日光の紅葉のニュースを見て、今回の巡礼を場所を決めました。
中禅寺へのアクセス
JR宇都宮から日光線で44分。
7:44にJR日光駅に着くと、改札を出たらみなまっすぐにバス停に並びます。
7:50発JR日光駅(東武日光駅経由)から湯元温泉行バスに乗りました。
西参道入口(東照宮に近いバス停)、中禅寺湖などを通るこのバス。
秋の土曜日のバスは、始発のJR日光駅の時点で満席。
人混みが嫌いなのに、どうして土曜に行くことにしたんだろう?
ちょっと後悔。
いろは坂を通り、一時間近く揺られます。
ガイドブックには「立木観音入口」バス停下車とありましたが、運転手さんには「リッツカールトン入口」で降りるよう言われる。
この日は朝から雨(予報では雨じゃなかったのに)。
リッツカールトン日光の前を通って、「立木観音入口」交叉点で中禅寺湖に沿って左折。
二荒山神社の大きな鳥居が見えます。
ということは、向こうには男体山があるということで、夫さんと登ったことがあり思い出すとつらいので、なるべく見ないようにして歩く。
雨が降っていて傘をさしていたからちょうどいい。
雨も降っていたので寒い。
家ではTシャツで過ごしているくらいだったので、こんなに日光って寒いんだと驚く。
中禅寺(立木観音)
仁王門が見えてきました。
納経帖を預けて、本堂と五大堂のお参りをします。
こちらのご本尊の千手観音菩薩は生きた立木から掘り出したので、立木観音と呼ばれています。
手は別の木で彫りつけています。
現在は根はついていません。
という説明を本堂に入ると係の方がしてくれるのですが、手を合わせてたり、仏様を見ている間も、お堂の中でずっと見守ってくれるので、長居がしづらい。
手に持っている道具の中に、鬼の面があって、魔除けだと思うのですが面白い。
参拝客が多ければいいのに、この時は私一人だったので、なんとなく待たせては悪いという気になり、粘らずに本堂を後にしました。
本堂と五大堂は屋根のある廊下と階段で繋がっているので、雨でも安心。
上にある五大堂には五体の不動明王がいて、天井には大きな龍の絵。
「中禅寺」というお香(1500円)がいい香りでした。
五大堂の回廊からは、晴れていたら中禅寺湖と男体山がきれいに見えそうです。
境内には「愛染かつら」の木があったのですが、私はそれを知らないのであっさり通り過ぎる。
正面には本尊の不動明王像が祀られています。
「石造りの鳥居と四方の石の柱で結界とし、中心の苔むした塚の下には山伏が火を焚いて行う「採燈護摩」という修行で使われた丸い「石造りの護摩炉」が据えられています。日光山にはこの形式の護摩壇が三基現存しており、近世の常設壇としては全国でも他に例のない大変珍しいものとなっています」
お参りを終えたら、この後は日光の観光です。
夫さんと来たことはないので気楽に見て周れる。
日光にはバスツアーや、友人が昔「日光江戸村」の忍者とつきあっていたので、付き合いで日光には何度か来たことがあります。(彼女はその後、堅実で誠実な別の人と結婚した)
華厳の滝
小学校の修学旅行で来たなあと思いながら見る。
でも、とにかく外国人が多い。
すごい迫力。
エレベーターで降りると近くに行けるのですが、寒いのと、もしかして早く下山しないとバスが混むのではと思い、上から見るだけにしました。
お昼は湯葉ラーメン
華厳の滝のそばのバスターミナルから、10:30のJR日光駅行のバスに乗る。
始発でないから満席で、いろは坂も立ってないといけなくてつらかった。
紅葉はきれいだったけど、ハイシーズンに行くものではないなと。
1時間以上かかって西参道入口バス停で下車。
寒かったので、バス停そばの食堂でゆば入りラーメンを食べました。
麺が縮れていて好みだったのですが、別に湯葉が入ってなくてもよかったかも。
それでも、今回は珍しく、出流そば、宇都宮餃子、湯葉とご当地グルメを味わいました。
ラーメン食べていたら、雨がやんで助かりました。
午後は、二社一寺の日光山の観光です。