しゃおれんの旅日記

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スリランカ旅行記その10大都会コロンボ

いよいよ最終日。キャンディから車で4時間半かけてコロンボに戻り、

市内を車窓観光して昼食後アーユルベーダ体験をして空港へ送ってもらうというのがツアーの予定。

コロンボは常に渋滞しているので時間が読めないらしいのですが、

この日は満月の日で会社や学校が休日ということもあり、

キャンディからコロンボまで3時間半で着いてしまいました。

市内の渋滞もそれほどでもないです。

 

 

そして、驚いたのですがコロンボはこれまでの街に比べて別の国かと思うほど都会でした。

まるで、六本木ヒルズと我が家の近所のさびれたショッピングモールくらいの差。

 

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コロンボで行ったところ。スリランカが誇る建築家ジェフリー・バワが設計した寺院、シーマ・マラカヤ。

伝統的な仏教建築ではなく、寺院の窓を格子状にして祈るときも涼しく風が通るようにしたとか、

池の上に張り出していて、こった造りになっています。

 

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寺院越しに変わった形の高層ビル。高層ビルの隙間に見える塔は蓮の花を象ったビルで、

テレビ塔になるとかガイドさんが言っていました。

 

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とにかくあちこち建築中。仏像がちょっと傷んでいるのが気になります。

 

コロンボには超高級ホテルもありました。大型のショッピングモールなども。

駐在マダムもこれなら遊ぶところに困らないかも、くらいの勢いでした。

  

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市内観光のもう一つは独立記念館。おなじみジャヤワルダナ大統領。

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記念館は吹き抜けなので、多くの観光客が涼んでいました。歴史のレリーフが天井近くに飾られていました。

柱の彫刻も凝っていて素敵です。

 

他にも植民地時代に作られた洋館風の建物など車窓から観光しましたが、うまく写真が撮れなかったので割愛。

 

 

そして、お昼。

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この日のお昼もスリランカカレー。例のごとく、盛って混ぜ合わせて食べます。

おいしいけど、そろそろ飽きてきました。醤油味とかソース味とか食べたい感じ。

 

食事の後はアーユルベーダ体験として、1時間のオイルマッサージ。

本当のアーユルベーダはちゃんと問診をして体質にあったマッサージをして、

ハーブの蒸し風呂に入ったりするらしいですが、あくまでもツアー用の体験なので、マッサージだけ。

それでも気持ちよくて寝落ち。

帰りの飛行機の中で爆睡したのはこのマッサージのおかげかな。

 

お買い物好きな人はコロンボで雑貨を買ったり、おしゃれなカフェもあるので行きたいと思いますが、

私たち夫婦はそれほどでもないので、このまま空港に送り届けられても特に不満もなく。

渋滞がなかったから時間に若干の余裕があったのだけど、寄り道せずに空港に連れていかれました。

ガイドさんたちは私たちを空港に届けたら解放されるから急いで帰りたいみたい。

 

おしゃべり大好きなおじいちゃんガイドさんと顔は怖いけどいつもニコニコしている運転手さん、

5日間一緒で無事に楽しく観光できてありがたかったです。

スリランカ旅行が楽しく感じたのは、個人旅行に近い感覚で行けたからというのも大きいかも。

 

親日の国なのに、日本のほうではそのことをあまり知らないので、

本がもっとスリランカを知って訪れるといいなあと思います。

<ここまでは帰国後すぐの旅行記

 

<後記>

この旅行は2019年3月の話なのですが、その1か月後4月21日にコロンボで大規模なテロが起きました。イスラム過激派の影響を受けていたとも言われています。全土に戒厳令が敷かれたものの現在は危険レベルは引き下げられています。しかし、以前からヒンドゥー教徒仏教徒イスラム教徒の対立など宗教、コミュニティの対立があり、また近年は経済発展が著しくそれに比例して経済格差も激しくなっています。そうしたことからも対立が生まれそうで心配です。楽しかった旅行なので、スリランカのみなさんが悲しい思いをしないですむように祈りたいです。