本当は石鎚山は4/30に登る予定でした。
4/20に登った人の情報では雪がけっこう残っていたので、1日でも遅いほうが溶けるかも?と思ったため。
しかし、4/29と4/30の四国の天気が雨がちだったので、もしかしたら雪になるかも、とも思い、急遽剣山と入れ替えて4/28に登りました。
淡路島の宿を朝4時20分には出て、ひたすら高速。
徳島道と高松道と迷いつつも20分速く着くらしい表示を見て高松道を進む(地図では遠回りに見えるけど)。
石鎚山SAで朝食をとり、松山ICから一般道を通って、石鎚山スカイラインを通って土小屋へ。
西条ICからが近いけれど、師匠(夫さん)が林道を通りたくないため。
石鎚山にはロープウェイを使う成就コースと土小屋コースがありますが、登山後高知へ向かうことと、
ロープウェイの時間に縛られない・標高差が少ないほうがいいと思い、
我が家は楽だと言われている土小屋コースを選択しました。
ちなみにこちらのコースだと有名な鎖場は2の鎖、3の鎖しか挑戦できません。
試しの鎖、1の鎖とすべて挑戦したい人は成就コースがよいですよ。
ここから1982mの山頂を目指します。
9時10分頃に着きましたが、駐車場はほぼいっぱいでした。
ここにはロッジがあり、休憩や食事ができます。トイレもきれいでした。
山頂まで4.6km。さて、どんな山でしょうか。
雪は残ってないといいのですが・・・(念のためチェーンスパイクは持ってきました)
スタートからしばらくこんな感じのゆるく整備された登山道。遊歩道と言ってもいいくらい。
師匠(夫さん)と「シーズン初めはこんな感じの山がいいねえ」などと軽口をたたきながら歩く。
本当にきれいに整備されていて、木道や階段がきちんと作ってあります。
夏ならふつうのスニーカーでもいけそう(実際にスニーカーの人もいました。推奨はしませんが)。
奥に山頂も見えるし、振り返れば土小屋の駐車場や国民宿舎も見えます。
見る通り、けっこう緩やかです。
途中に距離表示はあるのですが、〇合目という表示はなかったような・・・
残り2kmを切ったあたりで、雪が残っていました。
でも、これなら普通に登山靴で大丈夫。滑ると落ちるので慎重に行きます。
落石注意の看板。確かに石はごろごろしていますが、木道は荒れていません。
11時8分、二の鎖の合流に着きました。ここで、成就コースと合流します。
→のところが二の鎖です。でも、この時は二の鎖は登れないように綱で通行止めになっていました。(帰りには通れるようになっていました)
ここで、トイレと少し休憩。トイレはきれいでした。
鎖に挑戦しない私は巻き道の階段を。(そもそもこの時は通れなかったけど)
左側に「お上りさん」右側に「お下りさん」と書かれていました。
崖側に手すりがないのがちょっと怖い・・・
階段のそばは日陰だったのでつららがたくさん。この日は晴れ時々曇りだったので、光があたるととてもきれい。
たまにこんな風に雪が残っているところがあって、スニーカーの人や子供が通る時に時間がかかって渋滞していました。
子供がけっこう多いことに驚き。しかもみんな元気いっぱいでした。
スニーカーの人もいることにも驚きました。まあ雪さえなければ大丈夫そうですが・・・
三の鎖は登れるようになっていました。かなり混雑。登るために待っている人もいました。
師匠に登ってみたら?と言ってみましたが、混んでるからいいと私と一緒に巻き道へ。
三の鎖の巻き道の階段には雪が残っていました。でも、これくらいで良かったです。
この雪もさんざん人が踏んでいるのでシャーベットのよう。朝夕は凍ったかもしれないけど、昼間は踏んで進めました。
11時40分には山頂へ到着!渋滞がなければ2時間切ったかも。
山頂は大混雑でした。
石鎚神社にお参りをして、記念撮影。
頂上小屋でバッチを買いました。
何かを封印しているかのような鎖。
山頂が混雑しているのは、天狗岩に登る人の順番待ちのためでした。
かっこいいけど、両側が切れ落ちていて高所恐怖症の私にはとても無理。
待っているよーと言ってみたけど、師匠は早く高知に行ってごほうびビールを飲みたいとのこと。
11時58分頃下山開始。二の鎖の合流を12時23分頃通過。
私たちが下っているときは、登ってくる人も少なくて、登山道は空いていました。
みんな上で天狗岩や鎖に挑戦しているのかな?
実は山頂に着くころから体調が悪くなってきていました。
朝から少し頭痛がしていたのですが、ゆるい登山道で気持ちよくて頭痛も治ったー♪と気分よく歩いていたのですが、
下山の時には、汗が冷えたのか頭痛がひどくなってきていました。
吐き気も出てきて、早く車に戻って着替えをしたいとそれだけを考えていました。
1時45分ころに車に戻れたのですが、とうとう戻してしまうほど。
汚い話ですみません。昼もゼリー飲料しか飲んでいなかったので、水分だけをマンガみたいにドボドボ吐いてしまいました。
体力自慢の私だったはずなのに、けっこうショック。
4時間で登れる山で良かったーー。汗冷え対策にメッシュの肌着も着ていたのに。
最近暑い季節しか登山していなかったから寒さ対策を忘れていました。
目が回っていたのですが車に乗るしかなくて、薬を飲んで寝ました。
普段車酔いはしないけど、心配でビニル袋を持ちながら。
瓶が森林道から県道40号、194号と通って4時間弱くらいで高知に着きましたが、
林道と40号線はとても道が狭くてくねくねとしていて、「よく寝れたね」と驚かれました。
対向車との行き違いも大変だったそうです。
高知市内の共済会館(今はコミュニティスクエアというようですが)にチェックイン後、ひろめ市場に飲みに行くと師匠は言うけど、
私はホテルで休憩。この私が食事をパスするなんてーーー。
最後は体調悪かった話になってしまいましたが、
石鎚山の土小屋コースは標高差も少ないし、登山道もきれいすぎるほど整備されているので、
シーズン初めにちょうど良い山だと思いました。
ただ、4月中は雪が残っていることも多いので、情報はきちんと確認したほうがいいと思います。