しゃおれんの旅日記

インフラ等は記事を書いた時点のものです。現在の状況はご確認お願いします。

懐かしの清里その2-サントリー白州工場見学

午前中は私の好みの「平山郁夫シルクロード美術館」につきあってもらったので午後は師匠のおつきあい。

サントリーの白州工場の試飲付見学に行きました。
小淵沢駅から送迎バスに乗って、森の中の白州工場へ。

イメージ 1

見学者は緑のストラップのカードを首から下げます(車で来た人はオレンジのストラップ)
14時のツアーも大盛況。
このところウィスキー人気がすごいらしくて予約無しだと自由見学すら待つこともあるそうです。

イメージ 8


まず初めに醸造の見学。

イメージ 2

中に入るともわっと熱気。すでにお酒の香りがすごいです。


イメージ 3
もろみができているそうで、2日目の樽を覗くと中がほわーっと泡だらけ。

イメージ 4

この後蒸留へ。スティルポットの形がさまざまで、初溜と再溜の組み合わせでも味が変わるとか。
その組み合わせはほんとうに多様だそうです。
奥に窓があって、森が見えるんだけど写真を撮ったら明るすぎて光しか見えない・・・

イメージ 5

蒸溜を見学したら、お次は樽の貯蔵庫へ。バスに乗って移動します。

山崎工場の貯蔵庫もなかなかのものでしたが、こちらの貯蔵庫はガイドさんが事前に「中は香りが華やかに広がりますので、香りが苦手な方はおっしゃてください」というほどの華やかなお酒の香りが充満していました。
なので、みな樽の並ぶ通路のほうを見にいっていたけど、私は空気が入ってくる出入り口のそばを死守。警備員さんに「大丈夫ですか?」と聞かれてしまいました(笑)
イメージ 6

師匠が見に行って写真を撮ってきてくれたけど、クレーン車みたいのが樽を持っていくそうです。

さて、こうして見学が終わり。次はいよいよ試飲時間です。
一人一人にテイスティンググラスに入ったウィスキーと天然水と炭酸天然水とおつまみがセッティングされています。

イメージ 7

左からホワイトオーク樽原酒・ライトリーピーテッド原酒・白州が2杯。
白州が2杯あるのは、最後の一杯はハイボール用に。(炭酸水もそのためにある)
ガイドさんの説明を聞きながらの試飲です。色を見て、香りを楽しみ、加水してからやっと飲む。
ハイボールの美味しい作り方も教わる。ミントをたたいて香りづけ。

だけど、お酒が飲めない私はウィスキーの華やかな香りすら本当は無理。
師匠が私の分も二人分飲んでました。
周りを見ると彼氏が試飲を楽しんで彼女はピンクのストラップでジュースを一杯飲んでいるというカップル多し。
私は運転できないからねー。電車とバスで来るしかない。


こうして見学を終えて、売店を見たものの原酒が無いということで師匠はお買い物せず。
ウィスキー博物館(こちらは自由見学)のウィスキーと科学のコーナーで「精留塔内部の成分分布」とか構造式とかに師匠がものすごく食いついて熱心に見学していた。
密造酒を作っている家族の人形が笑える。

余市、山崎、白州とあちこちウィスキー工場を見学して作り方もだんだん分かってきたし、ピートの香りも分かってきたけど、ウィスキーのおいしさがこれっぽっちも分からないからホント実用的でない知識だわ。
だけど、師匠がとても嬉しそうだからまあいっか。

白州工場のそばにシャトレーゼの工場もあるそうですが、送迎バスで駅まで行く私たちは寄ることが出来ず。
小淵沢には乗馬体験やそば打ちなど体験できるところも多いようだし(電車やバスから見た)、おしゃれなお店も多そうだけど、車が無いと難しそう。
清里も駅のそばは閑散としていると思ったけど、最近の旅行者は電車で来る女子高生や女子大生ではなく、車で来る人たちが多くて、実はけっこう盛り上がっていたりするのかも。

昼間の雨が夕方には止んだものの、夜になるとまた雨が降りだし、翌日の天気が気にかかる。
天気予報では午前中は曇りのようだけど、今降っている雨は果たして止むのか・・・
少しの雨なら登山は決行、大雨だったらどうしようと話しつつ早寝。