今回の巡礼は、ちょっと辛かったです。
夫さんと行ったことのあるところへ一人で行っても大丈夫かの挑戦でしたが、だめでした。
前回した宇都宮の観光は、今回は省略。(前回食べられなかった餃子は食べた)
大谷観音はなんとか頑張って納経印をもらったけど、大谷資料館は、鉱物好きの夫さんを思い出して泣けてしまい走り出てきた。
「前に夫さんと楽しく旅行したなあ」などというほんわかした気持ちにはまだなれませんでした。
大谷観音へのアクセス
宇都宮駅西口6番乗り場から立岩行バスで約30分。
「大谷観音前」バス停で降りるとすぐです。
午前中の出流観音からの流れで、駅からバス停に直接来てしまいましたが、乗客のほとんどの人が「一日乗車券」(2000円)を持っていることに気づきました。
お得なので、大谷資料館と大谷寺に行く予定ならぜひこちらを。
バスは片道530円、大谷寺500円、大谷資料館800円なので、お参りだけなら必要ないです。
大谷寺(大谷観音)
入るとすぐに、大谷石の岩壁に押しつぶされそうな本堂(観音堂)に圧倒されます。
日本はあまり摩崖仏がありませんが(国東半島は有名ですが)、こちらのご本尊は大谷石の壁に彫った像に、粘土で細部を仕上げて、金箔を施していたそうです。(今は金箔は残っていない)
千手観音の持ち物は欠けてしまっているし、お顔も表情は分からなくなっていましたが、ほっそりとしていて品がいい感じ。
お隣のお堂の薬師三尊などの石仏はしっかりはっきり残っていて、重文指定されています。
ご本尊:千手観音菩薩
納経印を待つ間、庭を見ていた。弁天堂と白蛇の像あり。
平和観音
前回は来なかったので、ここは安心してお参りできました。
大谷寺の隣に高さ27mの平和観音があります。昭和23年から6年かけて製作されて、昭和31年に開眼供養しました。
見た事はないけど、中国の楽山大仏は71mというからこちらの倍以上。見たらびっくりするだろうなあ。
これだけの量を掘りだしたのかと思うとすごいなあと感心する。
平和観音から大谷資料館まで10分くらい歩く。
大谷資料館
夫さんは鉱物が好きでした。秋田大学の地学課の通信講座を受けるほど。
大谷石の地下採掘場跡を公開しているこちらには、石つながりで行きたがっていました。
ただ、大谷石は建材なので夫さんの好みではなかったです。
xiaorentraveldiary.hatenablog.com
そんなことを思い出しながら、大丈夫かを試しに行く。
「翔んで埼玉」やその他いろいろな映像のロケ地になっているみたいです。
色々思い出して辛くなったので、ほぼほぼ駆け足で10分とかからず出てきました。
800円が惜しまれる。
バス停に人がいなかったから、安心して泣く。
宇都宮餃子食べ歩き
今回の宿は楽天ポイントを使って(とはいっても、全部をポイントでは払えず、カードと併用とあったので、カードで100円だけ払う)、
「宇都宮ステーションホテル」の和室(バス・トイレ別)5800円(払ったのは100円)
別館に泊まる女性が他にいなかったのか、大浴場(それほど大きくない)は鍵を渡されて貸し切りでした。
夜ごはんは餃子食べ歩き。
私は多分、好きな食べ物ベスト10に餃子が入ると思う。
他にはカレー、からあげ、グミ・・・子供の好きな食べ物が好き。
特製ラー油をつけて食べます。水餃子もつるっと食べちゃいました。
美味しかったです。
私はお酒が飲めないので、これだけ食べてさらっと退出。
もう一軒行きたいなーと、宇都宮餃子館で8種食べ比べセットを注文。
「健太、スタミナ健太、お肉、ニラ、シソ、ニンニク、チーズ、エビ」の8種。
色々食べられて美味しい。エビが美味しかった。
以前はちゃんと自分で作っていたけど、一人になってからは作らなくなってしまった。
エビを入れて作ってみようかな。
10年前ならもう一軒行けたのに。残念。
2023年8月26日に開業した新しい路面電車。
ヨーロッパみたい。
宇都宮は車社会で郊外に街が広がったものの、人口減少により、広がったバス路線は赤字になっているという。
それを解消するために、渋滞がなく大量輸送できるライトレールが動脈となって、バスはそれを補完する毛細血管みたいなイメージで、計画されたと見ました。
へぇぇー。
普通のおばさんより鉄分多めだけど、東口から郊外に行く予定はないので発着を見るだけで乗りませんでした。