カフェトレインまで諫早観光。
一時間半ほど時間があったので、駅から歩いて行ける諫早神社と諫早公園に行きました。
諫早神社でお参り
もとは九州総鎮護の神々をご祭神として「四面宮」という神仏習合の神社でした。
地元では「お四面(しめん)さん」と親しまれているそうです。
主祭神は、天照大神、大己貴命、少彦名命
御神苑は、創建1290年記念事業として令和4年にできたばかりです。
雲に見立てた5m四方の神楽舞台。諫早石でできています。
龍池はもともと県内三大名庭だった池があったが、昭和32年の諫早大水害で消失したので、今回あらたに作り直されました。
雲仙の山景色を、雲仙地獄の石、平成新山の石などで再現。三柱鳥居も再現しています。
眼鏡橋
長崎だけじゃなかったんですね。
諫早にも眼鏡橋がありました。しかも、日本で最初に国の重要文化財に指定されたとか。
つつじがきれいでした。諫早公園には蛍も飛ぶそうです。
山城の高城跡
中世には西郷氏の山城でした。戦国時代に龍造寺家が有馬氏とこの地を争いますが、龍造寺隆信が敗死、その後家臣の鍋島が頭角を現してきます。
竜造寺家の遠祖である藤原鎌足を祀る藤原明神と、諫早家初代の竜造寺家晴を祀った高城明神。
こんな遠くで「藤原鎌足」の名を見るなんてびっくり。(島津は渡来系の秦氏というし、九州勢だからといって驚くこともないのかな?たんに勉強不足なだけ?)
大亀の背中に石塔が載っている「亀の塔(がめんとさん)」。
「本明川の山下の淵にいる大亀が城の下に潜り込み、敵が城を攻めると亀が手足を伸ばして山を押し上げるので、敵が攻めることができなかった」という伝説があります。
諫早神社をおしめんさん、亀の塔をがめんとさんと呼ぶなど、諫早の人は神様も友達感覚なのでしょうか。
ずっと運動会らしい音楽と声援が聞こえていて微笑ましかったです。
飛び石
昔から、本明川を渡る唯一の通路として、また主婦たちの洗濯しながらコミュニケーションをとる場でもあった飛び石の橋。
昭和32年の諫早の大水害で流失しましたが、昭和60年のテレビドラマで一時再現され、その後復元の要望があり、昭和63年に復元されたそうです。
役所広司さんって諫早出身だったんですね、知りませんでした。(役所広司さんが出演したドラマだそうです)
先日見たテレビ番組では、いとうあさこさんやかたせ梨乃さんがこの飛び石を渡っていました。
私はちょっとチキンなのでこういうところは渡りません。
駅までゆっくり戻って、しまてつの受付をしました。