しゃおれんの旅日記

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憧れのミャンマー旅行 その③ 初日からヤンゴンが好きになりました

今回はANAの直行便でヤンゴンへ。
土曜の午前中、6割くらいサラリーマンらしい男性。こんなに観光客の割合の少ない便というのは珍しい。
邦画を見たり、音楽聞いたりしているうちに早くもヤンゴンに到着。
 
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見渡す限りの水田。日本の田舎のよう
 
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ゴルフ場が見えます。実はミャンマーはゴルフ場が多いそうです。
ミャンマーのサラリーマンも接待ゴルフをするそうですよ(ガイドさん談)
 
 
空港でガイドさんに迎えられ、まずはホテルに向かう。
出たとたんの熱気とタクシーの客引きに「アジアに来たー♪」とうれしくなる。
 
専用車で市内へ向かう車の中でガイドのエイヤーさんに「どうしてミャンマーへ?」と聞かれ、
「仏教三大遺跡のバガンに来たかったから」と答える。
ミャンマーの現地情報などを聞きながら、窓の外を眺める。
棕櫚の木、いかにも南国の町。車の渋滞。ロンジー(民族衣装で腰巻のようなもの。男女とも着ている)を着ている人たち。
 
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軽トラの荷台を改造したトラックバスに「これぞアジア!」とテンションがあがります。
この荷台バスの座席の端に乗っていてよく落ちないなあと感心します。
 
トヨタの車がとーーっても多い。ヤンゴンは8割くらいトヨタ、たまに日産、ホンダ。
大型の市内バスは、韓国のお古なのかハングルが残っていることも多いけど、
マイクロバスのYBS(ヤンゴンの市内バス)は圧倒的に日本の学校バスのお古。
〇〇学園のバスや〇〇幼稚園、そのまま校名の文字が残っています。
 
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こんな立派に書かれた社名も。

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なんでも、日本車の中古車は信頼があるそうで、日本語はそのまま残すそうです。
そのままというのは無事故の証明でもあるそうでよりいいそうですよ。
私たちが観光で使った車も内装もそのままで、
「エアコン」とかカタカナのボタンをそのまま運転手さんは押していました。
そういうのを聞くとうれしい。


でも、途中でなんだか違和感が。アジアの街のはずなのに、なんか違う。
 
それは、ヤンゴンのメインストリートは片側三車線で車が多いのに、バイクがほとんど走っていないこと。
もちろん過積載のバイクも逆走バイクもない。
ただし、ヤンゴン以外の地方では過積載バイクは元気に走っていました。
 
そして、なにより、クラクション音が聞こえないんです!!
インドやベトナムではクラクションが鳴り過ぎて、もはや「静けさや岩にしみいる蝉の声」のようだったのに、
ヤンゴンの車はクラクションをよほどのことがないと鳴らしません。
さらに、そこそこみな車がきれい。
アジアのよその町では車の元の塗装の色がわからないくらい砂埃で汚れていたりするのに。
 
 
それと、道にゴミがほとんど落ちていない。
そりゃあ、舗装は傷んでいるけれど。
過去に色々旅行したけど、経済発展の途中の国だからといって、モラルが低いというわけではないし、
その逆もあるなあということを思いだした。
ウズベキスタンの街でも、まだ家はぼろかったけど、みな自分の家の前をほうきで掃いていて清潔な街だった。
10年くらい前までよくヨーロッパに行ったけど、パリは犬のフンが本当に落ちていたなあと(今はどうかわからないので、これはあくまでも個人的な印象)
 
過去に読んだ旅行記では、
ミャンマー人は勤勉で貯金が好きでシャイらしい。なんとなく日本人に似てますよね。
 
 
ロヒンギャ問題とか、今も残る軍政の名残と少数民族の勢力争いとか、
外国人が簡単に踏み込めない問題も多く、
観光客の私がそこを論じるのは遠慮するべきと思います。
 
でもでも、初日からヤンゴンに好印象。
 
ホテルは、カンドージ湖のそばの「ベストウエスタン グリーンヒルホテル」
ゴージャスではないけれど、なかなかきれいで良かったです。
必要なものは一通りそろっていて、ポットもあってお茶も淹れられます。
NHKが見られました。
最終日の朝に気付いたけど、近くにコンビニもありました。
 
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ロビーにあったタナカ(ミャンマーの日焼け止め。女性は全世代、子供も塗っています)
柑橘系の木を少量の水を塗った石皿ですりおろして顔に塗ります。
ヤンゴンでは、ガイドさんのように化粧している人もいますが、地方では女性の化粧はほぼこちら。 初日の夕食は、湖のそばの高級ミャンマー料理店「カラウェイパレス」本来のミャンマー料理は油を多用し辛いそうですが、外国人向けにアレンジしているとのこと。
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見た目からしてパレス感強し。
入り口に行くまでにミャンマーのスナックを味わいます。
 
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落花生のお菓子。見た目と違ってソフト。
 
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タナカを塗った女性に薦められたのが、小麦粉をカールのような形に揚げて黒蜜をつけて食べるお菓子。ミャンマーは揚げ物と甘いモノも好まれるそうです。ぽちゃぽちゃ女性多かったなぁ(私が言うか!?)
 
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たこ焼きのようなもの、とお好み焼きのようなもの。たこではなく豆。どちらも美味しいです。
写真を撮っている私とその隣は現地ガイドのエイヤーさん。上下オーダーメイドのロンジー着ています。
 
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入り口では、ありがちな記念撮影。ミャンマーの男性は精悍な顔立ちが多く、
日焼けして真っ黒なので強そうです。あまりニコニコしないので怖い。
 
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ミャンマービール(このレストランでは1本5800MMKもした。びっくり。)
ビュッフェでとりあえず色々試す。
天ぷらやおひたしは日本と違うけど、でも日本人も好きな味。
奥のお皿のカレーのようなものは、タイカレーよりはインドカレーに近い感じ。
 
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そうめんのような軽食。モヒンガー。もっとトッピングを載せればよかった。
 
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そして、ありがちな民族舞踊。私たちは6時の開店と同時に入店して、7時過ぎには帰ってしまったので、
その後のショーの盛り上がりが分かりませんが、ガイドブックを見るとものすごいようです。
 
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ホテルに戻る前に、ライトアップされたシュエダゴンパゴダの写真を撮りました。
車が来ない隙を狙って車道の真ん中で。いくらヤンゴンの車は人を撥ねないと言われても怖い。
 
翌日はバガンに向けて朝早く出発なので、この日は早めに就寝。