コロナ禍も収まりつつあり、やっと旅行もできるかなと思い関西にでかけました。
みんなが行きたいところは友人や家族と行くことにして、今回の一人旅のメインは「宮跡めぐり」。
ですが、合間合間にメジャーな観光地も取り交ぜながら楽しんできました。
一人旅なので、今回も節約旅。
東京から夜行バスで京都駅に朝の6時半到着。夜行バスで行くと朝イチから行動できるので便利です。でも、今回は帰りも夜行にしたけど、疲れるから帰りは新幹線にしようと決意しました。
長岡京で降りた目的は3つ。
①長岡天満宮
②乙訓寺(継体天皇の弟国宮伝承地探し)
③長岡京の宮跡めぐり(現在は一部史跡公園として整備されています)
阪急長岡天神駅を越えてまっすぐ歩くと長岡天満宮がありました。
こちらは菅原道真が在原業平たちと詩歌管弦の遊びをした場所であり、左遷されたときにこちらに立ち寄り自作の木像を祀ったのが創立の由来ということです。
夜はライトアップのイベントがあるようです。
天満宮なので境内には牛の像があちこちに。
菅原道真にちなんだ歌碑などがあります。
この鳥居は霊元天皇が上皇になられてからの元禄5(1692)年に寄進されたのですが、平成30年の台風21号によって壊れてしまい、修復不可能ということでこのまま保存されているそうです。自然の力って怖いですよね。
境内の弁天池のところに「紅葉庭園 錦景苑」がありました。紅葉の季節が待たれます。
天神さまは全国に数多くありますが、学生じゃなくなってもつい見かけるとお参りしてしまいます。
移動の途中で見かけたもの。
長岡天満宮から北東に進んでいるうちに今里地区というところを通りました。
吉野の修験道の根本霊場の大峰山に参拝する前に、道中安全と修行成就を祈って禊をした泉があったところです。
大峰山参拝は成年儀礼として行われ、この禊場は昭和40年頃まで使われていたそうです。
街を歩いていて思ったのは、長岡市は京都にも大阪にも近くて便利なところだなあと。
川があって、適度な広さがあって、これが長岡京が作られる理由ですね。
今回の旅行では、実際に街を歩くことで都が作られた地形なども感じられたらいいなと思っています。