友を訪ねて260里―その1 宮地嶽神社
中学以来の友人の一人が下関市に住んでいます。
その友を訪ねて大満足の旅行をしてきました。
友よ、本当にありがとう~♪
今回福岡空港にはピーチで行きました。
260里というのは、千葉~福岡間の約900KMをざっくり換算しました。
平日のシンプルピーチ(便変更有料で荷物預け、席指定無しなど一切の便宜無しのプラン)で往復12000円。
九州が近いと思ったのは初めてです(笑)
空港まで友人に迎えに来てもらい観光へGO!
到着時刻11時05分を間違えて11時50分と打ったのに、
早め行動で11時10分には空港に来ていてくれた友人に感謝~。
実はすでに何度もお家に行ったことはあるもののいつも雨ばかり。
(飛行機が大雨で飛べないかもとか、観光中に避難勧告が出たり、下関海響マラソンも雨の中だったり・・・) そんな中、3日間とも雨に降られないなんて初めて!やっと日頃の行いを神様が^^v
晴天の中、友人の車でまず向かったのは宮地嶽神社。
「光の道」で有名な神社です。
数年前嵐のCMで有名になったところです。
「巫女っちゃけん」という映画のロケ地でもあるのですが、私はその映画を見ていません。
駐車場はかなり広いけれどガラガラ。
これが光の道の季節(2月と10月)にはきっといっぱいになるのねぇ。

さっきから「光の道」と何度も書いていますが、それは夕日がこの神社の参道から海までをまっすぐ照らす光景のこと。この時期は光の道は見られませんが、神社から海までまっすぐ参道が伸びていてとても清々しく感じられます。なんたって、海も空もとても青く輝いているので。

階段を登っていると海が見えてきます。

登り切ると本当にまっすぐ海に向かっているのが分かります。
光の道は動画で探してくださいねー。

光の道だから来たかっただけでなく、こちらのご祭神は「息長足比売命(神功皇后)、勝村大神、勝頼大神」ということで、何事にも打ち勝つ開運の神様。渡韓の時にこの地に滞在されて、宮地嶽山頂から大海原を見て祭壇を設け祈願し船出したとされています。
このところ、ちょっと古代史や日本の神話を読み返していたから来たかったんです。

境内に入ると菖蒲がたくさん咲いています。菖蒲まつりは数日前に終わっていましたが満開です。勝利の神様だから菖蒲なんだねと友人に言われて気付く。

ご本殿の注連縄。
この神社は3つの日本一があり、この注連縄と、大鈴(鐘ではなく鈴)、大太鼓です。大鈴と大太鼓はガラスが光ってしまうので写真撮れませんでした。ご本殿の前も色とりどりの菖蒲が満開です。
ご本殿でお参りの後は奥の宮へお参りです。
社務所で用紙をもらって、奥の宮八社めぐりに挑戦です。強い日差しでも鎮守の森の中は涼しく気持ちが良いです。

あじさいがきれい~

2番社 稲荷神社 やっぱり鳥居がたくさん。
本殿の中に階段があって、どこまで続くのかちょっと気になります。


不動神社のそばの手水鉢が龍でかっこいい。

3番社 不動神社 お相撲の興行ではありませんよー。
さて、この不動神社ですが、ここは日本最大の巨石古墳(国の指定史跡)なんです。
横穴式石室を持つ巨石古墳が発見されたのは200年以上も前で、高さ・幅5m、全長23mもあるそうです。
(石舞台古墳よりも大きいそう)宗像の古墳群とは違う石材で作られたこちらの石室に葬られたのが誰かは特定できていないそうですが、素晴らしい副葬品(国宝指定)から相当な有力者と考えられています。
巨石古墳の発見を機に、不動神社を鎮座して、あわせて奥の宮に八つの社を祀り、八社をめぐれば大願成就するというようにしたそうです。
この後の4番社 万地蔵尊は小さいのでお見逃しなく。

6番社 三宝荒神 (かまどの神様。右手に大きなかまどが見えます)
こちらの狛犬は耳が大きくておちゃめなお顔してます。
