しゃおれんの旅日記

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上田市立美術館「上田クロニクル」展へ

友人と温泉旅行。

岩屋館から10時の送迎バスで上田駅まで送ってもらいます。

今日は、美術館に行ってから、上田城址公園に行ってポケモンを捕まえようと思っていたのですが、どうも天気が悪そう。

サントミューゼはアリオの向かい

文化複合施設のサントミューゼ

こちらのサントミューゼという建物は、円形の広場を巡って建てられていて、内装は木を多用していてとってもおしゃれな感じでした。

写真は前日、晴れたときに撮影。

送迎バスまで時間がなくて延期した美術館には翌日行きました。

上小立体等作品展

小中学生の作品展

企画展を見る前に、子どもアトリエでの展示が気になって友人と鑑賞。

工作の作品の展示に夢中になってしまった。

段ボールでできた、いかにも小学生の工作のような作品もあれば、「これ、親ががんばったのでは?」のようなものもあり、

高学年になると一気にクオリティもあがってくるし、

中学生の作品は「すごいなあ」と感心しきり。

感想を書くノートにあまり書いている人がいなかったので、私たちは見開き2ページをほぼ埋め尽くす(友人はとても字がきれいなので、友人に書いてもらう)

「粘土の像は生き生きとしていて、躍動感があふれてました。顔が小さくて足が長いのがイマドキでした」

「中学生のナスは、冷蔵庫で少し置きすぎたような弱った感じも出ているリアリティにあふれていてよかったです」

とか

中学生の仮面は、おでこには銃痕、口から機関銃の銃口が出ていて、題名が『論破』、解説文もすごく考えて書かれていましたし、他の仮面の作品も心情を表しているというか、こういう風に思いを芸術という形で表現できる子はいいなと思った。

「仮面の作品は、どれも中学生の思春期特有の懊悩や葛藤をうまく表しているように思います(私が書く役ではないから、普段使わない言葉遣い)」

「ちょっとー、難しい漢字使わない言葉で言ってよー」

イスラム教のモスクを段ボールで作った作品も二人で感心。カッターの使い方や、セメダインがはみ出しているところなどが子どもらしくて、また好ましい。

私たちには、子どもがいないので、子供の工作を手伝う苦労や、工作がたまって邪魔になる嬉しい悲鳴も経験なし。

よその子の作品なので、気楽に楽しんできました。

子どもの名前って、今はみんなこんな感じなのねーと思いながら見る。

「上田クロニクル」展

美術館の企画展を見学。

上田を中心に活躍した芸術家の100年の年代記という企画です。

チケットは岡鹿之助

みすず飴が好きなのでお土産に買ってきました。

チケットにも使われた岡鹿之助さんの絵がポスターにも使われていて、

昔見たアンリ・ルソーの素朴派をリスペクトした企画展のイメージで見学開始。

おや?

ちょっと違う?

左奥が岡鹿之助

撮影不可の作品もありますが、撮影OKでSNSで紹介可ということなので、いくつか撮りましたが・・・・

芸術性が高いとか芸術の方向性を語るほど、私は芸術がよくわかりませんが、たんに好みの作品がなかったです。

絵具を塗りたくったようなモダンアートや、「もうちょっと仕上げてから出さないと」と思うような油絵などもありました。

アンリ・ルソーグランマ・モーゼスのように、描きこんでちゃんと塗っている人の絵のほうが好きなんだなあと改めて思った。

(私が好きな西洋画家はモネやピサロです)

友人が「これなら私でも描ける」とか言う。私もそう思ってしまう。(←失礼)

 

新幹線は自由席で大丈夫でした

美術館の後は上田城址公園と思っていたけど、雨が降ってきたのでとりやめ。

サントミューゼの向かいにあるアリオでランチして、もう帰ろうかと。

今回は温泉で癒されておしゃべりするのが目的だったので。

往復とも大宮-上田だったので、並びで指定席が取れず(事前に予約してないから)、自由席に並びました。

行きは、なんとか並びの空席を見つけて安心。

帰り14:41発のあさまは上田は8割がた空席、軽井沢で満席になりました。

上田は雨、軽井沢で雪になり、大宮はまたも雨。

大宮で友人と別れて帰宅。

温泉に浸かって、美味しいもの食べて、おしゃべりして。

今回は歴史的な要素が皆無だったけど楽しかった。

 

先週も突然お台場までドライブに誘ってくれたし(引きこもっているので都会が輝いて見えた)、今回もこうして温泉旅行に誘ってくれて、本当に友人ってありがたい。

夫さんが亡くなったばかりの頃、私は放射線治療明けで弱っていたこともあり、友人たちが入れ替わり様子を見にきてくれました。

今は、あの頃よりだいぶ元気になったので、友人たちにもそれほど心配かけてないと思う。