今回の関西旅行、一日一つ以上古墳をめぐってみたいと思っていました。
京都河原町に宿泊して、3時には京都駅につきたい、それなのに古墳を見学することはできるのか?
答えは、見学できましたー!京都市内にも古墳はあります。
でも、今回はあえて御陵をはずして、「京都の石舞台」とも呼ばれる蛇塚古墳に行きました。
京都の太秦にある蛇塚古墳は、今は墳丘の土が失われて石室が露出していますが、
かつては全長75mの前方後円墳だったそうです。
玄室部は長さ6.8m、幅3.9m、床面積25㎡で全国4位の大きさだそうです。
石室の長さは17.8mといい、石舞台古墳が19.1mなので匹敵する大きさですね。
嵐山電鉄帷子ノ辻駅から住宅街の中を5分ほど行くと突然見えてきます。周りをぐるりと一周できます。
羨道が見えます。保存のため鉄骨で補強しています。
ちなみに蛇塚というのは玄室に蛇がかつて住んでいたからだとか。
まわりには住宅があります。空中写真を見ると、前方後円墳のあったようなかたちに住宅が建っていました。
刀剣乱舞とコラボしていて、駅の看板もこんな感じに。
刀剣乱舞好きなおばさんと思われたかも。
さて、蛇塚古墳の次に歩いて天塚古墳にも行きました。先ほどの蛇塚古墳もそうですが、道に案内表示など全く無く、住宅街のなかを地図を見ながらなんとなく着けたーという感じです。
赤い鳥居があります。
鳥居をくぐると伯清稲荷大明神の碑があります。説明の看板を読みます。
左手に行けそうなので行ってみます。虫除けスプレー無い人は夏はやめたほうがいいかもです。
とりあえず上へ。
いくつか祠がありますがお賽銭箱すらなく手を合わせるのみ。ご祭神もよくわからなかったので。
別のほうへ降りていくと、伯清稲荷大神の事務所(と思った)のような建物の裏手に出て、そのまま建物に沿って周り、また鳥居のところまで戻ってきました。
後日調べたら、建物の奥に石室があり、中に入れたそうです。
そういえば、最初の看板の説明にも「石室内に伯清稲荷大神の祭壇があり巨岩の組み合わせを見ることができる」とありました。
ちゃんと探せばよかったー。
ちょっと不思議な雰囲気で怖いような感じもしたので長居できなかったというのもあります。
稲荷大神の祭壇というし、夜とか無理かも。
住宅街と工場の間にあり探しづらいですが、観光客が全くいない京都を体験したい方にはぜひ。
前日に急に関西に行くことになり、あわてて調べたから「本当は玄室見られた!」とか「レンタサイクルも使えたのに」とかいうことが多くて惜しい部分も。
でも、多分また大阪には行くことがあるからその時にリベンジしようっと。
長々とおつきあいありがとうございました。