西国・坂東・秩父百観音巡礼の結願のお礼に長野の善光寺と北向観音にお礼参りに行ってきました。
今回は友人も一緒で大人女子旅だったので、おしゃべりと食べ歩いてばかりです。
今回も古民家一棟貸しの宿
長野駅から歩いて善光寺へ向かいます(バスや長野電鉄もあります)。
この日の宿は、「DOT HOSTEL NAGANO」の一棟貸しの宿
事前に連絡していたので、早めにチェックインさせてもらって、荷物を置いてお参りに行けました。
最近、一棟貸しの宿が気になってます。
買い出ししたものを部屋でのんびり食べながら時間をきにせず喋り続け、眠くなったら寝る。


昔のドラマ主題歌や中山美穂さんを偲んで懐かしの歌などを聴きながら、のんきにすごしました。
広くて最大6人泊まれるというけれど、夏なら雑魚寝でもいけるからもっと大勢でも泊まれそう。(その方が割安だし)。
洗濯機もあるし、長期滞在も行けそうです。


冷蔵庫、レンジ、トースターはあるけど、コンロがなかったです。
バスタブはなくてシャワーだけなのは、外国人向けなのかな。
ガス暖房機のおかげで快適だったけど、唯一、トイレがものすごく寒くて、脳卒中とか心配なくらいでした。
チェックアウトは鍵をポストに入れておけばOKというのも気楽。
玄関の鍵が昔ながらで、コツが要りました。
善光寺から徒歩5分くらいで、近くにコンビニもお店もたくさんあるので便利でした。
お参りとお数珠ちょうだい
歩いているとかわいらしいカフェやおしゃれな本屋などがあり、ついつい立ち止まりそうになるのを、「まずお参り」と進んでいきます。
無事に、百観音の巡礼ができたことのお礼を申し上げて、納経印をいただきました。
五千円くらい払うと、完了証とご祈祷をしてくれるようでしたが、3冊の納経帳があるので、これ以上は良しとしました。

この時、友人が御朱印帳を忘れていたので、翌朝「お数珠ちょうだい」にあわせて、再び参拝しました。

まだ薄暗くて明かりが幻想的です。
初日の昼間の参道は、美味しそうなお店がいっぱいでしたが、朝は静寂そのもの。
寒さに、身が引き締まる思いです。


お朝事にあわせて、納経所も開くというから驚きです。
友人は無事に御朱印をいただけました。
再びお参りをして、「お数珠ちょうだい」が始まるのを待っていると、
だんだんと境内に人が増え出して、この日は雪のためか、本堂の中で待つように案内されました。
お数珠ちょうだいというのは、善光寺の大勧進貫主や大本願上人が参道を歩く際に、参道に跪いていると頭をなでてくださるというもの。
日の出とともに時間が変わるので、夏は早いけど、この日は朝6時47分から始まるというので6時10分ころ宿を出ました。
私は2回目、友人は初めてなのでドキドキしながら待ちます。
隣には欧米系の外国人の方もいて、跪いてちゃんと帽子を取っていました。
誰が教えたんだろう?SNSで見たのかな。

ひざまずいて合掌していると、頭をなでてくださったので「ありがとうございます」。
隣の外国人のかたも「アリガトウゴザイマス」と日本語で言っていました。

だんだん冷えてきました。
いきなり真冬の寒さで、まだ慣れていないのです。


ランチは「古民家diningBAR GOFUKU」

参道ではお焼きとアップルパイを3人で分け合って食べました。

アップルパイ好きの私(弘前でアップルパイを食べ比べした)としては、長野のリンゴを使ったパイも食べたい。
カスタードクリーム入りですごく美味しかったです。
焼きたてを店頭で食べたので、パイがサクサクで、暖かくてリンゴがより甘く感じました。
一人で一つぺろりだけど、年取ってくるとこの後で食べられなくなるから自重しました。

よく見る七味の缶がくるまになっていました。
HEIGOROでケーキ
参道を歩いていると素敵な洋館を発見。


現在はイタリアンレストラン・結婚式場となっていますが、古くは加賀藩の定宿だった御本陣が始まりでした。
私はすごく前にこちらでランチを食べたことがあるけど、素敵な内装だったといううすらぼんやりした記憶しかない。
今回は、その系列のカフェ「HEIGORO]へ。
お向かいにあります。

落ち着いた雰囲気の内装で、ケーキがどれも美味しかったです。
珈琲のカップが大きめだったのが嬉しい。



どれも美味しかったのですが、このチーズケーキがものすごく美味しくて、友人たちと感動しあう。
内側はとろとろで、外側は濃厚な感じ。
一人だと一つしか食べられないのが、3人いたので分け合って食べられて、美味しさを共有できるので楽しい。
従姉妹が「弟しかいないと『一口ちょうだい』ができないから、妹のいるしゃおれんたちがうらやましい」と言っていたことを思い出す。
妹と「半分ずつ交換しよ」をしていて言われた。姉弟は分け合ったりしないそうです。
夫さんとは、いつも「半分食べ(関西弁)」と交換しながら食べたっけ。
帰りに、HEIGOROのお店を長野駅の駅ビルMIDORIにも発見し、チーズケーキは冷凍で持ち帰れて、解凍後3日持つというのですが、その後北向観音に行く間に溶けてしまうと思って断念したのでした。
が、オンラインでお取り寄せもできると聞いて、心揺れる。
でも、一人で4号とはいえホールケーキを食べていいものか・・・
弘前のアップルパイへの恋慕もそのうち薄れたから、静まるのを待ちます。

とても雰囲気のいい古本屋さん
歴史や旅の本が多くて、掘り出し物があったら買おうかと、背表紙をずっと眺めていたけど心引かれるものがなくて、ほっとするようなさみしいような。
この他にも、駅ビルMIDORIで栗のスィーツなどを買い込み、友人はワインも買って準備万端でした。
一棟貸しの宿のいいところ
注意書きに、「パーティー禁止」「夜9時以降はお静かに」とありました。
大人女子3人なので、ダラダラしゃべっているけど、大騒ぎはしない。
親の介護の話になり、そこから3人で泣いてしまった。
おばさんが泣いていても、周りの目がないのは気楽。
一人は今年親を看取り、私は一昨年夫さんを見送ったので、見送るつらさも、家で介護する大変さも知っています。
もう一人の友人は、ファザコンでもしもを考えただけで泣いてしまうほどで、いつまでも元気でいてほしいと言っていました。
「もし、両親に何かあったら、私は実家に戻るから、絶対遊びに来てね。というかそのままいてくれてもいいから」と言う彼女。
彼女の実家は周りに何もないし、向こうに友人もいないし、部屋は余っているという。
「近くに遺跡もあるし、古墳もあるよ」と誘うので快諾。
私は、泣くほど父を好きでもないから、できればお金を払ってプロに任せて、頻繁に会いに行くほうを選びたいけど、親不孝と怒られるかな。
私自身は、子どもがいないから、さっさと施設に入れてもらってかまわない。家賃収入で大丈夫なはず。
私は「最期を家で」というこだわりはないです。
水を飲み込めなくなって緊急入院した夫さんが「家に帰りたい」と言って電話で泣いていたのを思い出すと、今でも涙が出てくる。
家と庭の手入れをして、なるべく長く元気に、夫さんと建てたこの家に住みたいとは思うけど、階段がつらくなったらあきらめよう。
同い年の中山美穂さんが亡くなったばかりだったし、去年の今頃は手術の予定もあった私は、『今は元気になったけど、再発したらどうしよう』『百観音巡礼結願して、これで私も極楽往生できるはず』とか考えてしまい、めそめそしていました。
友人たちは飲んでいたから、「もー、そんなこと言わないでよ-」「いつまでも一緒に旅行しようよー」と何が何だかな状態になっていました^^;
一人で考えていると、どこまでも悪い方に落ちていくけど、みんなで話して泣いてスッキリしました。
私は友達は少ないけど、数少ない友人たちはみんな暖かい人で良かった。
一棟貸しの宿に、次はみんなを誘って賑やかに泊まろうと話す。