ガイドブックに「北海道の百名山で一番登りやすい山」とありましたが、本当に登りやすい山でした。
登り始めはゆるやかな林の中。(10:43)登山開始
雌阿寒岳は活火山なのでした。
木の根の階段も一段一段が小さくて登りやすい。
あっという間に一合目(10:57)林の中をゆるゆる登る。
二合目もすぐ(11:11)
三合目(11:20)活火山の注意書きを見て緊張する。
御嶽山のニュースはまだ記憶に新しい。
そういえば今まで噴火するかもしれない山って、箱根くらいしか登ったことない。
三合目を過ぎるとハイマツの林になって明るくなる。
火口から1km圏内の看板。
この日もすっごくいい天気。暑い暑い!!
この辺は少し急だけど、それでも細かく段が作ってあって大変というほどもない。
七合目(12:14)
多分メアカンキンバイ。
道はずっとこんな感じ。レキレキです。(火山礫の道)
八合目(12:25)
九合目(12:41)に出たら、硫黄臭がすごい!
噴火口も見えてこれぞ活火山という感じ。
風向きによっては酔いそうなくらい強い硫黄臭。(硫黄では酔いませんが)
雌阿寒岳頂上!(12:50)
雄阿寒岳と阿寒湖が見えます。その手前左はフップシ岳(1225m)、
さらにその手前は火口です。すごい迫力。
頂上には多くの人がいて休憩したり眺望を楽しんでいましたが、
けっこうすごい硫黄臭なので早々に退散。途中で休憩することに。
噴火口も見えたのですが写真撮り忘れ。
左手は阿寒富士(1475m)かな?
下りは火山礫でザレザレだったけど、それほど苦労せず下りられました。
3時前には登山口に着いて(この日もトイレに駆け込む私)、
野中温泉別館で雌阿寒岳のバッチを買う師匠。
ここは硫黄が強い温泉なので入らず、そのまま今日の宿泊地の清里町に向かうことにしました。
参考タイムは5時間10分のところ、4時間ちょっとで終了。
斜里では師匠がダウンしたから7時間近くかかったけど、技術のいらない雌阿寒岳はザクザク登って降りてきた。
体力よりも暑さに負けそうな連日の登山。師匠が「暑いのがこたえる」と言うので「朝10キロ走ってから倉庫バイトに行くほうがしんどい」と答えると「どんだけキツイバイトに行ってるの?!」と驚かれました。
体力だけなら自信はあるんだけどねー。
この日と翌日は清里町の「ロッジ風景画」へ宿泊。
部屋から斜里岳が見えて感動!
お食事も美味しくて大満足。
オーナーは埼玉から家族で移住してきた方で部屋にあった移住記を師匠と二人読んで「はあーー」と。
この宿にはシャワーはあるけど、お風呂は時間が決まっているそうなので、
近くの緑青荘(公営の温泉390円)に行く。お湯が柔らかくていい温泉でした。
次の日は午後から天気が悪くなる予報。やっとお休みです♪
オーナーさんにお薦めの場所を聞く。楽しみだー。