生物・鉱物好きの友人と上野デート。
東京国立科学博物館の「氷河期展」
会場内は撮影OK、適度な混雑ぶりで見学もストレス無しです。
私は歴ヲタだけど、有史以前の時代はぼんやりとしか覚えていません。
なので、今回の展示は色々な用語を思い出しました。
場内にも、マンモスと何かのゆるキャラが説明してくれるアニメが数カ所で流れています。
マンモスが説明を聞きながら「授業で聞いたわ」とか「ケサイに教えてやろう」と相づちをうつのがツボ。
第一章氷河期ヨーロッパの動物
4万年前のヨーロッパは永久凍土と寒冷草原に覆われて、巨大な動物が住んでいました。

巨大な動物たちを「メガファウナ」といい、ギガンテウスオオツノジカ、ステップバイソン、ケナガマンモス、ケサイなどの骨格標本や復元の標本(剥製じゃないと思う)が展示されていました。
寒いところでは、動物が巨大化するのはなんとなく覚えていたけど、
サンタクロースとトナカイの連想で、ヨーロッパの氷河期はなぜか針葉樹林だと思っていました。
もし、森林ならこんな角の鹿は枝に引っかかって移動もできないのに。
巨大な角の鹿や毛が生えたサイや象を見て、思い込みって怖いと反省。
氷河期が終わり、温暖化するとメガファウナが激減するというのは、
温暖化によって植生が変わり、氷河期に合わせて進化した動物が住めなくなったからということも目からウロコ。
人類がマンモスを狩りすぎたから減ったように思っていたけど、気候の変動が絶滅の主な原因のようです。
それと、人類と同じものを食べる動物が共存できなくて滅んだ(人類は肉食なので、ライオンなどの肉食動物と小動物の取り合いとなった)らしいというのも、へぇー。
すみません、最後はちょっとうろ覚えです。
へぇーと言った割に説明書きの写真を忘れたので、解釈が間違っているかもしれません。
第二章ネアンデルタール人とクロマニョン人
4万年前の人類についてはあんまり考えたことがなかったので、急に色々思い出しました。

ネアンデルタール人とクロマニョン人は別系統で、他にも色々な人類がいたという木の枝のような図を見て、そうだったなあーなどと思う。


復元模型を作った学者のインタビュー映像も流れていました。
骨格から脳の容量や筋肉の付き方なども研究するようです。
昔、子ども版だったけど、クロマニョン人の女の子が出てくる小説を読んだことを思い出しました。
(帰宅後調べたら、「エイラシリーズ」として、第六部まである壮大な話でした。
地震で孤児となったクロマニョン人のエイラが、ネアンデルタール人の氏族に拾われて、成長していく話で、種の違いや性の違いなども描かれているようです。
私が読んだのは多分子ども用だったけど、本来は大人向けに書かれていて、真面目に生殖行為やジェンダーについても書かれているそうです。また読み直そうかな)
クロマニョン人は、余暇や芸術を楽しむこともできたと展示にありましたが、小説でもそんなことが書いてあったような・・・
第三章氷河期の日本列島
氷期に大陸とつながっていた日本列島に人類がたどり着いて、
そうそう、そんな感じだった。
展示を見ながら、「神の手」事件があったから、日本の石器時代については知ろうともしなくなったことまで思い出しました。
食わず嫌いしていたけど、今回の展示を見て良かったです。
常設展だけでも楽しめます
その後ラウンジで休憩してから、常設展示も見学しました。
地下3階は省略して、地下2階から。
三葉虫やアンモナイトの化石や、猿人、原人など人類の頭蓋骨も見て、ここでも生物の教科書を見直したような懐かしい気分になりました。
カハクは、校外学習の子どももいて(カメラマンさんがいてあちこちで記念撮影してる)、少ししゃべりながらでも見学できるので気楽です。
友人と感想を言いながら見学しました。



夫さんを思い出します。
夫さんとカハクに行ったときは、地下3階の法則や物質のところだけで一時間くらいかかった気がします。
色々説明聞いたのに、一つも覚えていないとは申し訳ないけど、鉱物の名前は割と覚えています。
トーハクの常設展示もちらっと
夕方からアフターヌーンティーの予約をしていたので、時間が足りなくて「大奥」展はやめて、トーハクの常設展示を見ました。
平成館の考古展示室と本館の1,2号室(考古遺物の展示室)をメインに、後は通りぬけながら目に付いたものを見た感じです。

今回初めて知ったのが、遮光器土偶の内側は、上から指で整えた跡があるということ。
上の模型に斜めの線がありますが、指の跡だそうで、右利きだったこともわかります。
すごく有名なこの土偶を見ていると、宇宙人に思えてきます。


でも、土偶か埴輪かと聞かれたら断然埴輪派です。
人間離れした土偶より、当時の風俗が分かる埴輪のほうが好きなので。

暑いときは出かける気にならなかったけど、やっと涼しくなってきたから、また博物館や遺跡めぐりを再開しようと思います。