友人と熊本に古代史旅をしてきました。
共通の友人に声かけたけど「熊本に装飾古墳を見に行くんだよー」と言ったら「へぇー」だけでした。ですよねー。
あ、今回の記事は古代史は関係ないです。
ホテルは熊本城が見える「OMO5 By星野リゾート」
熊本に行ったのに、熊本城は街から見ただけで行かなかった今回の旅。
ホテルは、部屋から熊本城が見えて、鶴屋百貨店の隣で、周りにお店がたくさんある「OMO5」にしました。
星野リゾートというけど、豪華というより機能的な感じです。
駐車場のことを聞こうとして電話しても、フロントではなく予約センターに繋がったり、エアコンのリモコンが分かりづらかったりと、今風なのかしら。
駐車場はないけど、近くに時間貸駐車場がたくさんあるので困らないと思います。
二人のベッドの間に大きなテーブルがあって、夕食はお隣の鶴屋百貨店のデパ地下でお惣菜やスィーツを買ってきて、部屋でおしゃべりしながら。
ドライブ中からずっとしゃべっていたのに気が付いたらもう12時じゃん!って感じで驚いた。
メインのパンメニューを選んで、サラダとスープとドリンクバーの朝食。
美味しかったですよ。
ただ、スープはミネストローネしかなかったから、次の日はクラムチャウダーとかにしてもらえたらよかったな。
ちなみに、部屋着は有料(200円)で貸し出してます。
通潤橋
この日は高千穂へ行く予定でした。
走り出すと「通潤橋」の文字があり、高千穂に行く途中にあるという。
「通潤橋」は、私はこの旅で初めて知りましたが、「祝国宝」というし見てみたい。
ドライブ中のBGMはCNBLUE。延々とかけていた。
日本語はちゃんと聞き取れるからいいけど、ハングルの歌はざっくり意味を伝える。
KPOPは踊るグループだけでなく、ちゃんとしたバンド(しかもイケメン)もいるんだよーと広報活動。
お祭が近いのか、虎が移動していました。
道の駅の駐車場に停めて見学します。
放水の日程などは山都町のHPでご確認ください。
通潤橋の仕組みなどもわかりやすいです。
石がきっちり積まれているのが好きです。
(城壁は野趣あふれる野面積みより、きっちりとした切り込みハギの方が好き)
こちらは、水路橋なのでそれはもうきっちりしています。素敵。
橋の上に水道管が通っていると思うとすごいなあと。
江戸時代に作られたこの橋は、コンピューターなどではなく、和算で計算されて設計されたんですよね。
水路の長さ約123.9m、橋の長さ約76m、取入口と吹上口の高低差約1.1m。
上からだけでなく、橋のたもとまで行けます。
鏡のように静かな水面と思ったら意外と激しく川に注いでいました。
余水吐から水が排出されていて、滝のようになっていました。
この通潤橋は、三方を谷に囲まれた白糸台地に農業用水を供給するために作られました。
(下の谷には水があるのに、台地には水がないため)
1852(嘉永5)年12月に工事開始、約1年8か月かけて完成しました。
ほとんど人力で作られ、水圧に負けないよう水道管の接続を漆喰にするなどの工夫があったとHPで読みました。
見学中はただ石積に感動していましたが、山都町のHPを見ると通潤橋の仕組みなどが分かりやすく載っていて勉強になりました。
惣庄屋(今でいう町長)も布田保之助さんは、通潤橋以外にも道路や用水路を整備しています。
通潤橋と用水路の完成で約100haの新しい水田が作られたんですって。
そして、今も機能しているってすごいですよね。