上越妙高から出るえちごトキメキリゾート雪月花に乗りましたよ。
おしゃれな車両で綺麗な景色を見ながら、豪華なお料理を食べる旅。
大満喫してきました。今回はその続きです。
妙高高原駅で折り返し
10:19に上越妙高駅を出発した午前便は二本木駅に10:35着10:56発で次は妙高高原駅に11:16着です。ここも13分の停車で11:29発。
妙高高原から乗ることもできるそうですが、みな始発の上越妙高駅から乗車していました。
妙高高原駅には融雪のための溝があって、そこに鯉がいるとガイドさん。
電車を降りた人たちは確認していました。
停車時間ごとにホームに降りて、外から撮影したり、他の車両を撮影したり。
以前、高田城や春日山城(上杉謙信好きなので)に行ったことを思い出しながら通過します。
直江津駅
妙高高原駅を出ると、次は直江津駅(12:11着12:24発)です。
この時間は長いので落ち着いて食事していました。
コーンスープも美味しかったです。
直江津には駅弁の立ち売りの方がホームにいて、「写真撮影だけでも大丈夫です」とガイドさんがいうので写真を撮らせていただきました。
ありがとうございます。
お食事付きの列車だったので、駅弁買わずにすみませんでしたっ。
直江津駅にはゼロキロポストというのがあります。
直江津駅は、明治19年に初めて官設鉄道が開業した際に設置された停車場で、新潟の鉄道の発祥のゼロ地点ということで、ゼロキロポストとして整備されたと説明書きにあります。
(ゼロキロポスト:運賃・料金の算出基準に使用。鉄道整備の位置や建植場所を表す起点として使用)
こういうのもガイドさんに教わらないと、ホームの壁にただゼロがくっついているとしか思わないで気が付かないところでした。
本当の鉄道好きな人はそんなことないと思うけど。
直江津を出ると海沿いを進みます。
この日は晴れているものの海の上はかすんでいて佐渡は見えませんでした。
さっきまでは山を見ていて、今度は海を見て。
海のすぐそばを通るので景色がよく素敵です。
デザート
デザートはどれも本当に美味しかったです。
特にクレームとキャラメルソース(真ん中のプリンみたいなもの)は買って帰りたかった。
列車内にはバーカウンターがあって、飲み物やデザートの追加もできるのですが、私はお腹いっぱいでサンドイッチを残したくらいなので、追加注文はできませんでした。
ミニマリストなので体験にお金使ってもすぐには物を買わない。
不思議な地下の駅筒石駅(12:44着12:56発)
筒石駅は地下トンネルの中にあります。
頸城トンネル全長11,353mの中にある駅です。
ホームを降りるとしっとりと冷気を感じます。
このドアを出たところにベンチがあり、足に自信がない方はそこで休憩。
探検したい人たちは階段を登っていきました。
長い通路を通って、見上げると長い階段が見えます。
が、12分の停車時間で上まで登ってみようという人はいなかったです。
エレベーターもエスカレーターもなくて。この中で働いている職員さんは大変だなあと感心します。
列車のところに戻ってきて、地上にいるときと違う雰囲気の雪月花の写真を撮る。
これまたいい感じ。
もうこの楽しい豪華列車の旅も終わりだなーと思いながら最後の余韻を楽しむ。
コースターと箸置きは持ち帰れるときいていたけど、ドーナツ、カステラ、お茶の新潟のお土産もいただく。
隣の乗り鉄若者さんは紙ナプキンまで持ち帰っていました。さすが。
お食事は十日町出身でミシュラン2つ星獲得のRestaurant Ryuzu オーナーシェフ飯塚隆太氏が監修したお料理だそうで、雪月花は新潟県産の食材にもこだわっているとウエイトレスさんが言っていたような。
糸魚川駅には13:16着
糸魚川観光の予定もぎっしりだったので、到着後はすぐに下車して駅の外へ。
十分雪月花を堪能しましたーー。
鉄道は移動手段の一つだけど、もし移動中に素敵な車両で美味しいお食事をしながら絶景が見られるなら、それにお金を出す価値はあるなと今回思いました。
これからは、観光列車の旅も選択肢にいれよう。
(ただ、来月乗る予定だったリゾートしらかみは運休しているので次回に)
これまで、質素倹約を旨として暮らしていたけど、お金を残して死ぬのはもったいない。亡き夫さんともっと贅沢すればよかったと今更ながら思います。