しゃおれんの旅日記

インフラ等は記事を書いた時点のものです。現在の状況はご確認お願いします。

倉式珈琲との出会い

コロナ禍で旅行ができず淋しいですが、罹患された方や大変な思いをされている医療従事者の方、ましてや先日の地震があった東北にお住まいの方を思うと日常生活が送れるだけでもありがたいと思わないとですよね。

 

先日、久しぶりの外出で偶然見つけた倉式珈琲というチェーン店の珈琲屋さんの雰囲気が良かったので、久しぶりにブログをアップします。

 

チェーン店なのですが(サンマルクカフェと同じ系列)、そのお店はゆったりとしたスペースがあり、雑誌もちょっと高めのVERYや婦人画報などがありゆっくりできそう。

「飲食後、歓談中はマスクの着用を」とあり、おしゃべりされている方はマスクをしていました。

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サイフォンに入った珈琲は2杯は飲めます

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ランチセットを注文

エビドリアと、ビーフシチューのランチセットを注文しました。コーヒーとサラダがついています。

普段ビーフシチューを作らないので、柔らかく煮込まれたビーフシチューに感激。

途中で夫さんと交換して両方を食べました。

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ランチセットのメニュー

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モーニングのメニュー

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コーヒーのメニュー

珈琲がブームで、私は珈琲が好きなのですが、実はそれほど違いが分かりません。

どちらかというと酸味が少ない方が好きなので、最近の流行のフルーティーなものより、苦みやコクのある方が好きですが、無難に「ブレンド」を頼んでしまいます。

今回も本日のストレート(この日はマンダリンG1)とブレンドにしましたが、夫さんもブレンドが美味しいと意見が一致しました。

 

デザートもあります。(メニューの写真は撮り忘れました)

 

モーニングものんびり美味しい珈琲を飲みながら味わいたい。

夫さんが退職したら、そんな優雅な朝もたまにはいいですよね。

トリプルさんからプレゼント

私はこの旅ブログのほかに旅行記事を載せているサイトがあります。

triptriple.com

気軽に色々な人の記事を読めるのですが、

会員登録をして(もちろん無料)写真付きの記事を書くと、毎月抽選で30名様にプレゼントがあたります。

過去にこれでスタバのドリンクチケットやミスドのチケット1000円分、Amazonギフト券1000円やカタログプレゼントもいただきました。

過去に当たっていても、また当たることがあります。

はっきり言って、この旅ブログは何の収益もありませんが、トリプルさんは太っ腹。

我が家では「トリプルさん」を人扱い。

夫さんにも「トリプルさんからスタバの券もらったから行こう」と言ってます。

 

会員同士でコメントを書けるのも楽しいところ。

私が密かにファンになっている人も数人いて、記事があがるとすぐにチェックして「いいね」をポチっと。

オフ会も過去に大阪や名古屋であったのですが、東京ではまだ開かれず。

コロナが落ち着いたら会いたい人がたくさんいるので、名古屋でも大阪でも行ってみたい!

 

と、私がここまで宣伝するのは、何度もプレゼントを頂いている御恩があるから。

そして、さらに会員が増えてどんどん楽しい記事が読めたらいいなと思うから。

 

さんざん、トリプルさんを宣伝しておきながら、私がこのブログをやめられないのは、トリプルさんは文章の文字数に制限があるから。

どうしても長くなってしまう旅ブログは私にとっては無くせないです。

トリプルさんの記事にこちらの旅ブログの記事をリンクさせてはいますが、あまり流れてはいないみたい。

でも、以前はほぼ訪れる人のいなかったこの旅ブログ。

最近PVがぽつぽつ増えてきたので、旅の復習として書き続けていきたいと思います。

旅の楽しみは、「下調べ・実際に旅すること・そして復習する」ことで一粒で3回美味しいので。

御陵印を頂きに参りました④泉涌寺と月輪陵墓監区事務所

御陵印を頂く旅をしてきました。

 

御陵印とは天皇陵の印です。御朱印と違ってゴールがあるので頑張りがいがあります。

 

xiaorentraveldiary.hatenablog.com

今回の旅行で集めた御陵印 

関西には、大阪に古市、奈良に畝傍、京都に桃山と月輪監区事務所があります。

 

今上天皇まで126代いらっしゃいますが、合祀されているものもあり、御陵印は神代3代も含めて全部で96印です。

他の観光をけずれば2日で集めきれないでもないです。

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事務所でいただいた「陵墓のしおり」
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渦巻きの復元楼閣。唐古・鍵遺跡に行きました。

以前から気になっていた唐古・鍵遺跡。

なぜかというとこの復元楼閣がなんともフォトジェニック(笑)

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復元楼閣

土器片に描かれた楼閣を忠実に再現したとはいえ、この渦巻きがとっても不思議。

というわけで今回の奈良旅行、行ってきましたよー。

大和八木のゲストハウスから、朝7時半に自転車で出発し、入鹿神社→多神社→鏡作神社→唐古・鍵史跡公園→唐古・鍵考古学ミュージアム→畝傍御陵(こちらは別記事)まで周ってちょうどお昼でした。

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御陵印を頂きに参りました③伏見桃山御陵と桃山陵墓監区事務所


御陵印を頂くことをテーマに旅行をしてきました。

 

xiaorentraveldiary.hatenablog.com

 3つ目の事務所は、明治天皇陵(伏見桃山御陵)の隣にある桃山陵墓監区事務所です。

明治天皇陵はそれはそれは立派でした。

 最寄り駅

 伏見桃山御陵の最寄り駅はいくつかあります。

JR桃山駅(徒歩17分)、京阪宇治線桃山南口駅(徒歩11分)、京阪本線伏見桃山駅(徒歩24分)、近鉄桃山御陵前駅(徒歩21分)

午前中に畝傍御陵に行き、近鉄で北上した私は桃山御陵前駅から行くことにしました。

桃山南口駅からは近いですが、御陵の前にそそりたつ石段があるので、階段が苦手な方は別のルートをお勧めします。

 

御香宮神社

桃山御陵前駅を降りたら、立派な神社がありました。

気になって入ってみました。

 

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御香宮神社

ご祭神は神功皇后。安産の神様でした。

おばちゃんには関係ないけど、立派な神社なので入っていきます。

 

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鳥居をくぐって参道を歩く

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表門は桃山時代らしく豪華絢爛

平日でしたが、七五三祝いのご家族連れが数組いて(密を避けるために平日に来たのかも)とっても可愛らしい。

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本殿は家康が造営

御祈祷されている家族連れが多くて本殿の写真は割愛。

御香宮神社の名前の由来は、病気平癒の香水がわき出たため。

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御香水

こちらのお庭は小堀遠州が作った石庭ですが、先を急ぐ旅のためここでルートに戻ります。

 

桃山御陵

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ここから御陵の敷地内になります

散歩されている方も少々。

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案内図

こちらには明治天皇伏見桃山陵昭憲皇太后伏見桃山東陵と桓武天皇の柏原陵があります。

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静寂以外の言葉が浮かびません

小雨の中、深い森の中を歩く感じ。

前を歩いているおじさんに追いつけるかと思ったらこれがまたエラく速い。

もしかして陵墓を守る仙人だったのかな?くらい。

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伏見桃山城の石垣に使われた石

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明治天皇 伏見桃山陵

上円下方墳です。大きくて圧倒されます。

京都で生まれて東京に出てきて、近代日本に生まれ変わっていくのを見ながら、そして最後は京都に祀られて、激動の一生だと思う。

当時の国民もそうですけどね。

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石段

桃山南口駅から来た場合、このすごい石段を登ることになります。

しかし、この後桓武天皇陵に行く予定の私は階段を降りず、来た道を戻ります。

桃山陵墓監区事務所

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こちらには29印あります

なんとこちらには神代三陵の御陵印があります。

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可愛山陵(えのみささぎ)

天津日高彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)の可愛山陵(えのみささぎ)

亀の絵が描かれていて可愛らしいですよね。

ニニギノミコト神武天皇の曽祖父。天照大御神の孫で高天原から日向に降りてきた方です。

御陵は鹿児島にあるのに、御陵印を京都でもらえるなんて♪

 

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高屋山上陵(たかやのやまのえのみささぎ)

天津日高彦火火出見尊(あまつひこひこほほでみのみこと)はニニギノミコトの子、神武天皇の祖父です。

こちらの御陵も鹿児島にあるのに京都でいただけるのでありがたいです。

 

押すのを失敗してなんとか「高屋山上陵」と読めるかなぁといった感じです。

 

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吾平山上陵(あひらのやまのえのみささぎ)

天津日高彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊(あまつひだかひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)は神武天皇のお父さん。

鹿児島に御陵がありますが、桃山御陵でいただいたリーフレットを見ると、墳形が「洞穴」!参拝したい気もありますが、最寄りのバス停から約5.6km、徒歩1時間とあるのを見ると遠方より思いをはせるだけで許してくださいませ。

 

伏見桃山

明治天皇陵に参拝の後、桓武天皇陵へ向かいます。

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桓武天皇陵への案内

Googleマップを確認しながら進むと「伏見桃山城」の文字が。

どうやら復元されたお城があるようです。

 

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大手門?

来歴を見たら、ここは以前「伏見桃山キャッスルランド」という遊園地だったんですね。

1964年にオープン、2003年に惜しまれつつも閉園したものの模擬天守は残り、今は運動公園となっています。

模擬天守の中には入れませんが、城内のお庭はきれいに整備されていて、なかなか立派でした。

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天守

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天守

平日の午後は全く人気がなく少し寂しい感じですが、桜の頃などはきっときれいなんだろうなあと思いながら鑑賞。

日本人はホントお城が好きなのねぇ。

 

桓武天皇

京都に遷都した桓武天皇陵はこちらにあります。

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桓武天皇陵(柏原陵)

看板の先に拝礼所がありました。

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明治時代に修復されました

桓武天皇陵も中世には所在地が不明になってしまい、明治時代に現在の位置を柏原陵に定めたそうです。

秀吉の伏見桃山城の築城の際にこの付近は大幅に造成が行われたようで、もしかしたら削平されてしまった可能性もあるようです。

今回、御陵印を頂く旅をするにあたって、少し調べただけでも色々なことがわかって勉強不足を実感しました。

反省です。

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桓武天皇柏原陵」印

 

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京阪丹波橋まで徒歩13分強

 今回の旅はGOTOキャンペーンの真っ只中なのに、全く密ではなく「疎」♪

心行くまで、すがすがしい空気を堪能しまくっていました。

 

京阪丹波橋には15:30に到着。

この後、泉涌寺境内にある月輪陵墓監区事務所に行けばミッションクリア。

丹波橋駅泉涌寺のある東福寺駅は乗車時間は10分。

急ぎます!



王陵の谷めぐりー河内飛鳥・上の太子町

御陵印を頂く旅をしてきました。

その時にただ御陵印を集めるだけでなく、なるべく御陵を周りたいと思い、午前中に古市陵墓監区事務所に行ったので、午後は王陵の谷ともいわれる河内飛鳥の地を散策してきました。

 

二つの飛鳥

関東出身の私にとって、飛鳥と言ったら奈良県明日香村のことしか思い浮かびませんが、大阪にも飛鳥という地名はあることを勉強するうちに知りました。

古事記」によると

反正天皇が難波から石上神宮へ参拝するときに二泊した地を近いほうを「近つ飛鳥」(現在の大阪市羽曳野市飛鳥近辺)、遠いほうを「遠つ飛鳥」(現在の奈良県明日香村飛鳥)と名付けたそうです。近つ飛鳥には渡来系氏族も多く国際色豊かな地域でした。

 さらに、南側の磯長谷は「王陵の谷」とも呼ばれていて、聖徳太子推古天皇用明天皇などの多くの天皇陵があります。

 

近つ飛鳥博物館

河内長野の「喜一」さんでふるさと納税でいただいた「三段弁当」ランチを美味しくいただいた後で、近鉄喜志駅へ移動。ここからバスで博物館へ向かいます。

博物館へのバスは本数が少ないので博物館のHPなどで時間を確認してください。

 

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近つ飛鳥風土記の丘

バスに乗ること15分弱、風土記の丘の前でバスを降り、博物館にはこの丘を横切っていきます。

この丘自体が一須賀古墳群という群衆墳が分布している地なので、それらをめぐりたいところですが時間の関係で博物館へ直行です。

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案内があるので迷うことはないと思います。

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屋外にさらっとある石室跡

博物館の入館料は310円。

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仁徳天皇陵古墳の模型

縮尺150分の1の模型とその周囲には古墳づくりや当時の人々の暮らしの様子が再現されていて、ジオラマ好きとしては楽しかったのですが・・・

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石棺を収める様子

複製品や復元品などが多くて、うーん。社会科見学などで行くにはいいけど、大人が行くのはどうなんだろう?

あっさり見学を終えました。

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建物は安藤忠雄氏の設計

この後、王陵の谷めぐりをしながら上ノ太子駅をめざします。

 

たどり着けなかった蝦夷の墓

博物館から上ノ太子駅までの散策ルートをGoogleマップで調べていたら、博物館のすぐ近くに「伝・蘇我蝦夷の墓」がありました。

あまのじゃくな私は蘇我が本当に悪者なのか?という思いから蘇我氏推しなので、どうせなら「伝でもいいから蝦夷の墓に行ってみたい」と思いたちました。

が、博物館から15分で着くというその場所には何もありません。

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おそらくここなのですが・・・

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到着しているはずなのに・・・

なんどもウロウロして経路を検索しなおしたりもしましたが、ここだという。

Googleの書き込みでは最近も行っている方の口コミもあったのに。

地図には自信があった私ですが、たどり着けなかったことと30分近く時間をロスしたことでしょんぼりしてしまいました。

 

推古天皇

伝・蝦夷の墓から徒歩23分強。推古天皇と竹田皇子の合葬の推古天皇陵(磯長山田陵)に行きました。

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王陵の谷の墳墓のうちの一つ

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推古天皇陵(磯長山田陵・山田高塚古墳)

植山古墳(橿原市にある古墳。推古天皇と竹田皇子の陵墓との説も)から改葬されたと考えられています。
思えばこの地に多くの陵墓があるというのは、ここが当時権勢を誇っていた蘇我氏の勢力圏だからなのでしょうか。

今は本当にのどかな田園地帯です。

 

小野妹子

農道を通っていけば多少近道だったのに、どうも大回りをしてしまったようです。

推古天皇陵から科長神社へ20分ほどかかり、小野妹子墓にも行ってきました。

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科長神社の横の階段の上にあります

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小野妹子

遣隋使として有名ですが、小野妹子は実は第二次遣隋使。

第一次遣隋使は先進文化国の隋から全く相手にされなかったので日本側の歴史から抹殺されてます(笑)

そこから改革をして(17条の憲法などを作ったのもそのため)、第二次には小野妹子が「日出づるところの~」を持っていき煬帝に怒られて、国書を失くしたりもしましたが(失くしたことにしたいほどの内容だったのかも?)、成功したといえるのではないでしょうか。

奈良の明日香と思っていましたが、ここに葬られていたんですね。

 

孝徳天皇

乙巳の変(今では入鹿が倒された事件自体はこう呼んで、大化の改新はその後の改革を示すそうですね)後に、皇位についた孝徳天皇の陵は磯長谷にあります。

小野妹子墓から徒歩15分。竹内街道沿いにあります。

住宅街に戻ってきましたが、自販機もコンビニも見つけられません。

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めざす拝礼所は階段の上です

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孝徳天皇陵(大阪磯長陵・山田上ノ山古墳)

難波宮崩御されたのにここに埋葬されているのはなぜでしょう。

もっと勉強しなければ。

 

ここまで来たからにはと、大化の改新つながりで蘇我山田石川麻呂の墓にも行ってみます。

蘇我倉山田石川麻呂の墓

孝徳天皇陵から約10分。仏陀寺というお寺の前に碑がありました。

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仏陀寺の前に碑があります

後に調べたら古墳もあったようですが、そのときはお寺の中には入れなそうな雰囲気だったためこの碑の写真を撮っただけになりました。

 

蘇我馬子

石川麻呂の墓まで来たら、そばにある馬子の墓にも行かないと。

(伝)ですけどね。12、3分ほどです。

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蘇我馬子墓(植木家墳墓)

来歴を見ると、一時は妹子の墓と伝えられたこともあるこちらの墳墓。

蘇我氏ゆかりということは間違いないようです。

かなり傷んできたので、平成17年に植木さんが直したと碑にありました。

すばらしい!私にも余剰財力があれば文化活動におおいに貢献するのに!

 

用明天皇

磯長谷には、推古天皇陵、聖徳太子の廟、用明天皇陵、敏達天皇陵、孝徳天皇陵と5つの陵があり、王陵の谷と呼ばれているのですが、この5つの陵が梅の花のように見えるので梅鉢御陵ともいうそうです。

御陵印の旅なので、すべて行きたいところです。

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叡福寺東の交差点から太子中学のほうへ行ってください

用明天皇聖徳太子のお父さんです。

ここに行くためにまたもGoogleマップの情報に惑わされました。

叡福寺東の交差点から用明天皇陵に行くときにGoogleマップの案内通りに進んでいたら、新興住宅街の中に入っていきます。

道も若干登り基調。子供も多くて新しい町といった印象。

が、用明天皇陵の拝礼所が見えるのは、なんと住宅街の家の向こう。

Googleマップの更新が追い付かなくて、以前は通れた近道が今は住宅で通れないようでした。

と、いうわけで、叡福寺東の交差点まで戻り、太子中学校のほうへ向かって拝礼所までの参道を通り参拝しました。

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用明天皇陵(河内磯長原陵・春日向山古墳)

まよったせいで15分くらいウロウロ。

これは、仏陀寺からまず用明天皇陵に行き、それから馬子の墓にいったほうが動線がよかったかも。

 

この後は叡福寺へ戻り(約10分)、聖徳太子廟をお参りです。

聖徳太子廟(叡福寺)

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聖徳太子の廟

多宝塔が遠くからも見える叡福寺。聖徳太子はこちらに生母の穴穂部間人皇后と后の膳郎女と合葬されています。

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宮内庁の看板は「推古天皇皇太子磯長墓」

天皇でなくても皇太子なら陵でもいいのでは?と思う。

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菊の御紋。聖徳太子の墓は直径50mほどの大きな円墳です

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彫刻が目に入ったので

仏教を広めようとした太子ならではと思い写真を撮りました。

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夕日がきれいでした

時刻は4時半。

梅鉢御陵には敏達天皇陵が残っていますが、すでに秋の夕暮れ。バスは1時間に2本程度で待ち時間が長かったので、叡福寺から2km弱を上ノ太子駅まで歩きました。

叡福寺の周りは住宅街ですが、上ノ太子駅まで途中で民家がとぎれてしまうところもあるし慣れない土地なので、暗くなったら歩くのは少し心配です。

日が沈み切る前に駅につかねば!と一生懸命歩きました。

 

ちなみに叡福寺から敏達天皇陵まではGoogleマップでは徒歩23分。

こちらに寄っていたら真っ暗になりそうで今回は泣く泣く断念。

梅鉢御陵コンプリートならず。

 

河内飛鳥散策

他に上ノ太子町には、今回は全くかすりもしませんでしたが、河内源氏ゆかりの地などもあります。

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今回の行程(Googleマップ上では10.3km)

実際には多少迷ってウロウロしているのでもう少し距離が長いと思います。

観光しながらだったので、喜志駅を13時にスタートし上ノ太子駅についたのが17時でした。

それでも、博物館は駆け足だったし、叡福寺ではわずかの差で宝物館に入れず。

休憩するところも見つからなかったので、暑い季節の散策は気をつけないと。

無人販売所のみかんをたくさん見たので、いざとなったらみかんで水分糖分を補給かな。

御陵印を頂く旅なので、御陵を参拝しながら、蘇我氏の墓(伝ですけど)もまわり、このあたりが当時の先進地域だったんだなあと考えながら歩きました。

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さすが太子町のマンホール