宇治の10番三室戸寺への参拝の後は、大阪でお参りしそびれていた23番勝尾寺へ向かいました。
勝尾寺へのアクセス
勝尾寺へは、北大阪急行千里中央駅からバス30分、もしくは阪急箕面駅からタクシー15分です。私は千里中央駅からのバスを選びました。
ただし、平日は一日3本しかないので要注意です。(休日は増便、紅葉の時期は臨時便があるようです)
14:15発のバスに並んでいると、「臨時」のバスが14:10に来て乗車。
勝尾寺には14:45に着きました。
帰りの時刻表を確認すると
臨時便の情報はありませんでした。
由来など
ご本尊 十一面千手観世音菩薩(御開帳毎月18日)
重くとも 罪には法の 勝尾寺 ほとけを頼む 身こそやすけれ
神亀4(727)年、双子の善仲、善算両上人が庵を結んだのが始まり。平安時代に、清和天皇の病気平癒祈願のために行巡上人を宮中に召しだそうとしましたが、特別な修行中だと断り寺で祈祷を行い無事に天皇の病が治ったことから、天皇から王に勝つ寺「勝王寺」の寺号を賜ったが、畏れ多いので「勝尾寺」に改称しました。
「勝運の寺」「花の寺」としても有名で、勝負祈願の参拝をして、無事買ったらダルマを奉納するとのことで、境内にはいたるところにダルマがいました。
崩れないのかなーと心配になります。
こちらのお堂もよく見ると
こちらのご本尊十一面千手観世音菩薩は宝亀11(780)年の7月18日から8月18日の間に妙観という仏師が彫り上げたそうで、観音縁日が18日と定められるきっかけとなったそうです。
そういえば、御開帳が18日というお寺が多いなあと思っていました。
こちらのお寺は、バスの本数は少ないものの駐車場は広いし、バスツアーの客も多くて、お土産物屋さんもありなかなか商売上手な印象を受けます。
ダルマだらけ
多くの人がダルマを買っていました。
アジア系の若い男の子二人がダルマがたくさんいるのを見て「カワイイ」と言っていたので、カワイイという日本語は世界でも通じるのですね。
それにしても、誰が最初にここに置いたのでしょう。
右回り7周、逆回り7周というのはけっこう目が回ります。こちらの親子の次に挑戦しました。(お一人様なので私が周っている写真はない)
夜は姫路泊
帰りのバスは16:31なのですが、参拝も終わったことだしと16時ごろから早めにバス停で並んでいました。
するとかなりの列に。これは一台のバスでは乗り切らないんじゃないかなと心配していたら、軽自動車がバス停の傍に泊まり、スーツの人がどこかへ電話をしています。
16:20に臨時のバスが来ましたー。
これと定時のバスでなんとか乗れたかなという感じです。
早めのバス待ちを提案します。
明日は姫路の一乗寺と書写山の予定なのでこの後は姫路へ移動です。
千里中央から新大阪を通るので、姫路まで新幹線に乗っても良かったのに、どうも私は「新幹線は東京から関西に来る時に乗る」という頭があり、関西圏内を新幹線移動する発想がなかったので、新快速という電車で姫路まで行きました。
姫路に着いたら夜の7時。
生姜醤油で食べるという姫路おでん。醤油をつけなくても普通に味がしみしみでした。
食後は姫路城までお散歩。
翌日時間が余ったら姫路城を観光しようと思っていましたが、紅葉のとてもいい季節だったためかものすごい人込みで「これは天守閣に登るまで待つな」と思い諦めました。
昔、登ったことはあるのです。
でも、できたら真っ白に修復されたシン・姫路城に上りたかったなあ~。