しゃおれんの旅日記

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板東巡礼⑮11番安楽寺

一日で東上線の3つの札所を巡ります。2つ目は安楽寺です。

アクセス

最寄り駅は東上線東松山駅

以前、吉見百穴に行ったことがありますが、安楽寺はバスの便がすごく悪いです。

約5km、歩いて行けなくないけど、調べたら東松山駅の観光案内所にレンタサイクルがありました。

2台しかないので、確実に借りたいなら予約しましょう。

自転車で、吉見百穴のそばを通っていきました。

観光案内所の方が教えてくれた道を行ったのですが、なかなかの坂道。

35分くらいかかってしまいました。

でも、天気が良くて、風が気持ちよく、花がたくさんある街でサイクリングが楽しかったです。

偶然見かけたバラのアーチ

普通のお家でも花がたくさん咲いていて素敵でした。

安楽寺源範頼ゆかりのお寺

安楽寺の仁王門

仁王門をくぐると、青い空に三重塔と本堂が映えます。

すごくいい天気でした

行基聖観音菩薩像を岩窟に納めたことに始まります。

その岩窟は観音堂の裏にある「天の岩戸」とされ、現在はそこに小さな大日如来が祀られています。(確認するのを忘れました。残念・・・)

坂上田村麻呂が奥州征伐の戦勝記念をしました。

平治の乱後、頼朝の弟の源範頼が当寺に預けられ、後にこの一帯の領主となりました。

所領の半分を寄進し、三重塔と大講堂を建立したそうです。

天文年間の松山城の攻防戦で伽藍が焼失し、江戸時代に再建されました。

 

正法寺のあたりは比企氏、こちらは範頼ということで、つい「鎌倉殿の13人」を連想してしまうのでした。

観音堂

こちらの内部の欄間には、左甚五郎作と伝わる「野荒らしの虎」の彫刻があります。

納経印

三重塔

三重塔

 

現在の三重塔は約380年前の寛永年間に建築されたもので、埼玉県内で最古だそうです。(他に川口の西福寺、行田の成就院です)

高さ約24.3mで、高さも一番高いです。

新緑の中ですくっと立っていてきれいでした。

鉄人28号くんの記念撮影

 

吉見大仏

観音堂をバックに。

 

吉見百穴も合わせて行ってください

自転車で安楽寺に向かう途中、「北向地蔵」がありました。

北向地蔵

音霊場巡りの巡礼者の信仰をあつめてきました。

「今はこの地蔵を信仰すると占いがよく当たるというので、占い師の信仰が厚いといわれている」と説明看板にありました。

吉見百穴は外からのぞいただけ

今回は時間がなかったので、外からのぞくだけ。

できれば、お参りに併せて見学してほしい。

不思議なところです。

xiaorentraveldiary.hatenablog.com

岩村観音堂松山城跡も自転車で見ながら通り過ぎました。

自転車を返してランチ。

ランチは「ダタール」

駅前のアパホテルインドカレー屋さんがありました。

タンドリーチキンランチ1260円

シーフードカレーとウコンライス、ナン、タンドリーチキン、ラッシー、ヨーグルト付き。

ボリューム多すぎで、ナンを3/4くらい包んでもらいました(食べきれなかったら持ち帰りOKとあったので)。

12:45の武蔵嵐山駅から出るバスに乗りたかったのですが、未だに下り電車はダイヤ乱れ中。

レストランからホームの電光掲示板が見えて驚いた。

12:27東松山駅発の電車に乗ろうと思ったけど不安だったので、12時10分すぎには駅に行って遅れてきた小川町行き電車に乗りました。

今日の最後は慈光寺です。