貴船神社参拝の後で鞍馬寺に行きました。
鞍馬寺駐車場
土曜のお昼頃だったので、貴船バス停から下山する人のバス待ちの行列が長くて、車で来ることを選んで良かったと思いました(駐車場がたまたま空いていたからでもある)。
一方、鞍馬寺の駐車場事情はどうかというと、ネット情報では貴船神社ほど深刻ではないらしい。
私たち仁王門のすぐ隣の1回500円の駐車場に停めることができました。

駐車場の横に木の細工物を売る小さなお店があって、観光地によくある細工物がたくさんありました。順番にトイレに行く間に、楊枝を買うメンバーもいて。

なぜだか貴船神社ほど鞍馬寺には観光客がいなかったです。
なぜだろう?
いないわけじゃないです。貴船神社が激混みだっただけです。
若い女子がいない印象。



ケーブルカーもあります
鞍馬寺は仁王門を過ぎたあと、由岐神社や「枕草子」にも出てきた九十九折参道(つづらおりさんどう)を経て本堂につきます。
約1kmですがずっと登りなので、足のリハビリ中の友人は途中までケーブルカーを使うことにし、体力に自信のない他のメンバーも行きはケーブルカーで、帰りは歩いて下ることにしました。
ケーブルカーは20分ごとに出ています。
多宝塔の横までほんの2、3分で着いたといいます。下りてからはゆるく400mくらい歩くと本堂です。




私も迷ったけど、「いいよー、遠慮しないで登っていいんだよ」と言われ、多分みんなと一緒だと細かいところを見ることはないかもとも思い、歩いて登ることを選択。
本堂まで歩くと30分と書かれていて、ケーブルカーは待ち時間もあるから、それほど待たせることもないだろうと元気に歩き出す。
(ケーブルカー利用の場合は15分と案内にあったので)

九十九折参道は、「枕草子」で清少納言が、「近うて遠きもの くらまのつづらおりといふ道」と記した坂道ですが、きちんと整備されているのでランニングが趣味の私にとっては全然辛くもない道です。
普段、宮中でほとんど動かない平安時代の女房たちにはきつかったかもねー。(感じ悪い発言)

途中、「しゃおれーん、頑張って―」という声が上から聞こえてきて
「はーい、頑張るよー」と答えるも、(友人の声の気がしたけど、もしや違った?)と思い、後ろに人がいたこともあり、二度目に聞こえたときは返事をしませんでした。
上で合流したときに、やっぱり友人が声をかけてくれたそうで、1回は返事があったのに次から返事がなかったから心配したと言われました。
30分かかると書かれていましたが、参拝しながらでも20分くらいで本堂につき、御朱印待ちしている友人たちと無事合流できました。
九十九折参道
では、一人で登った参道をご案内しましょう。

木陰に進む石段あり。元の道に合流するので登ってください。



白長龍神や白姫龍神の碑などを越えて、

鳥居の上に小石が載っています。上に石を載せるってなかなか難しいと思う。

石垣の上の社から細い水の筋が流れ落ちてきます。
瀧というにはちょっとかわいらしい。

鬼一法眼は牛若丸に兵法を授けた武芸の達人といわれ、武芸上達を祈願する人が多いそうです。
由岐神社

鳥居を抜けたところにある、拝殿の中央に通路があって、そのままずっと石段を登ります。
由岐神社はご祭神が大己貴命と少彦名命ということで、家内安全、家運隆盛、病気平癒などの御利益があります。

ピンボケですみません。

先ほどのお社の向かいにある冠者社はご祭神が素戔嗚尊。
この石段の脇に、「一心に願えば願いを叶えてくれる」という大杉があります。

天に向かってまっすぐに伸びていて神様が宿っていそう。

天狗の顔のついたおみくじがありました。全国でここだけだそうです。
左手奥には、三宝荒神社などがあります。

火の神様、竈の神様です。
日本三大火祭り、京都三大奇祭とされる鞍馬の火祭が毎年10月22日に行われています。
使われるたいまつや写真の展示がありました。

由岐神社の傍らに、涙の滝という小さな川?がありました。

「源氏物語」若紫の巻の歌にちなんでつけられました。
説明看板に『「源氏物語」では、瘧病の祈祷のため北山にある「なにがし寺」を訪れた光源氏は、藤壷の女御に似た幼い若紫と運命的な出会いをする』とあり、この鞍馬寺が「なにがし寺」ではないかとしています。
まだ九十九折参道に入っていません。進みます。

奥にお地蔵さまが祀られています。

鞍馬寺といえば義経なんでしょうねぇ。あまり思い入れがないので登らず。

鞍馬山の本尊である尊天(宇宙・生命・宇宙エネルギー・宇宙の真理)を具象化したものだそうです。
「互いに捧げ合い 扶け合い 共に生きるいのちの環の中で 大きないのちの愛と光と力によって 私たちも生かされている」と案内にありました。

橋の向こうに二つ並んだ社が見えます。七福神の玉杉大黒天と玉杉恵比寿尊です。

大黒天の隣に注連縄のかかった大きな木がありました。
そばにあった説明看板から、かつては双幹木だったけど台風で倒れた近接の木が直撃して損傷したので、上部を切除したとありました。でも、切除したところからも枝が萌芽しているとあります。
このあといよいよ九十九折参道です。

こんな感じでくねくねと曲がりながら登ります。

何町めか分かるような梵字付の碑がたっていますが、途中で見失いました。
友人からの声が聞こえたのはこの頃。

整備された石段が続きますが、ここまで来ればもう一息です。

帰りに下った友人は「下りの階段って地味に膝に来る」と言っていたので、膝が悪い人は帰りもケーブルカーの方がいいかもです。

大正十三年に貞明皇后(大正天皇のお后、昭和天皇のご生母)が徒歩で登って休まれたところだそう。そんなものまで残すとは^^


ここまでくればもうすぐです。

寝殿造りの建物は、貞明皇后の行啓の際に休息所として建造されました。

転法輪堂は、平安時代に13年間も堂内にこもって毎日12万遍の弥陀宝号を唱え続けた重恰上人が、6万字の弥陀宝号を書いて法輪に収めたのがお堂の名の由来です。
その前に手水鉢があり、本堂がすぐです。
本堂到着!

本堂の横にも狛虎がいたのですが写真撮り忘れました。(友人たちも誰も撮ってない。多分興味がなかった?)
御朱印待ちしているところに合流できて、あまり待たせずにすみました。
本堂前の金剛床は、宇宙そのものの尊天と一体化できるパワースポットなので、みなここで写真を撮っていました。
私たちも全員で記念撮影しましたよ。


遙拝所があったので、ここでお参りしました。
左手奥に、奥の院を経て貴船神社へと続く参道がありますが、私たちはここで下山することにしました。
木の根道、義経背比べ石、僧正が谷不動堂、奥の院魔王殿などを経て貴船神社まで歩く人も多いです(当初私は歩いて行こうと思っていた)。
帰りは、ケーブルカー組と、歩き組にわかれて下りました。
朝の8時半くらいに出発してもうお昼になっていて、休んでないのでみんなお疲れ気味です。ケーブルカー組はお昼の話で盛り上がっていたそうです。
お昼は鳳泉の辛子そば
駐車場に下りてきたら12時半を過ぎていて、行きたかった中華料理屋さんが2時半(LO2時)までだったので、急いで市内へ戻ることに。
「もし、並んでたらどうしよう。車停める前に誰か下りて並ぶ?」「プランBはどこにする?」などと、お腹が空いているのでもう必死。

友人お薦めの町の中華屋さん。
お店についたのは1時過ぎだったけど、交差点のすぐそばで、私ともう一人がまず下りて並び、車を停めてから残りのメンバーが合流するという形をとりました。
行列のお店ですが、運よく(お店の方がお客さんに動いてもらったらしい)それほど待たずに6人で入ることができました。
車もすぐ停めることができて、本当にこの日は駐車場運が良い日でした。

クワイが入っているシュウマイは絶対食べた方がいいです!
春巻きも美味しくて、6人でまず一つずつ食べて残りはじゃんけんで。
美味しかったのとすぐ出てきたので、思わず追加注文しそうなのをぐっとこらえました。

正式名は辛子そばではないのですが、辛子そばと注文してもちゃんと出てきます。
麺に辛子がまぶしてあるのか(餡は辛くないから)麺が辛くて、海老も入っていて、途中で酢をかけたりしましたが美味しいです。
まだ少し食べ足りないような気がして、チャーハンを一つ追加(6人なのに)

一人前を6人で分ける大人女子。
夕方6時から夕食の予約をしていたので、すでに2時近かったのでがっつり食べるわけにはいかなかったんです。
チャーハンももちろん美味しかったです。
お店を出てからは、市内の神社をめぐりました。
続きます!