今年我が師匠(夫さん)は、去年悪天候で登れなかった剣に挑戦するらしい。
その前に色々とトレーニングをしたいということで、どこか登りたい!と。
東北・北陸はまだ雪が残っているので、
この時期登れそうな百名山の恵那山に登ってきました!
千葉を金曜夕方5時ごろ出て、首都高の渋滞にはまり、中央道も始めのうちは流れが悪かったけれど、
山梨を過ぎればどんどん流れて飯田市内には10時過ぎには着きました。
夜はけっこうな雨、天気予報では翌日は梅雨の晴れ間のはずなんだけど・・・
翌朝5時にはチェックアウトし、昼神温泉・月川温泉などを抜けて、
広河原登山口に5時40分ごろ到着。
空は晴れていて絶好の登山日和!
ゲート前の駐車場にはすでに車が3台。
(おそらく20台くらい停められそう。この駐車場の手前にも若干停められそうなスペースあり)
駐車場のトイレはきれいです♪ありがたいです。
登山届を提出し、登山開始です。(6:00)
ゲートから登山口まで2キロの林道を進みます。林道に落石が多いのでちょっと怖い。
30分弱歩き、トンネルを抜けるともうじきです。(このトンネルの中も壁が一部崩れていて心配)
安全の碑。
碑の手前、↓この文字の消えそうな看板の横の梯子を下りて川を渡ります。
この丸太橋を渡ったら登山道です(6:31)
途中板が外れているし、前夜の雨で丸太が濡れているし、結構高さがあるしで
私にとっては今回の登山コースの中で一番怖かったところです。
(逆にいうと、ここ以外は難しいところがなく登りやすい山でした)
この写真は帰りに撮ったもの。高さがあるし、下っているし、
ところどころ横板無いしで、ほんと怖かったんですよー。(しつこく言う)
登山開始は急登気味。笹の多い林の中を登っていきます。
林の中なので風がぬけるし、涼しくて気持ちいい~。
川の水音が聞こえているし、蛙の合唱も聞こえるし。
途中、石かと思ったら大きな蛙でいきなり飛び跳ねたので腰が抜けるかと思った。
今回一番怖かったのが橋で、二番目がこの蛙。
1/10到着(6:49)このように案内板があったので目安になりました。
私たちがこの日最初の登山者だったので、
登山道にあった蜘蛛の巣を一手に引き受けていました(笑)
顔に糸がつきまくり。私の後ろを歩いている師匠も蜘蛛の巣が付いていたらしい。
登山道は整備されていて登りやすいです。
だけど、丸木のハシゴは滑りそうで這って登りました。
(私はストックを使わないのでバランスが取れないため)
こういったハシゴがかけてあります。鎖場はなく安心。
2合目 7:05 3合目7:21 4合目7:36 と急登なのになかなかいいペースではないでしょうか。
4合目から道がゆるやかになって、明るくなり、眺望がよくなってきました。
雲海の向こうに青い山が見えます。
師匠がいうには南アルプスらしいです。名前を聞いたのに忘れてしまった―!
5合目 7:49 このあたりの道は笹が刈ってあって歩きやすくなっています。
こういう整備もしてくださっているんですよね。
この日、まだ早くてそれほど人がいなかったので人気が無い山だと思っていたので、
それなのにこんなに整備されていてすごいなーと。
(でも、帰りに団体さんともすれ違い人気の山であることが判明。確かに登りやすいし良いかも)
6合目 8:06 を過ぎたところで、きれいな景色を見ながら休憩。
お天気が良くて本当に良かった♪
7合目 8:22 7合目を過ぎてしばらくしたらまた急登気味に。
8合目 8:39 9合目 8:51
頂上です!9:05
でも、頂上から眺望はありません。
胞山とありますが、ここは天照大御神の胞衣を埋めたとされる信仰の山でもあります。
三角点と眺望が見えない展望台。
ネットで見たら、恵那山には頂上が二つあるらしい。
この一等三角点とは別に最高地点があり、そちらに頂上小屋などもあるそう。
ここからは10分ほど歩くみたい。
私たちが頂上について休憩していたら、若者が二人登ってきました。
「なんか達成感ないっすねー」などと話していました(笑)
重量級夫婦の私たちが「林のおかげで涼しくて時たま眺望見れて登りやすくていい山だー」と
言っているくらいなので、彼らなら楽々かも。林道は走ってるでしょ。
山頂小屋は別にあるのですが、恵那神社の本社もあり、
無事の登頂の感謝と下山の祈願をしたのでここから降りることに。
山頂でおにぎり一つ食べて下山開始です。(9:27)
花の百名山にもなっているそうですが、途中見つけたのはきのこと↓この白い花。
下り始めたらたくさんの人たちとすれ違いました。団体さんもいたし、トレランぽい若者も。
私たちが登った広河原登ルートは恵那山の登山ルートの中でも最短コースだったので人気があるようです。
登りより下りで転ぶことの多い私なので緊張しながら降りていきます。
師匠に「ストック使う?」と聞かれるも、狭い石の道や木の根がある道はストック使うと置きどころが悪くて逆に滑りそうで怖い。
ザレ場ならストック使うほうがおりやすいのは分かっているけど、みんなストックをどうやって使うんだろう?段差が大きいところは後ろ向きに這って降りる方が安心なので・・・
最後にあの怖い橋を渡って、林道に出ればもう安心。
シーズン初めの登山にしては楽しく登れたので私は大満足。
ゲートには11:50に戻ってきました。
今シーズンもこんな感じで楽しく登れるといいな。
しかし、翌日筋肉痛になってしまったー。まだまだトレーニング不足だわ。体も重量級だし反省。
師匠の百名山登山バッチコレクションがまた一つ増えました。
このバッチは、園原ICのそば、園原の里ビジターセンターははき木館で売っています。