継体天皇は、以前福井旅行したときに色々調べたり足羽山公園で像を見たりしたので勝手に親近感を持ってます。
この大王の杜にある「今城塚古代歴史館」では高槻市近辺で出土した品を中心に展示があり、希望すればボランティアガイドさんが丁寧に説明をしてくれます。
この高槻市あたりはかつては三島と呼ばれ、三島最古の安満宮山古墳から「青龍3年(235年)」の銅鏡が出土しています。ガイドさん曰く、「館長の方針で模造品をおかず現品を展示している」とのこと。
「卑弥呼の鏡、初めて見ました!」と喜んだら、そこからガイドさんが色々教えてくださってとても楽しかったです。
群家車塚古墳、武人の墓としての土保山古墳、埴輪生産の新池遺跡のことなど多くの遺跡があり、展示も見応えあります。
その場にいたかのように話すガイドさん、話が上手でひきこまれてしまいました。
ただ、6月の地震の影響で武人埴輪など多くの埴輪が壊れてしまって現在修復中とのこと。残念。
はあー、宿題が増えたなア。
歴史館を見学のあとは、古墳公園に戻り、埴輪の祭祀場の復元を見に行く。
巨大な家形埴輪や楯型埴輪が目立ちます。
力士の埴輪も。古代では相撲は神事です。よく見ると、水鳥の埴輪のところで子供がかくれぼをしています。
市民の憩いの場としてみなが自転車乗ったりピクニックしたりしていい感じでした。
武人や馬の埴輪も多いです。そうそう、この今城塚には「牛」の埴輪もありました。初めて見たかも。
そして、階段があるので登ってみます。
登ってみました。
この前半の四角部分は造出といって、儀式の場所だったらしいです。
前方後円墳にも横にこういった舞台がついているものもあるのですね。
企画展として、「藤原鎌足と阿生山古墳」を行っていてこれも面白かったです。
たかつき・いばらき歴史遺産カード。大阪はカードが多いなあ(笑)
さて、ガイドさんの説明を聞いていたら、すっかり時間が遅くなっていて、
師匠(夫さん)との待ち合わせにギリギリかな、という時間に。
すると、先ほどのボランティアガイドさんが「ちょうど帰るから送ってあげるよ」となんと高槻市駅まで送ってくださいましたー♪
千葉から一人で来たと言ったからかな。
車の中でも色々話せて本当に楽しかったです。
これまで、ガイドさんの話を聞くより一人で気ままに見るのが好きだったけど、これからはガイドさんの話を積極的に聞いてみようと思いました。
さて、京都の宿は、「Len 京都 河原町」というゲストハウス。
二段ベットのツイン。一人4000円と宿泊税200円。
シーツを自分たちでセット。寝るだけだからベッドがちゃんとしているので十分。
シャワーやトイレは共用だけど清潔でした。これでいいなあ。
共用スペースで朝食。キッチンには調理器具や食器、調味料などもあって調理もできます。
私たちはコンビニでパンを買って、珈琲を淹れて朝食。(珈琲や紅茶類もある)
冷蔵庫には名前を書いてしまう。日本なら取られることもないからなー。
かつて外国でゲストハウスに泊まったことあるけど、共用の冷蔵庫なんて無かった。
一階にはカフェバーもあります。この写真は朝撮ったのでお客さんはいないけど。
にぎわっていていい雰囲気でした。
そして、師匠と合流して京都の夕食は河原町にある師匠が気になっていたという「京極スタンド」
なかなか雰囲気がありますが、とにかく狭くて、たまたまお隣のお客さんが大声なのでちょっと引き気味。
(私はお酒を飲まないせいもあるけれど、この雰囲気に圧倒される)
牛筋の煮込みが美味しかったです♪手書きの伝票が歴史を感じさせます。
こうして関西旅行も楽しく過ぎていきました。