4月30日の天気予報は曇り。雨予報から回復したものの山頂は霧の中のはず。
それでも、千葉からせっかく来たのだからと剣山登山を強行。
百名山制覇を目標とすると、ときに登山の楽しみを見失うことも。
5時半にいよ西条を出て見ノ越登山口を目指します。
くねくねとした山道を登り、途中「ヘアーピン」と書かれたカーブも6回通過。
剣山スキー場を見て、こんなに大変な山道を登らないとスキー場に来れないなんてと関東の人間としては不思議なくらい。
リフトは通常9時運行開始。GW期間は8時半運行開始でした。
8時前からここにいた人は、ほとんど剣神社からの登山道を登る人たちでした。
私たちはリフトを使うことにして、まず剣神社にお参りしました。
登山以外の観光でも神社や城めぐりが多い私たちは、毎日階段ばかり登っています。
お客が多かったためかリフトは8時25分ごろ動きはじめました。
リフトを使えば標高300mを15分で登れます。使わなければ50分の登山。
リフトを使って登山なのか?!という疑問はさておき、
GWで登山と旅行を兼ねるため体力温存のため使って登ります。
往復1,860円高いか安いか。
スキー場のリフトは雪があるから高さを感じないけど、
登山用のリフトってどうなんだろう?
高所恐怖症の私は、吾妻山のリフトは怖かったよなーと思いながら
剣山リフトに乗ると高さがなくて一安心。
観光案内などのアナウンスを聞きながら一気に登りました。
でも、下りはけっこう角度があって下を見ると怖いので、
棒をしっかり握り目をつぶっていました。
物を落としたら大変と思って写真も撮れない。
標高1750mの西島駅でリフトを降り、約900mの登山道を霧の中進みます。
こんな感じで今日もお散歩気分。眺望がよければ楽しいはずなのに。
15分ほどで刀掛の松に到着。ここで、寒さ対策のためのダウンを脱ぎました。
剣神社の本宮と頂上ヒュッテの間を登ると山頂は平たくて、木道を通って三角点に着きます。本宮のお社の中には鏡がありました。
頂上ヒュッテ。ここでバッチを買いました。
晴れていたら瀬戸内の島々や大山まで見えるというのに、今日は何も見えません。
木道は広くてすれ違いも楽々。写真には写っていませんが、山頂にはそこそこ人が多かったです。
9時半ごろ頂上に着きました。
この後、サクサクと下山して、車には10時半すぎには着きました。
私は百名山28座目、師匠(夫さん)は記念すべき70座目を車とリフトで登ってしまって良かったのかしら。
その後、山を下り木綿麻温泉(ゆうま温泉)に行きました。
ぬるめでゆっくり浸かれて、出た後も長くほかほかとするいいお湯でした。
もう少し山側には岩戸温泉つるぎの宿もあります。
この後、一度来たかった琴平宮をお参り。
剣山より金毘羅さんの階段のほうが効きそうです(笑)
そして、この日の宿は四国では取れなくて、
岡山駅前のビジネスホテルだったので岡山へ移動しました。
平成最後の晩と令和初日をすごした岡山は楽しかったです。