韓国には何回も行ってるけど、私の目的の半分は世界遺産ハンターなので、韓国の流行はよく知りません。
朝5時すぎに家を出てから、ずっと移動し続けて、チェックインしたのは夕方5時近く。
日本より日の入りが遅いとはいえ、かなり日が傾いています。
半月堂は便利
今回は半月堂駅そばの東横インに宿泊。
大邱は都市鉄道が3路線(地下鉄が2路線とモノレールが1線)で、半月堂駅は1号線と2号線の乗換駅。
駅中の地下道にフードコートや化粧品店などもあります。
近代通りという繁華街も近くて、新世界百貨店などのデパートもありました。
週末は、屋台や路上ライブの人もいて、なんか楽しい。
薬令市場通り
薬令市場通りを散策します。
この通りは、韓方薬独特の香りがしていいですね。
(嫌いな人にはつらいかも)
以前、ソウルの薬令市場で、美白になるという粉を買ってパックをしたりしたけど、シンクに流すとつまりそうで、片付けがめんどくさくて継続しませんでした。
くすみがとれて、本当に顔色が明るくはなったんですけどね。
夕方早めにお店はしまるようで、どこもひっそりとしていました。
平日18時まで開いていましたが、ここに入ってしまうとこの後の予定に響きそうで割愛。
チャングムだーと思いながら見る(古い)。
現在は礼拝は丘の上の大きな聖堂で行われていて、ここは博物館になっています。
通りの反対側には薬令市場ぽい門があります。
西門市場から歩いてくるとここに着きます。
桂山聖堂と第一聖堂
桂山聖堂は薬令市場から案内のとおりに進むと着きます。
なぜここに来たか?、推しのCNBLUEのミニョクが来たので。
(信者ではないけれど、と言いながらお祈りをしていた)
暗くて中に入れないように通路にロープがあったので、信者でない私はこっそり覗いて、さらっと帰ります。
この聖堂はソウルと平壌に次いで三番目に建てられたロマネスク様式聖堂です。フランス人のプワネル神父が設計し、明洞聖堂の建設に参加した中国人たちが工事を担当して、1902年に完成しました。
1911年に主教座聖堂を造り、鐘塔を2倍に高くする増築を行い、現在の姿になりました。ステンドグラスなどはフランスから輸入し、大邱に建てられた最初の西洋式建物です。
大邱は近代に、宣教師が多く入り、西洋の思想が入り近代化されました。
民主主義運動も活発だったような展示が町中に多くあったけれど、ちゃんと読まなかったのでよく分からず。
桂山聖堂を見て、丘の上の第一聖堂へ行く途中の90段の階段が「3.1万歳運動路」という場所。
1919年ソウルで始まった「3.1独立運動」は全国に飛び火して、大邱ではこの階段を万歳を叫びながら西門市場のほうへ降りていったそうです。
ここは、「キム秘書は一体なぜ」のドラマで、パク・ミニョンさんとパク・ソジュン氏がロケしたところ。
落ち込んだキム秘書を副会長が慰めるいいシーンなのですが、ここだったんだー、と意外な感じです。
他にも写真撮りたい人がいて、邪魔にならないようさくっと移動。
ロケ地めぐりをしている人は、この階段の名前の由来とか知ってるのかなと思いながらよける。
たまに、日帝強占期の話が出てきてヒヤッとします。
プロテスタントの教会です。
丘の上の聖堂は大きくて、閉まっていたので中はみていないけれど、街が見下ろせてとてもきれいです。
聖堂の裏手は、宣教師たちの家が、修復されて博物館として公開されています。
しまっていたので、ぷらぷらと散策しながら雰囲気を味わう。
1893年から宣教活動を行っていたアメリカ人の宣教師たちが1910年頃に建てました。大邱の初期の西洋建築の様式を知ることのできる重要な資料となっています。
この時、夕方で雰囲気もよく人がいないせいか、実はウエディングフォトを撮っているカップルがいて、おばさんとしては邪魔をしてはいけないと、かなり気を遣いながら散策していたのですよ。
西門市場
うちのミニョクがVログで行っていた西門市場。
衣料品店などは昼の営業を終えて店じまいで、少しずつ屋台は始まっていたけど、なんとも微妙な時間帯でした。
すでに出来上がっている人たちもいたけど、食べ歩きしたいものもなくて(本当はミニョクが食べていたチーズが入っているハンバーグみたいなものとか、名物のぺたんこ餃子とか)、そのまま帰る。
歩くのが苦にならないので歩くけれど、地下鉄も整備されていますのでご安心を。
근대 골목 단팥빵(近代路地あんぱん)店
事前に調べていたら、テグには老舗の有名パン屋がいくつかあるらしい。
통옥수수빵(とうもろこしパン)が全国的に有名な삼송빵집(三松パン屋:ハマるほど美味しいので、とうもろこしパンは麻薬パンとも言われるらしい)、반월당고로케(半月堂コロッケ:韓国では、カレーパンのような揚げパンもコロッケという)、そして、この近代路地あんぱん。
チェーン店で、市内のあちこちにありますが、コロッケ店は見つけられなかった。
なんなら東大邱駅内に三松パンと近代路地あんぱんはあるので、美味しかったら移動前にまた買えます。
看板があるけど、閉まっているのかと思ったら開いていました。
すごくかわいいお店とパン。
ちゃんとお店の人に「写真撮ってもいいですか?かわいいから」と聞いて撮ってますよ。
この店の売りはクリームあんぱんらしいが、ベストと書いてあったぱんと、クリームチーズパン、クルンジ(クロワッサンをヌルンジというおこげ料理のように平たくしたもの、最近韓国で流行っている)を買う。
これで、10700Wというのは、高いような。。。
ベストのパンは、あんぱんに求肥が入っていて、上にチョコチップ入りの甘いホロホロが載っています。3000W(約330円)、うーん。
でも、この後、ソウルに行ったらもっと高いおしゃれパンばかりで、テグが良心的に思えました。
삼송빵집(三松パン)
看板の一番左が名物のとうもろこしパン。
夜だからかひっそりとして、品物もすくなくなっていました。
名物のとうもろこしパンとくるみあんぱんのセット、メロンパンを買う。全部で8500W(約920円)
手で引きちぎると、ビジュアル的に美味しくなさそうになるので、次からはナイフ持参します。
メロンパンは日本と同じく安心の味で、くるみの砕いたものが入っているあんぱんも好みの味でしたが、とうもろこしパンはハマるほど美味しいかと聞かれると・・・
パンの中にほどよい甘さのクリームとコーンがぎっしり入っていました。
私は、パンはとりあえず焼きたい派で、ふっくら、ふんわりより、サクサク、カリカリが好きです。
もし、このパンをトースターで温めて、軽く焼き目がついていたら好みの味になったかも。
余談ながら、韓国語の擬態語は日本語と似ているのもあれば、まったく似ていないものもある。
ドキドキするは、ドゥグンドゥグンなので伝わるけど、サクサクはパサパサという。「このパン、パサパサだね」は韓国では誉め言葉なので、要注意。
中和飯店のヤキウドン
名物ついでに、中和飯店のヤキウドンを食べに行く。
大邱の名物10味の一つという。
ヤキウドンという料理は、海鮮や野菜などとうどんを辛口のたれで炒めた料理。
深く調べなかったけど、植民地時代に始まったのかな。
注文はQRコードをスマホで読み取ってと言われたが、私は韓国のスマホを持っていないので、「日本人なのでわからない」というと、紙のメニューを持ってきてくれました。
よく見たら、おじさんたちもメニュー見てた。
ハサミがついていたけど、何に使うのが正解だったのか?
麺が妙に長かったので、切ってみたけど良かったのかな?
エプロンはあるので、服にはねる心配はありません。
辛いけど、食べられないほど辛くなく、美味しく完食。
エビがたくさん入っていて美味しい。
口直しに、甘いものかさっぱりしたデザートを食べたいところだけど、おばさんのお腹は別腹まで満腹。(夕方にタッカンジョンを食べてるから)
部屋で食べようと、コンビニでヨーグルトなんかを買って早めに撤収。
韓国のコンビニには、日本のコンビニのような美味しいスィーツはありません。
1+1という謎のサービスがあって、一つ買うと一つサービスになる。
このヨーグルトは1+1だったので、1個分の値段で2つ買えました。
半額のほうが私は好きなんですけどね。
パンは古墳巡りのお昼として食べる予定です。