友人が習っているカリグラフィーの展示があるというので、ご一緒させてもらいました。
四谷三丁目駅ちかくの駐日観光文化院で開催されている、「ハングル書芸・カリグラフィー」展です。
友人は、推しの出る舞台のタイトルを作品にしていました。
墨を割り箸につけて書いたというから、そんなやり方があるのかと感心する。
日本は書道、中国は書法、韓国は「書芸」と言い、書に対する価値観や接し方がそれぞれ違うと、いただいたチラシにありました。
ハングルは15c半ばに世宗大王が作ったので、ハングル書芸はそこから発展しました。
宮体(宮廷の女性によって発展した書体、正字体とフリム体がある)、古体(書道でいう隷書)、民体の四つの書体があります。
チラシを読んで初めて知りました。
韓流時代劇では、たいてい漢字で手紙を書いているので。
そういえば、先日見た「赤い袖先」は宮女が主人公だから、ハングルで本を書写していたっけ(すごくきれいな字だった)。
あれが宮体なのかも。
こちらの作品は古体なのかしら?
漢字語をハングルで書いてあっても、私の知識では漢字に変換できなくて、こうして並んで書いてあると、やっと意味が分かる。
もっと勉強しないとーー。
デザインされたカリグラフィーの作品だとハングルも読めない・・・
記念セレモニーの先生の書芸パフォーマンスも良かったし、出品作品の題材となった詩の朗読も良かった。
朗読した生徒さんの一人はイギリス人で、作品の題材の詩をハングルと日本語と英語の三ケ国語で朗読していた。
日本で、イギリス人女性がハングルを話すというのが新鮮に思ってしまった。今のグローバルな時代に。
誘ってくれた友人とは、推し活ロケ旅行に行った仲で、韓国文化院についての情報も教えてくれました。
もっと近ければ色々利用したいのです。日本未公開の映画も見られるというから。
もう一人の友人には以前相当韓流ドラマを教えてもらったのに、どうやら最近は熱が冷めてきたようで・・・
韓国旅行に誘っても断られてしまった。
書芸は素敵だなと思ったけれど、多分始めないと思います。
見るだけで終わりそう。
先日、薬師寺で写経をしたときに墨の香がよくて、また写経をしたいと思ったので、筆を買って、楷書の千字文から練習しようかなと思った。