この日は一日中歩いて、18番札所から29番札所まで周りました。
歩数は、48,643歩(家から最寄り駅の往復も入っていますが)
22番童子堂
21番観音寺から22番童子堂までは約1.4km。国道沿いに分かりやすい道です。
国道沿いに入口案内のお地蔵さんがいます。
このお地蔵さんから少し入っていくと、かわいらしい仁王門が見えます。
童子堂の名前に合うかわいい仁王像。
仁王像や仁王門の修復のための浄財の依頼の張り紙がありました。
檀家さんが数十名の小さなお寺で、コロナで参拝者も減ったことがより響いているそうです。
張り紙読んだのに、普通にお参りして、納経印をもらうだけで寄付しませんでした。
すみません。
ご本尊::聖観世音菩薩
どの札所にもいるけど、ちょっと怖い。
「かわいい」と「こわい」って紙一重。
仁王門のそばに家庭菜園があって、夏野菜が栽培されていました。
そして立派なキウイ棚がありました。
大きな実がたくさん実っていてうらやましい。私のキウイは私がセコく摘果をきちんとしなかったので、どれも実が小さいんです。
23番音楽堂は丘の上
23番札所は、秩父ミューズパークの方にあります。
22番の参拝後、車はS字カーブをしながら上がっていきますが、徒歩の場合はそれらを突っ切るように急坂を登ります。
巡礼道ハイキングとあります。
結構な急坂が続きます。
歩行者は、こんな感じで登っていきます。
人がいなくて、気持ちもいいので、気分良く歌う。
虫よけスプレーを持ってこなかったことを後悔するくらいのハイキング。
今朝、観光協会が定休日で自転車を借りられなかったのですが、この道は階段もあるし歩きでないと無理でした。
車道は電動自転車でないと登ってこれないと思います。
夫さんと登山をしていた頃、登坂だと張り切っていたことを思い出します。
息せき切って登ってしまい、22番から23番の1.4kmほどの道を25分くらいで登り切りました。
大汗かいてしまったわ。
23番音楽堂
秩父札所を開創した13人の聖者(十三権者)が、山の松風の音に菩薩が音を奏でているようだと感得したことに由来します。
名前にちなんで、音楽関係の人が祈願をするようです。境内に歌手のポスターなど貼られていました。
秩父札所はお地蔵さんが多いような気がします。
ご本尊:聖観世音菩薩
西南戦争でインフレとなり、それを抑えるために政府は「松方デフレ」を強行します。
増税とデフレと、生糸の暴落という要因が重なって、秩父の農民は困窮します。
加波山事件など他の地域でも武装蜂起はおきるほど、大変な状況だったのですが、政府は軍隊を派遣して鎮圧させます。
長尾根道を見つけられず
24番までは、2.3kmの巡礼古道の案内がありましたが、23番のお寺の納経所では「巡礼道は一人では行かないように」的な注意書きがありました。
こちらで紹介されている地図を参考に歩いていました。
24番を目指して行くものの・・・
ここを下りていくと
結局、巡礼道はあきらめ、舗装された車道を下りて国道に出ました。
藪を漕ぎして遭難したら大変なので、遠回りでも確実な道を選びました。
巡礼道には、弁財天碑、馬頭尊碑、石仏群などがあるようなんですけどね。
24番近くになると、ラーメン屋さんなど数件お店がありますが、この辺は自販機もコンビニも少ないので注意です。
24番法泉寺
国道沿いに入口の案内があり、入ると目につくのがそびえる石段。
秩父札所は、12時から12時半は昼休みです。
ちょうど移動中に昼休みが終わり、24番についたときは12時35分でした。
ご本尊:聖観世音菩薩
納経印を頂いているときに、轟音が聞こえてきたので、寺務所の方にお聞きしたら、セメント工場で昼に爆発させるとのこと。
この日のお昼は、行動食としておにぎりを歩きながら食べて終わり。
25番久昌寺まで約3kmの道を歩きます。(巡礼道ではなく国道を進む)