しゃおれんの旅日記

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秩父三十四観音めぐり⑧-22番童子堂・23番音楽堂・24番法泉寺

この日は一日中歩いて、18番札所から29番札所まで周りました。

歩数は、48,643歩(家から最寄り駅の往復も入っていますが)

22番童子

21番観音寺から22番童子堂までは約1.4km。国道沿いに分かりやすい道です。

国道沿いに入口案内のお地蔵さんがいます。

遠くに武甲山が見えます

このお地蔵さんから少し入っていくと、かわいらしい仁王門が見えます。

茅葺きの仁王門

かわいい仁王像阿形

かわいい仁王像吽形

童子堂の名前に合うかわいい仁王像。

仁王像や仁王門の修復のための浄財の依頼の張り紙がありました。

檀家さんが数十名の小さなお寺で、コロナで参拝者も減ったことがより響いているそうです。

張り紙読んだのに、普通にお参りして、納経印をもらうだけで寄付しませんでした。

すみません。

観音堂

彩色が落ちていますが彫刻が立派です

ご本尊::聖観世音菩薩

納経印

秩父札所のマスコット?

どの札所にもいるけど、ちょっと怖い。

「かわいい」と「こわい」って紙一重

仁王門のそばに家庭菜園があって、夏野菜が栽培されていました。

そして立派なキウイ棚がありました。

大きな実がたくさん実っていてうらやましい。私のキウイは私がセコく摘果をきちんとしなかったので、どれも実が小さいんです。

23番音楽堂は丘の上

23番札所は、秩父ミューズパークの方にあります。

22番の参拝後、車はS字カーブをしながら上がっていきますが、徒歩の場合はそれらを突っ切るように急坂を登ります。

国道を渡って、案内の通りに進みます

巡礼道ハイキングとあります。

木陰は気持ちがいいのですが

結構な急坂が続きます。

何度かこんな感じで国道を渡る

歩行者は、こんな感じで登っていきます。

人がいなくて、気持ちもいいので、気分良く歌う。

虫よけスプレーを持ってこなかったことを後悔するくらいのハイキング。

ヒガンバナが咲いていました

今朝、観光協会が定休日で自転車を借りられなかったのですが、この道は階段もあるし歩きでないと無理でした。

車道は電動自転車でないと登ってこれないと思います。

夫さんと登山をしていた頃、登坂だと張り切っていたことを思い出します。

息せき切って登ってしまい、22番から23番の1.4kmほどの道を25分くらいで登り切りました。

大汗かいてしまったわ。

 

23番音楽堂

秩父札所を開創した13人の聖者(十三権者)が、山の松風の音に菩薩が音を奏でているようだと感得したことに由来します。

名前にちなんで、音楽関係の人が祈願をするようです。境内に歌手のポスターなど貼られていました。

お地蔵さん

秩父札所はお地蔵さんが多いような気がします。

観音堂

ご本尊:聖観世音菩薩

納経印

登ってきただけあって見晴らしがいいです

秩父困民党無名戦士の墓

秩父事件は、明治17年におきた農民と士族の武装蜂起です。

西南戦争でインフレとなり、それを抑えるために政府は「松方デフレ」を強行します。

増税とデフレと、生糸の暴落という要因が重なって、秩父の農民は困窮します。

加波山事件など他の地域でも武装蜂起はおきるほど、大変な状況だったのですが、政府は軍隊を派遣して鎮圧させます。

 

長尾根道を見つけられず

24番までは、2.3kmの巡礼古道の案内がありましたが、23番のお寺の納経所では「巡礼道は一人では行かないように」的な注意書きがありました。

www.chichibufudasho.com

こちらで紹介されている地図を参考に歩いていました。

22番→23番→24番がこの日の大変だったところ

24番を目指して行くものの・・・

巡礼道の案内板はある

ここを下りていくと

うっすら道があるように見えるけど水が流れた跡?

この道は途中で無くなっていた

結局、巡礼道はあきらめ、舗装された車道を下りて国道に出ました。

藪を漕ぎして遭難したら大変なので、遠回りでも確実な道を選びました。

巡礼道には、弁財天碑、馬頭尊碑、石仏群などがあるようなんですけどね。

24番近くになると、ラーメン屋さんなど数件お店がありますが、この辺は自販機もコンビニも少ないので注意です。

行先が多すぎる案内板

遠くに見えていたループ橋まで来ました

24番法泉寺

国道沿いに入口の案内があり、入ると目につくのがそびえる石段。

116段の石段

秩父札所は、12時から12時半は昼休みです。

ちょうど移動中に昼休みが終わり、24番についたときは12時35分でした。

鉄人28号くんと撮って気分を紛らす

観音堂

右手に神木の柱

こちらにもお地蔵さん

ご本尊:聖観世音菩薩

納経印

納経印を頂いているときに、轟音が聞こえてきたので、寺務所の方にお聞きしたら、セメント工場で昼に爆発させるとのこと。

 

この日のお昼は、行動食としておにぎりを歩きながら食べて終わり。

25番久昌寺まで約3kmの道を歩きます。(巡礼道ではなく国道を進む)