指すは鬼怒川温泉

電車の旅は昼からビールが飲めるからいい♪と師匠(夫さん)

 

まずは、準急で南栗橋まで行き、日光線に乗り換えて終点「東武宇都宮

2時間20分乗って我が家から1500円かからず。私鉄はコスパいいですね。

まず行ったのが駅から徒歩5分のこちらの教会。

 

松が峰教会

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松が峰教会

大谷石を使った昭和7年に造られた教会です。

今回の旅の目的の一つに大谷資料館があるので、まず大谷石の建物を見ていこうかと。

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素敵なファサード

大谷石は、耐火性にすぐれ加工がしやすいため建築物に多用されています。

御影石と違ってつるつるしていなくて、気泡のような穴もあります(質にもよるのかもしれませんが)。

私たちの買った土地も塀に大谷石が使われていました。我が家はイメージと違うので解体してしまいますが、宇都宮は大谷石を使った家が多かったです。

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彫刻も素敵です

ミサがないときは見学できるとガイドブックにあったのですがコロナ禍のため見学は不可でした。残念。

 

教会のむかいに大谷石を使ったおしゃれなカフェもありました。

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「ダイニング蔵おしゃらく」

今回の旅行中、このように大谷石でできている蔵をたくさん見ました。栃木では一般的なのかもしれないですね。

朝早かったのでこちらのカフェには寄らず、先を急ぎます。

 

宇都宮城址公園

松が峰教会から歩いて10分くらい。

宇都宮城址公園につきました。

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立派な土手

 

遮るものが無く日差しがとてもきついです。

立派な土手。なぜ復元する時に大谷石を貼らなかったのかしら?

こちらは復元するときに地下15mまで掘り、基礎を作って堀を掘って、コンクリートで土手を築き特殊な土を貼って土手にしているそうです。

特産の大谷石があるのに・・・もったいないような。

 

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復元されているのは一部です

 

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登ってみます

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清明台という櫓 狭間もありました

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エレベーターまで行って見ることに

 

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降りたところは資料室でした

この写真の赤線がわかりますか?
赤線内の部分を復元したそうです。本来はもっと大きなお城だったのですね(当然と言えば当然ですが)

宇都宮城は、関東七名城の一つで、将軍の日光参拝のときには宿泊施設として使われたとか。

戊辰戦争で焼失して、清明台櫓を中心に2007年に復元されたそうです。

 

二荒山神社

この後、北上し二荒山神社へ向かいます。

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オリオン通り

朝早いので繁華街も静かです。

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二荒山神社

下野国一の宮として、宇都宮の由来にもなったとか。

ご祭神が豊城入彦命・大物主命(大国主命・大黒様)・事代主命(恵比須様)です。

豊城入彦命崇神天皇の皇子、群馬の古墳めぐりの時にも名前がでてきましたが、東国を治めに来たのです。その4世孫の奈良別王が祖神である豊城入彦命を祀ったのが始まりとされています。仁徳天皇の御代というから今から1600年前(このあたりは・・・)です。

鳥居も立派ですね。

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95段の石段

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本殿

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竹林に癒されます

お参りの後、さくっと竹林の中を降りてきてしまいましたが、末社もたくさんあったのでした。さらにこちらには「餃子みくじ」なるものもあったとか。

ちゃんと調べずに行くと見逃しが多くて後悔します。 

 

さて、ここで9時45分。できれば大谷資料館に10時40分発の関東バスに乗りたい。

でも、宇都宮に来たんだから餃子を食べないのは何より惜しい。

朝から営業しているというJR宇都宮駅前の餃子会館を目指して歩きます。

暑い中歩くこと15分。

なんと!コロナ禍のためか時短営業なのか閉まっていました!

 

開いている店は長蛇の列。

大谷資料館に行くバスはそこそこ本数がありますが、大谷資料館から新鹿沼へ抜ける予定のバスが本当に少ないので、餃子を諦め大谷資料館を目指すことにしました。

 

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有名な餃子の像。こちらも大谷石でした



駅前の6番乗り場から45系統「大谷経由立岩行き」の関東バスに乗り約25分。

本日のメインの大谷資料館へ向かいます。